アラサーOL【婚活のリアル#75】失恋女子会
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「初めて愛した男・ひろくん11〈完〉」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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既婚者ひろくんのお母さんが亡くなり、私は何もできぬまま… 彼から別れを告げられた。
2019年6月。
私は既婚者ひろくんとの関係を知る同僚の2人と先輩の4人で代官山にいた。彼女たちは私の失恋飲み会を開いてくれた。
ずいぶん久しぶりに来た代官山は相変わらず、ハイソな空気が流れていた。
Hacienda del cielo(アシエンダ デル シエロ)というメキシカン料理のお店に行き、夜景の綺麗なテラス席で語り合った。
「乾杯~!」
「ひとつの恋が終わったのね」という先輩に、「落ち込んでる暇なんてないですよね!」と強がる私。
夜風が気持ちよく、酔いがなかなかまわらないことをいいことに、どんどんお酒を注文する私たち。
ちょうど角にあるソファ席に外国人グループが賑やかに飲んでいた。
「Hi~! Come here~!」という彼らにカクテル片手にお尻を振って向かう私(笑)。みんなはついて来てくれなかった(笑)
彼らは仕事で東京に来ていた男女のグループようで、私はガールズに挟まれた。
東京に住んでるの? 出身はどこ? 写真一緒に撮りましょうよ! と矢継ぎ早に質問をぶっこんでくる。
そんな彼らとの会話は、失恋した事をほんの少し忘れさせてくれた時間だった。
もとさやの女子会に戻った私に「あいかわらず異常なコミュ力ね。英語できないのに(笑)」と先輩に言われながら2人で喫煙所に向かう。
「お姉さんたちは仕事帰りなんですか?」
そう話しかけてきた彼はギリ20代であろうという、あどけない顔をしていた。
どうやら大学サークルの飲み会だったようだ。
「そうなの。クリスマスに捨てられてあげく、不倫彼氏からも別れを告げられたズタボロOLの傷心女子会よ」と言う私に、そそくさとテーブルに戻る彼を見ながら「そんな事言っていいのは今日だけよ」とやさしくアドバイスしてくれる先輩なのでした。
テラスから見える東京の夜景。
およそ1,400万人のメトロポリスに私の運命の人はいるのかな…。
夜景を眺めながら、運命の出会いを期待した。
夏の匂いをかすかに感じる6月の夜だった。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