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◆本記事内にある商品は、すべて過去のOggi本誌の記事から再編集しています。現在はお取り扱いのないものがございますので、メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
コーデに華を添えるスカーフの似合わせ術
秋の着こなしを一歩洗練させたいなら、スカーフを取り入れるのがおすすめです。さらりと巻くだけで表情が変わり、シンプルなコーデに華やかさや奥行きをプラスできるのが魅力。特にこの秋は、きれいめ派の大人女性こそ注目したいアイテム。ベーシックな装いにさりげなく取り入れることで、上品さとトレンド感を両立できます。色柄や巻き方次第で印象を自在に変えられるスカーフは、今季の頼れるアクセント。自分らしく似合わせるコツを押さえて、おしゃれを楽しんでいきましょう。
〈POINT〉
スカーフ初心者はバッグに巻くコーデが簡単!

スカーフと装いの色をリンクさせてナチュラルに

2025年秋、きれいめ派向けトレンドコーデ6選! 【Oggi編集部が厳選】
ポイント使いなら柄物でアクセントを加えて

スカーフをベルト通しに結ぶだけ。秒のひと手間で「雰囲気のある人」に
リュクスな華やぎを首元に!スカーフの巻き方【3つ】
カラフルで派手なスカーフは、実はコンサバで老け見えしがちに。Oggi世代には、上品なカラートーンのアイテムがおすすめです。色は2色まで、かつ幾何学柄のように〝何柄かわからない〟目立ちすぎないパターンを選ぶとモダンに見えます。ここでは、オフィスコーデにもおすすめなきちんと見えることを大前提に、シンプルスタイルを格上げするスカーフの巻き方をレクチャー!
巻き方1:程よいボリュームで首元を華やかに

クラシックなカラーリングと柄が、シンプルなクルーネックニットによく映える。首元でサラリとひと結びするだけのシンプルなアレンジだからこそ、上質なシルク素材ならではのしなやかなテクスチャーが美しく際立って。
STEP1|片側を長くして首にかける

幅広の長方形に折りたたんだスカーフを、首の後ろから沿わせる。片側を少しだけ長くしておくと、仕上がりのバランスがよくなる!
STEP2|ひっぱり出してフロントで重ねる

長くしておいた方を、下から上にくぐらせるようにして一回結ぶ。結び目から出てきたスカーフの端をひっぱり出し、フロントに垂らす。
巻き方2:定番のリボンアレンジは「片方だけ」で大人っぽく!

実はこのスカーフ、かわいらしいキツネが描かれた遊び心のある一枚。だけど黒×白の潔いツートーンだから、このとおりアレンジの仕上がりはハンサムな印象! ボウタイライクに仕上がる片リボン結びで、甘すぎずエレガントな首元を手に入れて。
STEP1|アシンメトリーに垂らし、ひと結び

細く折ったスカーフの片側を長くして首に垂らし、短い方を輪の内側に入れるようにして一回結ぶ。長い方が下にくるようにして。
STEP2|片リボン状にキュッと結ぶ。輪っかは片方だけに

下になった方を折り曲げて輪っかをつくり、首元で両側をクロスさせ、リボン結びに。その際、片方の輪っかだけを残し、片リボンに。
巻き方3:タートルネックからモダンな存在感をのぞかせて

直線で描くジオメトリックな一枚は、すっきりとクールな華やぎが。スカーフをトップスの上に巻くのではなく、中からのぞかせるさりげないアレンジは、スカーフ初心者も挑戦しやすい。重ね着したシャツの襟を出すような感覚で気軽に試したい。
STEP1|コンパクトに首元で固結び

