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髪状態・髪質に合うシャンプーの選び方
季節や加齢・紫外線などのダメージでコンディションが悪くなるのは、肌も髪も同じ。美しい髪を守るには、まず自分の髪に合うシャンプーで土台を育むことがカギです。いまの髪に不足しているものは? 改善したいポイントに合わせてシャンプーをチェックしましょう。
〈押さえておきたいPOINT〉
・乾燥? 傷み? いまの髪状態を正しく確認
・髪悩みは頭皮環境の乱れが原因のことも
・配合成分や洗浄成分もチェックしよう
【ハイダメージ】パサつき・乾燥・絡まる髪向けのシャンプー
うるおいは、美しい髪のバロメーター。乾燥する季節や紫外線ダメージ・加齢など、傷みがひどくまとまらない髪は、ダメージ補修と保湿で頭皮と毛髪ケアを。とくに、美容成分の高いもの・アミノ酸系シャンプーなどがおすすめです。
【1】アヴェダ|ニュートリプレニッシュ シャンプー ライト(写真:右)
2020年 Oggi夏ベストコスメ(ヘアケア部門)第3位
ココナッツオイル配合で、髪の芯~毛先までうるおいで満たすシャンプー。パサついた乾燥髪におすすめです。
〈美容のプロのレビュー〉
・「パサつきや乾燥を抑えながら、ペタッとすることなくむしろボリュームアップ」(ヘア&メイクアップアーティスト・笹本恭平さん)
・「洗いながら香りで心が満たされ、髪も健康に」(ヘア&メイクアップアーティスト・小田切ヒロさん)
【2】ShinkoQ|アンチポリューション シャンプー
花粉やPM2.5・タバコの煙・紫外線・大気汚染などの外的刺激から守るシャンプー。肌荒れを防ぎながら傷んだ髪をマイルドに洗い上げます。
【3】ルネ フルトレール|アプソリュケラティーヌ シャンプー
傷んだキューティクルを整えて、ツヤを与えるカメリナオイル配合。髪を乾燥から守り、うるおいをキープします。
【4】CLAYGE|クレージュ シャンプーSN
ナチュラルクレイ成分・アミノ酸系成分配合。頭皮の汚れを洗い流しながら、髪のダメージを集中補修します。
〈レビュー〉
「さっぱり感が続く洗い上がり。でも、しっとりとサラサラ。ノンシリコンってきしむことが多いイメージだけれど、このシャンプーはきしむ感じはありませんでした」(エディター・川原莉奈さん)
【5】ハニーロア|ヘアミツシャンプー(写真:左)
蜂蜜と卵の卵殻成分・アミノ酸系洗浄成分を配合。乾燥してパサつく髪ダメージを防いで、しっとりまとまる髪に。
〈レビュー〉
「毛量が多く、パサつきやうねりに長年悩まされている私の髪も、なめらかなまとまりを実感。シャンコンで香りが異なるのも、嬉しい驚きでした!」(ビューティ&トラベルライター・石原有起さん)
【シャンコン】“はちみつ+たまご”で髪の芯まで潤うシャンプー
【6】ケシキ|シャンプー(写真:左)
美容成分95%配合。頭皮をやさしく洗い上げながら、熱ダメージを受けた髪を補修します。乾燥や湿気で広がる髪・ゴワつき・パサつく髪にうるおいを与えてしっとりした手触りに。
【毛穴詰まり】ニオイ・ベタつく頭皮向けのシャンプー
しっかり洗っているつもりでも、夕方に向けて頭皮のニオイやベタつきが気になる人は毛穴詰まりの可能性大! 頭皮の古い角質や皮脂を除去するシャンプーがおすすめです。
【1】HIKARI|TREATMENT SHAMPOO N1
皮脂汚れを洗い流し、すっきりした頭皮環境に整えるシャンプー。ケラチン配合で髪にもうるおいを与え、しなやかなツヤ髪に。
【2】4U|ヘアクレンズパック
2020年 Oggiベストコスメ(ヘアケア部門)第4位
頭皮と美髪ケアを同時に! 落ちにくい毛穴汚れもすっきりオフしながら、コンディショナーやトリートメントまで1本で完了します。泡立たないクリームタイプで、うるおいを与えてしなやかな髪に。
〈美容のプロのレビュー〉
・「ワンステップですっきり。軽やかに潤ってサラサラの髪へ」(美容エディター・北川真澄さん)
・「頭皮はすっきり、なのに髪はしなやかに!」(ヘア&メイクアップアーティスト・木部明美さん)
サロン並みのヘアケアプロダクトに注目! 美容のプロ絶賛【ヘアケア】
【3】オージュア|モイストカーム モイスチュアクリアシャンプー(写真:左)
うるおいを補給してかゆみやフケを抑えながら、健やかな頭皮を保ちます。年齢とともに乾燥やかゆみが気になり始めた人におすすめ。
【4】ines|ジェントル スクラブ クレンズ
毛穴まわりの汚れをすっきり落とし、クリーンな頭皮に洗い上げるシャンプー。マッサージしながら洗うことで、海塩スクラブが髪の古い角質や皮脂を取り去り、髪をふわさらに導きます。
【5】スティーブンノル|クレンジングコンディショナー
地肌クレンジング・マッサージ・シャンプー・トリートメントが1本で完了。泡立たないクリームタイプで、頭皮のニオイやベタつき・毛穴詰まり・かゆみをスッキリ洗い上げます。うるおいをキープして毛先までなめらかな髪に。
〈読者の口コミ〉
