めっきり冷え込むようになり、いつの間にか秋の気配が色濃くなった昨今、俺はつくづく思うのだ。
「秋なすはなんでこんなにうまいのか」と。
そこで今回、秋なすのポテンシャルを最大限高めるレシピを考案したぞ。
レシピ考案のきっかけは、鹿児島料理屋で食べたゴマ味風味のゴーヤチャンプルだ。ゴーヤは夏場しか食べられないから、秋でも楽しめるようなすでアレンジしたみた。
では材料から紹介しよう。
「秋なすのごまみそ炒め」、材料はこちら!
■材料(2〜3人前)
豚バラ肉… 200g
なす… 2本
ピーマン… 2個
しめじ… 1/2房
厚揚げ… 1枚
豆板醤… 小さじ1/2
甜麺醤… 大さじ2
しょうゆ… 小さじ2
砂糖… 大さじ1
料理酒… 大さじ3
鶏ガラスープ… 150cc
白ねりごま… 大さじ1
白いりごま… 少々
サラダ油… 大さじ2
ごま油… 少々
強靭な肉体… 随時
では作っていこう。
「秋なすのごまみそ炒め」、作り方はこちら!
1. 常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
これから寒くなる季節に向け、しっかりと筋肉を増強しておこう!
2. なすは縦に3本ピーラーで皮を剥いて乱切りに、ピーマンは種を取り除いてひょうしぎ切りし、共に油通しする。
見た目もよくなり、さらには油&調味料を吸い込みやすくなるぞ。
中華の基本、油通しは野菜の色を鮮やかにしたり食感をよくしたり、手早く食材に火を通すことができるようになったりと、旨さを追求するうえで欠かせない工程のひとつだ。
3. しめじは石づきを切り落とし、小分けにする。厚揚げは乱切りした後、熱湯にくぐらせる。豚バラ肉は一口大に切る。白いりごまは軽く擦っておく。
すりごまを買ってきてもいいが、どうせなら挽きたての香りそのものを味わってくれ!
4. 熱したフライパンに油を入れ、まず豆板醤から強火で炒める。香りが立ったら豚バラ肉を炒め、甜麺醤、野菜、厚揚げも加える。
野菜は油通ししているので、炒めるのにそれほど時間はかからないぞ!
5. 4に料理酒、砂糖、醤油を加えて炒め合わせ、ガラスープを加える。ガラスープが熱したらねりゴマ・すりごまを加えたら、最後ふたをして蒸らすように炒める。
ねりごまを加えることで、一気に濃厚な風味に変化するぞ。
6. ふたを開け、ある程度水分が飛んだらごま油を垂らし、お皿に盛る。
ごま油は火を止める直前に!
完成だ!
このごまの香り、たまんね〜!
ごはんに合う味付けなので、新米の季節にもぴったりだぞ。もちろん酒の肴としても最高だ!
次回も食材の旨さを満喫できる一品を用意しているので楽しみに待っていてくれ。
撮影/廣江雅美 取材/吉田奈美
YAMATO
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」に出演するなど、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
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