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LIFESTYLE

2020.06.27

【新連載・史上初かき氷小説作家の今日の一杯】いちごかき氷の上に乗った黄色い物体はまさかの…

「食」に関する小説に特化した文庫レーベル「おいしい小説文庫」から発売された、史上初のかき氷小説『氷と蜜』の著者である佐久そるんさんが、ひんやりおいしいかき氷の世界に誘う食べ歩き連載。第一回目は地元の大阪の仰天かき氷をご紹介。

一風変わった夏の風物詩〈新人作家のかき氷探訪記〉

小説『氷と蜜』の著者、佐久そるんです。かき氷を題材とした、わたしのデビュー作『氷と蜜』には、数多くのかき氷のお店と、それを食べ歩く愛好家の人たちが登場します。わたしも主人公と一緒に食べ歩いている気持ちになって、書かせていただきました。

じゃりじゃりっとした食感の氷に、赤や緑といったカラフルなシロップ。夜空に咲き乱れる花火を眺めながら、冷たい氷を口にする。かき氷と聞いて、みなさんが思い浮かべるのは、そんなイメージでしょうか。

素敵だと思います。

いまのかき氷はそこからちょっとばかり進化して、より儚く可愛らしい冷菓となりました。夏の風物詩から、日常に彩を添える削り氷へ。そんなかき氷の世界へ、みなさんをご招待します。

南国の風が香ってくるかのような趣きの店内。

ふわりとした口当たりは、まるで青空に浮かぶ雲をほおばったよう。

ベリー系の甘味におぼれるのは、大阪の福島区に店をかまえる『cafe12』さんのかき氷です。

◆cafe 12|かき氷

スプーンを手に、ほおばってみてください。可愛い見た目に反して、なかなかの量ですよ。陽気な店長の淹れてくれるお白湯で、ときおり体を温めながら食べすすめましょう。

小説の中で主人公たちは、ピスタチオとチェリーのかき氷を食べていました。香ばしさを残すピスタチオとチェリーの酸味が素敵な出会いを果たした、期間限定のかき氷です。

今回わたしも、期間限定のかき氷を楽しみに立ち寄りました。いただいたのは、黄色と赤色のかき氷。

マンゴーとストロベリーでしょうか?

それとも、パインとストロベリー?

違いました。

まさかの、コーンとストロベリーです!

この組み合わせには、さすがに驚かされました。ちょっと無理じゃないかな。出会わせるにもほどがあると。けれどその考えは、すぐに吹き飛びます。

ぷりぷりっと舌で弾けるコーンたち。にやけてゆるんだ頬を、ぴりりとした胡椒の刺激がしめてくれます。まろやかなコーンの甘味は、食べた人を童心に返らせてくれますよね。縁日でほおばった焼きトウモロコシのイメージでしょうか。

お店的には、浜辺のバーベキューかな?

そして不意打ちで出てくる、なめらかなジャムのような甘いストロベリー。

コーンとストロベリーの思いもよらない出会いに、心ときめいてしまいます。

子供のように、わくわくどきどき。

幼い頃は、すべての出会いが新鮮でしたね。甘いのも酸っぱいのも、ときには苦いのも。あなたはどんな出会いを思い出すのでしょうか。

驚きをもたらす出会いの一杯、どうぞめしあがれ。

〈店舗情報〉

【cafe 12(カフェトゥエルブ)】
住所:大阪府大阪市福島区福島2-3-12
電話番号:06-6136-3670
基本は月曜休(SNSなどで確認してください)
Instagram

佐久そるん

大阪生まれ、大阪育ち。5年ほど前から小説の執筆をはじめる。2019年『氷と蜜』が第1回日本おいしい小説大賞の最終候補に選ばれ、刊行に向け改稿をスタート。2020年6月、同作で作家デビュー。かき氷の魅力が詰まっていると『氷と蜜』は話題に!

甘いものに目がなく、まめに食べ歩く。パンケーキ、パフェと続いてここ3年はかき氷にハマっている。コロナ禍の自粛期間中は和洋菓子をお取り寄せしてお店を応援。現在は再開したかき氷店へ著書を持って行脚の日々。

氷と蜜

佐久そるんTwitter


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