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LOVE

2020.07.17

不倫彼氏からの「終わりにしよう」… 私は彼と家族になりたかった【30代OLのリアル婚活#74】

長く続いた既婚者の彼との関係に“終わり”がやってきた。アラサーOLつかさのリアル婚活ブログ74回。波乱万丈な東京男との日々をせきららにお届け。

アラサーOL【婚活のリアル#74】初めて愛した男・ひろくん11〈完〉

こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「うなぎで精を! セフレで性欲を!?」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡

>>【婚活上京物語】これまでの記事

2019年6月。

本格的な夏が目の前にせまっていたとある土曜日。

私は土曜出勤をしていた。ちょうどお昼過ぎだろうか、不倫彼氏のひろくんから連絡が入った。

(c)Shutterstock.com

彼からのメッセージは一文で、「おふくろが亡くなった」と。ある程度覚悟していた私は「お母さんの傍についてあげててね」と送る。

そして、これも覚悟していたけれど、相当なショックを受けた彼から「終わりにしよう」と返事が来た。母親が永遠に眠る顔を見て何かを悟ったような彼からの返事に私は…。

お昼休憩から帰ってきた同僚のKちゃんに「どうしたの?」と声を掛けられた。

私は心から信頼し大好きだった彼と別れたことを告げた。事情を知るKちゃんはひと言、「泣いてきても大丈夫だよ」と。

私は給湯室に入った。

(c)Shutterstock.com

結婚している事を知ったうえで、関係を続けたこれまでの思い出を正当化するつもりはない。

そして知らないところで彼の家族を傷つけていたことは間違いない。

しかし、私に愛することを教えてくれた彼は、人生の中でかけがえのない存在になっていた。本当は苦しかった。離婚しないと宣言していた彼とのおつき合いに何度も亀裂が入り、その都度心がボロボロになっていたことを私は覚えている。

(c)Shutterstock.com

できるものなら一緒になりたいと涙を流してくれた彼。私もそうだった。彼と家族になり、限りある人生をいっしょに歩きたかった。

彼との関係も、私の気持ちも終わり。こうして本当の最後を迎えた

人の気持ちはうつろいやすく、変化するものだ。給湯室でお悔みの気持ちをお送りし、私はまた仕事へと戻った。

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TOP画像/(c)Shutterstock.com

つかさ

昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪

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