スカーフを細長く折りたたんで首に垂らし、体の正面で固結び。スカーフを軽くねじって、結び目が縦になるように調整して。
STEP2|結び目をふたつつくってチラ見せ

もう一度、首元でキュッとコンパクトに固結びをする。縦にふたつ並んだ結び目の上だけがニットからのぞくようにスカーフを隠す。
シンプルスタイルを格上げする「スカーフ」の巻き方|きれいめリュクスな「エグゼクティブ派」必見!
【首元×スカーフ】顔まわりをパッと明るく
「顔まわりがパッと明るくなる」というメリットが、首元にスカーフを巻く理由のひとつ。使用するスカーフの大きさや巻き方で印象は変わりますが、アクセサリー感覚で取り入れてみると簡単◎。ここではどんなスカーフをどんなコーデと合わせるのか、参考スタイリングをピックアップ。
スカーフ×グレーニット×ネイビージャケット×ベージュスカート
スカーフ×グレースキッパーニット×ベージュフレアスカート
スカーフ×黒オールインワン×黒テーラードジレ×シルバーショートブーツ
スカーフ×Tシャツ×白デニムパンツ
スカーフ×ベロアニットアンサンブル×ネイビーパンツ
オレンジブラウンのスカーフ×黒ワンピース×ブラウンシャツジャケット
スカーフ×トレンチコート×デニムジャケット×グレーワイドパンツ
スカーフ×黒フィールドコート×赤プリーツスカート
スカーフ×白ニット×黒スキニーパンツ
スカーフ×ネイビーシャツ×ツイードジャケット×ショートパンツのセットアップ
スカーフ×グレーニット×ネイビージャケット×ベージュスカート

ハンサムジャケットをペンシルスカートと合わせて、レディな表情に。つけ外し可能な「首元にスカーフ」は、襟のないトップスに華やかさをプラスしてくれる存在。ちょっとした小物で洒落感を足すのが大人の遊び心の効かせ方。
テーラード半袖ジャケットを着回す5days|きれいめハンサム外勤派の夏コーデ
スカーフ×グレースキッパーニット×ベージュフレアスカート

ボリュームのあるベージュフレアスカートを、コンパクトなグレーのスキッパーニットで今どきバランスに。首元にはスカーフを巻いて華やぎをプラス。ベージュ×黒のバイカラーのエナメルストラップ靴で、リズミカルな足元に仕上げて。
足元は華奢な「エナメルストラップ」でクラシカルに&大人っぽく!
スカーフ×黒オールインワン×黒テーラードジレ×シルバーショートブーツ

オールインワン×テーラードジレのハンサムスタイルに、長めのスカーフで縦の視線を作ってナチュラルなスタイルアップを叶えて。シルバーブーツで迫力を加えれば、簡単にクラスアップも実現する。
ステディブランドの「ショートブーツ」3選|秋のデイリーコーデに!
スカーフ×Tシャツ×白デニムパンツ

モノトーンライクなTシャツ×デニムのシンプルな初秋コーデも、首元にスカーフを巻くだけで女っぷりの高いアクセントに。リップをさすように、赤バッグで華やぎもON。
パリジェンヌ的なこなれ感を叶える「無造作ねじりヘア」で、初夏のアレンジをセンスよく
スカーフ×ベロアニットアンサンブル×ネイビーパンツ

トップスのベロアと首元のシルクスカーフ。異なるふたつの光沢が、顔周りを品よく照らし、シックなワントーンを立体的に仕上げる。
旬の「薄軽アウター」「新顔アンサンブル」でオンオフ着回しコーデ♡
オレンジブラウンのスカーフ×黒ワンピース×ブラウンシャツジャケット

シンプルな黒ワンピースも、風合いのあるブラウンカラーのアイテムを取り入れることで一気にこなれたムードに早変わり。アウターは程よいゆとりがあって短め丈のものがベストマッチ。ガラリとイメージを変えてくれるスカーフもアクセントに。
ドレスアップにもデイリーにも♡「名品黒ワンピース」の着こなしアイディア
スカーフ×トレンチコート×デニムジャケット×グレーワイドパンツ

全体をトラッドにまとめた着こなしを、ややボリューミィなスニーカーが軽やかにハズして。首元のスカーフ、ベルトのハート型で遊び心のあるアクセントを加えれば、華やかな印象にクラスアップする。
トラッド×キレ小物が最適解!ハートベルト&白スニで軽やかハズし
スカーフ×黒フィールドコート×赤プリーツスカート

オーバーサイズのフィールドコートにトラックソールのブーツ…黒でまとめたハードめな着こなしに、ひらりと揺れるシアー素材のプリーツスカートを投入。首元にスカーフを添えることで抜け感が生まれ、辛口な印象の中にやわらかな女っぷりが生まれる。
スカーフ×白ニット×黒スキニーパンツ

冬になると理屈抜きにひかれる、白のアラン編みニット。こちらは、オーバーサイズとカシミア素材でこなれた印象に。黒スキニーを合わせ、シャープにまとめるといい感じ。サングラスの〝硬質な黒〟も有能な引き締め役。首元のプリントスカーフで彩りを添えて。
スカーフ×ネイビーシャツ×ツイードジャケット×ショートパンツのセットアップ

