「マスクのせいで不調な肌」を時短でケアする方法
花粉症や感染症対策で、毎日マスクをしていることで「肌が不調…」と感じる女子も少なくありませんよね。
そこで、デイリーにオフィスでもサッとできる“マスクによる肌不調”にアプローチする時短テクを、時短美容家の並木まきが紹介します。
■マスクをつけた肌は悩みだらけ!?
長時間マスクをつけている肌は、メイク崩れが気になるだけでなく、摩擦や蒸れによるかゆみや、マスクを外したときの乾燥の加速などの環境より、どうしても不安定になりがち。
花粉症の女子だと「毎年この時期は、マスクによる肌荒れも覚悟せざるをえない…!」なんてお話も耳にします。
マスクをしている時間が長いほど、呼気によって蒸気で蒸したような状態から、マスクを外して一気に蒸気が乾燥するときに、肌のカピカピが強まるように感じている人もいるでしょう。
■マスクを外したら「乳液」で拭き取りケアを
そこでおすすめしたいのが、マスクを外したときに乳液を含ませたコットンで、サッと肌をふき取るお手入れ。蒸気によってふやけた角質を軽くオフするだけでも、お肌のターンオーバーをサポートし、不調を感じにくくするケアがかないます。
また、マスクを外したあとにメイク崩れを直すにしても、一度オフしたほうが肌への負担を減らせます。さらに、より美しい仕上がりが望めるだけでなく、乳液の油分によって浮いているメイクをオフできるメリットも期待できます。
ベタつきを回避すべく、乳液はライトな使い心地のものを選ぶのが、満足度を上げるコツです。化粧水の方がサッパリと拭きとれるものの、乳液の方が油分が多く含まれているため、浮いたメイクやふやけた角質を手軽にオフするのに適しているでしょう。
さらに、乳液はその油分によって、お肌に“蓋”をしてくれるので、保湿ケアにもすぐれていますよ。
ただし、頻繁にゴシゴシと拭きすぎると肌への刺激が強くなるため、1日1回程度にとどめておくのがおすすめです。
いかがだったでしょうか。マスクで覆われている部分とそうではない箇所の肌に違いを感じるなら、マスクの影響で不調を招いている可能性も。肌荒れが気になっても、マスクを怠るわけにはいきませんよね。デイリーに“ちょこっとケア”をプラスして、肌不調をフォローしてみて。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。