アラサーOL【婚活のリアル#95】不倫がはじまる? カズキPART4
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「不倫がはじまる? カズキPART3」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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既婚男のカズキと出会い、食事をし、「つき合って欲しい」と告白された2019年の秋。
私はあれからずっと返事をしていなかった。
というより、できないよね(笑)。たとえ今後、私も彼に好意を持って、好きという感情に変わったとしても… 妻のいる彼とはつき合えない。
初めて一緒にご飯を食べた日から、ほぼ毎日連絡を取り合っているけど、今は私のまわりに目ぼしい男がいないだけ。そう思うことにした。
そんなモヤモヤした気持ちが落ち着いた頃、カズキから連絡がきた。
カズキ「今晩空いてる? 連れて行きたいところがあるんだ」
私は、彼のことは友人の1人として考えるようにしよう! と、割り切って誘いに乗った。
金曜の夜。カズキが連れて行ってくれたのは「ホテルメトロポリタン丸の内」だった。
あら、私たち夜の運動会しちゃうのかしら♡
そんな想像を膨らませつつ、27階にある「TENQOO」という美しい夜景の見えるフレンチのお店にやってきた。
案内された窓際の席には何組ものカップルが食事をしていて、すぐお隣では彼女のお誕生日をカップルで祝っていたり、あっちでは結婚1周年で店員さんに写真を撮ってもらったりしている。
そんな光景を横目に、さっきから彼が何かを言っているのを無視してメニューを開く私。どうやらコースの予定らしい。私も素直に従った。
カズキは「元気にしてた?」とか、「仕事の方はどう?」と、話しかけてくる。適当に答える私。
そしてついに、
カズキ「僕じゃだめかな」
魚料理でフォークが止まる。
メインのお肉を食べながら私は彼に聞いてみた。
私「もし関係が始まって奥さんにバレたら? もし私が訴えられたら? 冗談じゃないわ。そんなゴタゴタまっぴらよ」
静かな店内で静かに話す私の言葉に、彼はとても困った表
情をしていた。すぐに返答できないのは、やはり奥さんと別れるなんて想像もしていないのだろう。
正直、別れてでも君とつき合いたい! と本心から言われたら私もグラっとくるかもしれない。それにこんなに夜景のきれいなレストランだしね。
はぁ~、私何やってんだろう。未来のない既婚の男とフレンチのコース食べちゃったりして…。
それでも、言いたいことが言えたことに内心すっきりした私だった。。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