ツイードのセットアップに、ネイビーのサファリシャツをIN。ツイード素材が導く上品でレディな佇まいと、サファリシャツのタフでハンサムな空気感が呼応しあい、鮮度の高い着こなしが完成する。首元にはブラウン系のスカーフをひと巻きし、遊び心をトッピング。
ツイード×サファリで鮮度アップ!レディな上品さとハンサムなタフさをMIX
【頭×スカーフ】チャーミングなヘアアレンジの方法【3つ】
ヘアアレンジのひとつとして、頭にスカーフを巻くのもおしゃれです。大人かわいい印象が強まりますが、甘くなる懸念がある方はダークな装いでまとめたり、ハンサムなアイテムを効かせたりして全体の印象をコントロールしてみましょう。ここでは、簡単なスカーフアレンジを3つ紹介します。
ヘアアレンジ1:低めポニーを「ターバンライク」に彩って

ポニーテールが結べるボブ以上の長さがあれば、誰にでもできる時短アレンジ。ヘアアレンジをした時に、崩しテクニックが苦手な方にもおすすめです。
STEP1|低い位置でポニーテール&髪を引き出す

前髪や顔周りのおくれ毛を出して、低い位置でポニーテールを結びます。下で結んだ方が、スカーフがズレにくく安定します。後頭部と耳後ろの髪を引き出し、立体感をプラス。
STEP2|スカーフを巻く


前髪の根本をおさえるイメージで、折り畳んだスカーフを真ん中にセッティング。そのまま後ろにまわして、ポニーテールの結び目の下でクロスさせてから、ゴムの上でスカーフを結びます。
ヘアアレンジ2:高めお団子に「シュシュ」のようにスカーフを巻いて

ピン無しでできるスカーフアレンジ。高めのポニーテールにすると、スカーフが垂れて可愛い印象に。お団子は高い位置ほど安定しリフトアップ効果が望め、おつかれ顔の解消にも。セミロング以上の長さがあればOK。
STEP1|ポニーテールを高い位置で結ぶ

全体を高めの位置でまとめ、太いゴムでポニーテールを作ります。結ぶ前にアイロンで巻いておくと毛先がピンピンせずにGOOD。
STEP2|毛先をクルクル巻き込む


毛先から6〜7センチのところを細いゴムで結びスカーフをセットしたら、そのまま毛先を後ろ方向にクルクルと巻き込きます。
STEP3|スカーフを結ぶ

ポニーテールのゴムを隠すようにスカーフを結びます。さらに、お団子の前でリボン結びをしてポイントを作りましょう。レイヤースタイルで毛束が出てくる場合はピンで固定を。
ヘアアレンジ3:スカーフを使った三つ編みアレンジ

ロングスタイルの脱マンネリにもおすすめ。アイロン無しのストレートのままでもOKで、髪質を問わずクセ毛も可愛くまとめることできます。三つ編みアレンジですが、幼く見えずちょっとしたお呼ばれにも対応できます。
STEP1|ローポニーで結ぶ

ポニーテールを低い位置で結び、後頭部と耳周りの毛束を引き出します。
STEP2|スカーフをゴムに通す


スカーフをゴムに通したら、結びます。ゴムを隠すため、スカーフをゴムの下でクロスさせてから結ぶと◎。
STEP3|三つ編みを編む


毛束2本とスカーフの3本で三つ編みを。毛先まで編み、スカーフと一緒にゴムで結べば完成。
スカーフアレンジを長さ別に伝授! 簡単にこなれ感UP&お洒落ヘアに〈プロ直伝ヘア〉
【バッグ×スカーフ】着こなしがグッと映える
最後はバッグにスカーフを巻いたコーデをピックアップ!首元も頭もやっぱり少し勇気がいる… という方でも、バッグなら簡単にコーデに取り入れやすくおすすめ。バッグにどうスカーフを巻くのか、スカーフの色とファッションの色をどう合わせたらいいのかなど、コーディネートのヒントをお手本コーデから確認していきましょう。
スカーフ×白半袖ジャケット×黒ロングタイトスカート
スカーフ×黒シアーシャツ×テラコッタインナー×ブラウンパンツ
キャメルスカーフ×ブラウンタック入りワイドパンツ×白シャツ
スカーフ×黒ベルベットアンサンブル×スカート
レオパード柄スカーフ×チノパン×黒ジャケット×白シャツ
スカーフ×黒カーディガン×白ワイドパンツ
スカーフ×Vネックワンピース×スキッパーシャツブラウス
スカーフ×カットソー×センター入りパンツ
スカーフ×グレースカート×ファーベスト×ブラウス
スカーフ×白ワイドパンツ×MA-1
スカーフ×ボウタイブラウス×ブラウンコート
スカーフ×白半袖ジャケット×黒ロングタイトスカート

