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◆本記事内にある商品は、すべて過去のOggi本誌の記事から再編集しています。現在はお取り扱いのないものがございますので、メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
コーデに華を添えるスカーフの似合わせ術
一枚あるかないかでコーデの印象を大きく変える「スカーフ」。スカーフを上手に取り入れるのは上級者向け? と思われがちですが、コツさえつかめば誰でもワンランク上のコーディネートが可能になります。コーデに華を添えてくれるスカーフの合わせ方をチェック!
〈POINT〉
・スカーフ初心者はバッグに巻くコーデが簡単!
・スカーフと装いの色をリンクさせてナチュラルに
・ポイント使いなら柄物でアクセントを加えて
バッグのハンドルにスカーフを巻いて、ほどよい上品さをプラス。旬のファーベストを〝白〟でリュクスに満喫したい。インナーには軽やかな透けブラウスを指名して、素材感をミックス。装いに色っぽい奥行きをもたせ、ホワイトファーを攻略して。
トレンドのファーベスト攻略! 異素材レイヤードで着こなしに奥行きを。
リュクスな華やぎを首元に!スカーフの巻き方【3つ】
カラフルで派手なスカーフは、実はコンサバで老け見えしがちに。色は2色まで、かつ幾何学柄のように〝何柄かわからない〟目立ちすぎないパターンを選ぶとモダンに見えます。ここでは、オフィスコーデにもおすすめなきちんと見えることを大前提に、シンプルスタイルを格上げするスカーフの巻き方をレクチャー!
巻き方1:程よいボリュームで首元を華やかに
クラシックなカラーリングと柄が、シンプルなクルーネックニットによく映える。首元でサラリとひと結びするだけのシンプルなアレンジだからこそ、上質なシルク素材ならではのしなやかなテクスチャーが美しく際立って。
STEP1|片側を長くして首にかける
幅広の長方形に折りたたんだスカーフを、首の後ろから沿わせる。片側を少しだけ長くしておくと、仕上がりのバランスがよくなる!
STEP2|ひっぱり出してフロントで重ねる
長くしておいた方を、下から上にくぐらせるようにして一回結ぶ。結び目から出てきたスカーフの端をひっぱり出し、フロントに垂らす。
巻き方2:定番のリボンアレンジは「片方だけ」で大人っぽく!
実はこのスカーフ、かわいらしいキツネが描かれた遊び心のある一枚。だけど黒×白の潔いツートーンだから、このとおりアレンジの仕上がりはハンサムな印象! ボウタイライクに仕上がる片リボン結びで、甘すぎずエレガントな首元を手に入れて。
STEP1|アシンメトリーに垂らし、ひと結び
細く折ったスカーフの片側を長くして首に垂らし、短い方を輪の内側に入れるようにして一回結ぶ。長い方が下にくるようにして。
STEP2|片リボン状にキュッと結ぶ。輪っかは片方だけに
下になった方を折り曲げて輪っかをつくり、首元で両側をクロスさせ、リボン結びに。その際、片方の輪っかだけを残し、片リボンに。
巻き方3:タートルネックからモダンな存在感をのぞかせて
直線で描くジオメトリックな一枚は、すっきりとクールな華やぎが。スカーフをトップスの上に巻くのではなく、中からのぞかせるさりげないアレンジは、スカーフ初心者も挑戦しやすい。重ね着したシャツの襟を出すような感覚で気軽に試したい。
STEP1|コンパクトに首元で固結び
スカーフを細長く折りたたんで首に垂らし、体の正面で固結び。スカーフを軽くねじって、結び目が縦になるように調整して。
STEP2|結び目をふたつつくってチラ見せ
もう一度、首元でキュッとコンパクトに固結びをする。縦にふたつ並んだ結び目の上だけがニットからのぞくようにスカーフを隠す。
シンプルスタイルを格上げする「スカーフ」の巻き方|きれいめリュクスな「エグゼクティブ派」必見!