・「汗をかいた日や焼肉へ行った日など、頭皮の奥までスッキリしたいときに」(派遣・27歳)
・「マッサージしながら使うと、頭が軽く爽快になる」(受付・34歳)
【6】h&s|リフレッシュ 地肌ケアシャンプー[医薬部外品](写真:右)
深海ミネラルとリフレッシュハーブ配合。毛穴の皮脂汚れをすっきり洗い上げます。におい・ベタつき・フケを防ぎ、美髪を育む健やかな頭皮に。
〈読者の口コミ〉
・「毛穴の皮脂も汚れもしっかり落とせる感覚があり心地いい」(IT・31歳)
・「泥のような吸着力で、まっさらな地肌&髪になれる気が」(事務・32歳)
【7】ジョンマスターオーガニック|S&Mスキャルプシャンプー N
頭皮を引き締めてすっきり洗い上げるスキャルプシャンプー。キメを整えながらやわらかくほぐします。セロリ種子エキスが乾燥から守り、フケを抑えてしっとり健やかな頭皮に。
美髪を育む【ジョンマスターオーガニック】のスカルプケアシャンプー
【ぺたんこ髪】ハリコシ・ボリュームUPのシャンプー
年齢を重ねると乾燥しやすくなる頭皮は、髪のボリュームをつくりにくい状態に。根元から立ち上がるような、ハリやコシを与えてふっくら仕上げるシャンプーを紹介します。
【1】フローランス|ボリュームシャンプー
大人の気になるハリ・コシ不足にアプローチ! 頭皮環境を整えながら、ボリューム感のある髪印象に。
30代から始めたい美髪菌ケアって?【エイジングケアシャンプー】
【2】ロクシタン|ファイブハーブス ボリューム&ストレングスシャンプー(写真:左)
ボリュームが気になるトップにハリ・コシを与えるシャンプー。髪の毛が細く切れやすい髪にアプローチするハーブの力で、根元から立ち上がる健やかな髪に整えます。
【3】BI-SU|美巣シャンプー
年齢による髪悩みにアプローチするノンシリコンシャンプー。アミノ酸系シャンプーと石鹸系シャンプーのいいところどりで、きしまずなめらかな髪に洗い上げます。
薄毛・細毛に悩む女性へ…【美巣】シャンプーで頭皮から健康な美髪へ
【4】オージュア|エイジングスパ シャンプー(写真:左)
年齢とともに固くなる地肌。マッサージをすることで地肌をやわらかく健やかに保ち、ふんわりと立ち上がるボリューム感を髪に与えます。
【カラーリング】きれい色を長持ちさせるシャンプー
ヘアサロン帰りのカラーリングをキープさせるのに大切なこと。それは“洗いすぎないこと”です。髪に不要なものだけを洗い流して、カラーを長持ちさせましょう。
【1】uka|pH Balance Shampoo
(写真・左から)400mL/100mL/300mL
アミノ酸と植物由来の洗浄成分配合し、ukaの黄金比pH5.2で設計。髪や頭皮を健やかに導いて、サロン直後のカラーリングをキープします。
【2】La ViLLA ViTA|リ・ヘア シャンプー
ヘマチン配合のアミノ酸系シャンプー。残留ケミカル成分を洗い流して髪を健やかに整えながら、カラーやパーマを長持ちさせます。
【うねり髪】まとまりにくい髪向けのシャンプー
湿気でうねる髪・何をしてもまとまらないくせ毛…。扱いにくい髪は髪の内部が乾燥してツヤがない状態に。頭皮のキメが乱れていることも考えられます。髪の内部までしっかりケアし、素直な髪状態に整えましょう。
【1】セグレタ|プレミアムスパフォーム(写真:右)
2020年 Oggiベストコスメ(ヘアケア部門)第3位
炭酸泡が髪の内部にアプローチ。うねりが気になる大人の髪に。
〈美容のプロのレビュー〉
・「ツヤのないくせ毛が悩みですが、これを使うと自然なツヤが生まれて髪も扱いやすく。ただ今2セット目です」(美容エディター・大塚真里さん)
・「最初から泡で出てくるので、時短にも!」(美容エディター・安井千恵さん)
【3】キメア|スカルプディープホイップ[医薬部外品]
髪のうねりが気になる人におすすめの、1日おきに使う集中ケアシャンプー。頭皮のキメを整えることで、まとまりやすい髪に導きます。
〈レビュー〉
「スッキリ感が違います。一度洗い流さずに次のシャンプーの工程に移れるので、手間もかかりません!」(ビューティ&トラベルライター・石原有起さん)
【4】コスメデコルテ|AQ リペア スムース シャンプー(写真:左)
イオンスムースケア成分が頭皮にうるおいを与え、うねりやくせ毛を素直で扱いやすい状態に導きます。
【5】エッセンシャル flat|モイスト&モイスト シャンプー(写真:左)
使うたびに指通りのよさを実感! 髪内部のカルシウムを洗い流すことで、うねった髪をまとまりやすく導くシャンプーです。
〈レビュー〉
「今までは、ヘアアイロンで巻いてくせ毛をごまかしていましたが、もっと前向きにヘアスタイリングを楽しめるようになりました」(ビューティ&トラベルライター・石原有起さん)
最後に
髪の悩みは十人十色ですが、季節によっても大きく影響されます。夏になると頭皮のベタつきが気になったり、冬はいつも以上に乾燥が激しくなったり。髪も肌と同じように、コンディションに合わせてシャンプーを見直すことも大切です。日頃からのダメージ予防も意識しましょう。