今年らしい半袖ジャケットにラインが美しいタイトスカートを合わせたシンプルなエグゼクティブスタイル。そのままではちょっと寂しいから、バッグにポイントとなる柄スカーフを巻けば、簡単に着こなしのアクセントが手に入る。
品格漂う【半袖ジャケット】が主役! エグゼクティブ派OLの夏通勤コーデ3選
スカーフ×黒シアーシャツ×テラコッタインナー×ブラウンパンツ

全体を茶系でまとめつつ、差し色兼つなぎ色にテラコッタのインナーのオン。着こなし全体の配色を取り入れたかのような大きめスカーフをバッグに添えて、華やかさも忘れずに。
「長袖シャツ&タンクトップ」で抜け感と涼しさを両立!スタイリストの〝ガマンしない〟コーデ
キャメルスカーフ×ブラウンタック入りワイドパンツ×白シャツ

白シャツ×パンツがこんなに都会的に決まるのは、パンツのモードなシルエットあってこそ。ブラウンパンツの秋らしさに合わせてトートバッグもキャメルを投入。シンプルすぎるかも…という時は、トートバッグの持ち手になじみのいいスカーフを巻いて、コーデのアクセントとして活かしてみて。
秋の「タック入りワイドパンツ」「シャギータイトスカート」はオンオフ活躍!
スカーフ×黒ベルベットアンサンブル×スカート

ベルべット風な質感のアンサンブルニットで作るシックな配色の秋コーデ。バッグに巻いた白ベースの光沢スカーフが、コーデに明るい華やぎと抜け感をもたらしてくれる。
レオパード柄スカーフ×チノパン×黒ジャケット×白シャツ

黒のテーラードに、白シャツとチノパン。王道トラッドな組み合わせも、今どきのディテールでトラッドを更新。差し色的なアクセントとして柄物スカーフを加えれば、シンプルなだけで終わらない大人の洒落感が光る。
秋にプラスしたい「テーラードジャケット」最旬コーデ6選|やや大きめの長め丈をセレクト♡
スカーフ×黒カーディガン×白ワイドパンツ

アイテム選びや白と黒の配色バランス、着こなしのディテールにも気を配った大人のモノトーンスタイル。目指したいのはこざっぱりして見えない「バランスをわかってるベーシック」だから、スカーフでアクセントを足して、きれいめな迫力を加えて。
スカーフ×Vネックワンピース×スキッパーシャツブラウス

ネイビーのVネックワンピース変えk白の襟付きブラウスを重ねたトラッドな秋レイヤードスタイル。シックな配色の中に、華やかなスカーフが彩りを加えることで秋らしいムードが生まれる。
ゆるいシルエットが今どき♡ シルエット美の「秋冬ワンピース」5選
スカーフ×カットソー×センター入りパンツ

温かみがあって、季節感たっぷりのメランジウール。ほんのり暑さの残る秋の入口では、素肌がのぞく半袖カットソーで軽やかに仕上げるのがコツ。気楽さがありながらも、シュッとキレイに上品見え。スカーフは差し色としてコーディネートのポイントに。
スカーフ×グレースカート×ファーベスト×ブラウス

バッグのハンドルにスカーフを巻いて、ほどよい上品さをプラス。旬のファーベストを〝白〟でリュクスに満喫したい。インナーには軽やかな透けブラウスを指名して、素材感をミックス。装いに色っぽい奥行きをもたせ、ホワイトファーを攻略して。
トレンドのファーベスト攻略! 異素材レイヤードで着こなしに奥行きを。
スカーフ×白ワイドパンツ×MA-1

男前なMA-1も、こんなニュアンスカラーならきれいめにまとまる。白のワイドパンツで淡いトーンに仕上げつつ、バッグにはスカーフで上品さを加味。
スカーフ×ボウタイブラウス×ブラウンコート

ブラウンコートと黒のボウタイブラウス、デニムパンツという愛嬌たっぷりなコーデ。カゴバッグとコートにリンクさせたブラウンを含むスカーフで、今どきの抜け感をプラス。
最後に
スカーフを取り入れるだけで、いつもの秋コーデがぐっと新鮮に! どこに巻くか、どんな色柄にするかなど、ちょっとしたコツをおさえば、スカーフコーデも難しくありません。今季は、きれいめ派の大人女性こそスカーフで差をつけるチャンス。小さなアクセントから始めて、秋の装いに新しい表情を取り入れてみましょう。