【首元×スカーフ】顔まわりをパッと明るく
「顔まわりがパッと明るくなる」というメリットが、首元にスカーフを巻く理由のひとつ。使用するスカーフの大きさや巻き方で印象は変わりますが、アクセサリー感覚で取り入れてみると簡単◎。ここではどんなスカーフをどんなコーデと合わせるのか、参考スタイリングをピックアップ。
秋冬コーデ
スカーフ×白ニット×黒スキニーパンツ
冬になると理屈抜きにひかれる、白のアラン編みニット。こちらは、オーバーサイズとカシミア素材でこなれた印象に。黒スキニーを合わせ、シャープにまとめるといい感じ。サングラスの〝硬質な黒〟も有能な引き締め役。首元のプリントスカーフで彩りを添えて。
春夏コーデ
- スカーフ×ネイビーシャツ×ツイードジャケット×ショートパンツのセットアップ
- スカーフ×ブルゾン×白タイトスカート
- スカーフ×タンクトップ×ブラウンシャツ×ベージュパンツ
- スカーフ×黒ニットベスト×白パンツ
- スカーフ×黒ニットベスト×白パンツ
スカーフ×ネイビーシャツ×ツイードジャケット×ショートパンツのセットアップ
ツイードのセットアップに、ネイビーのサファリシャツをIN。ツイード素材が導く上品でレディな佇まいと、サファリシャツのタフでハンサムな空気感が呼応しあい、鮮度の高い着こなしが完成する。首元にはブラウン系のスカーフをひと巻きし、遊び心をトッピング。
ツイード×サファリで鮮度アップ!レディな上品さとハンサムなタフさをMIX
スカーフ×ブルゾン×白タイトスカート
白タイトスカートと黒トップスに、どこかマニッシュな印象のペイズリー柄スカーフを。スポーティアウターを羽織って、ハンサムな上品さを楽しんで。
スカーフは「まろやかな配色」を指名! 今っぽく、コーディネートになじみやすい!
スカーフ×タンクトップ×ブラウンシャツ×ベージュパンツ
首に巻いたスカーフもトップスと色を合わせて統一。肌見せ×ベージュのワントーンだと少しヌーディすぎるので、濃い色を入れるなどして色をズラしながらグラデーションで魅せて。大胆なタンクトップの肌見せも大人配色の落ち着きで、身近に&品よく着地する。
スカーフ×黒ニットベスト×白パンツ
ペールピンクのコットン地に、ブルーのポニー刺しゅう。アメリカンプレッピーな空気が漂う〝ポロ ラルフ ローレン〟のポロシャツだからこそ、甘いカラーリングにトライするのも楽しい。光沢のあるフレアスカートやシルクスカーフ…〝エレガントな黒〟を合わせ、小気味よい着こなしを目指して。
アイコニックなポロシャツは遊び心のあるカラーでチャーミングに
スカーフ×黒ニットベスト×白パンツ
こんな個性たっぷりなお仕事コーデはいかが? 首元で上品さを演出しつつ、適度な肌見せや足元のグルカサンダルで、涼しげな抜け感作りを。きちんと感と引き締め感、きれいめシンプルを貫いて。
【頭×スカーフ】チャーミングな大人の魅力
ヘアアレンジのひとつとして、頭にスカーフを巻くのもおしゃれです。大人かわいい印象が強まりますが、甘くなる懸念がある方はダークな装いでまとめたり、ハンサムなアイテムを効かせたりして全体の印象をコントロールしてみましょう。
スカーフ×オフショルブラウス×デニムパンツ
マニッシュなインディゴデニムには、鎖骨をすっきり見せる女っぽブラウスを。頭にスカーフを巻いてフェミニンに振っても、上下ダークカラーなので大人な落ち着きはしっかりキープ。
インディゴデニム×甘めブラウスコーデ4! バランスよく着こなすコツは…
スカーフ×黒オールインワン
オールインワンに、シンプルな白のトングサンダルが絶妙なコンビネーション。素肌感多めのリラクシーな足元が、黒コーデを軽やかに魅せて。頭に巻いたスカーフは小顔効果も。
夏のトングサンダル! ロングスカートやワイドパンツなど重心低めのボトムに効果的!
スカーフ×白ワンピース
すとんとしシルエットの白ワンピースは、スカーフで清潔感あふれる大人かわいさに。ヌーディーなベージュ小物を合わせて、白が持つ柔らかさを引き出して。
▼あわせて読みたい
【バッグ×スカーフ】着こなしがグッと映える
最後はバッグにスカーフを巻いたコーデをピックアップ!首元も頭もやっぱり少し勇気がいる… という方でも、バッグなら簡単にコーデに取り入れやすくおすすめ。どんなバッグにスカーフを巻くのか、スカーフの色とファッションの色をどう合わせたらいいのか、お手本コーデを見ていきましょう。
秋冬コーデ
スカーフ×カットソー×センター入りパンツ
温かみがあって、季節感たっぷりのメランジウール。ほんのり暑さの残る秋の入口では、素肌がのぞく半袖カットソーで軽やかに仕上げるのがコツ。気楽さがありながらも、シュッとキレイに上品見え。スカーフは差し色としてコーディネートのポイントに。
スカーフ×白ワイドパンツ×MA-1
男前なMA-1も、こんなニュアンスカラーならきれいめにまとまる。白のワイドパンツで淡いトーンに仕上げつつ、バッグにはスカーフで上品さを加味。
スカーフ×ボウタイブラウス×ブラウンコート
ブラウンコートと黒のボウタイブラウス、デニムパンツという愛嬌たっぷりなコーデ。カゴバッグとコートにリンクさせたブラウンを含むスカーフで、今どきの抜け感をプラス。
春夏コーデ
- スカーフ×ネイビーワンピース
- スカーフ×ダークカラーのジレ×白スカート
- スカーフ×黒オールインワン×白アウター
- スカーフ×グリーンスカート×ベージュジャケット
- スカーフ×ネイビージャケパン
- スカーフ×オレンジスカート×シアーニット
- スカーフバッグ×ミリタリーパンツ×白ジャケット
スカーフ×ネイビーワンピース
オフィスでも品よく映える、ウエスト切り替えのネイビーワンピース。イエローのパデッドサンダルを合わせて、女性らしいモード感を投入して。スカーフはサンダルの色とリンクさせるとおしゃれ。
スカーフ×ダークカラーのジレ×白スカート
バサッと広がる白スカートとダークトーンのジレを合わせたドラマティックなコーデ。スカーフも控えめなモノクロカラーをチョイスして大人コーデに仕上げて。
スカーフ×黒オールインワン×白アウター
落ち感素材が特徴的な黒のオールインワン。白アウターを重ねて、スタイリッシュにまとめて。ヘアはタイトに、靴とスカーフの色をリンクさせればモードな方向に。
春アウターの本命! ショート丈スポーティアウターは着回し力抜群
スカーフ×グリーンスカート×ベージュジャケット
重量感のある裾が優雅になびく、ビビッドなグリーンニットスカート。スカートのボリュームを生かすため、強い色で引き締めずにまろやかなトーンで軽快に仕上げるのが今っぽい。スカーフはイエローとグリーンでコーデとリンクさせて。
スカーフ×ネイビージャケパン
王道なネイビージャケパンスタイルは、抜け感がカギ。白のタンクトップやアニマル柄の靴、ふんわり表情を加味するスカーフなど、真面目な雰囲気をとことん裏切って。
30代からの働く私たちが、夏の終わりから秋に頼れる色はネイビーとカーキ!
スカーフ×オレンジスカート×シアーニット
モード感漂うシアーな黒ニットにふんわりと広がるレディなスカートを合わせ、品よく着こなすスタイルに。アニマル柄のスカーフでアクセントを。
ほんのり透けるシアートップスの着こなし方… きれい色ボトムに合わせるコーデ5選
スカーフバッグ×ミリタリーパンツ×白ジャケット
柄スカーフをバッグにアレンジした個性的なコーデも! 四隅をそれぞれひとつ結びにし、隣り合う2本を結ぶだけの簡単アレンジです。ミリタリーパンツや白ジャケット、帽子と合わせて自由なカジュアルを楽しんで。
最後に
スカーフを取り入れたコーディネート。身にまとうことに勇気がいる方はまず小物から。ひと味違うテイストを楽しみたい方は首元や頭に巻いて、スカーフコーデを楽しんでみてくださいね。