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LIFESTYLE

2019.08.31

【密着】この秋盛り上がること必至! W杯開催 “バスケ×ラグビー”日本代表のスペシャル対談! 後編

8月下旬から10月中旬にかけて始まる2つの競技のワールドカップ。それがバスケットボール男子の「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」と「ラグビーワールドカップ」。そんな今注目度が高い2つのスポーツのエース同士が対談するとの情報を聞きつけ、Oggiスポーツ班ももちろん潜入! 選手間でしかわからない各スポーツの舞台裏をたっぷり教えていただきました!

前編:世界を相手にして日本代表のふたりが感じたこと

おふたりのチーム内でのポジションと(なんとなくのキャラクターも…!笑)、W杯で成し遂げたいことをお伺いした前編に引き続き、後編ではW杯を目前に控えたリアルな今の心境を聞いてきました。エースのふたりが今感じていることとは? それでは、どうぞ!

田中大貴・姫野和樹 対談インタビュー

プロとしてプレーする中で、意識してることありますか?(by姫野選手)

田中:そうですね、自分はもともと小学2年生からバスケをしていて。県内の高校に通っていたし、全国大会に出場するも1回戦で負けるなど、エリート街道とはまったく真逆のバスケ人生だったんです。それでも「いつか全国で活躍している選手たちを倒したい」「自分も上からの景色を見たい」という気持ちを内に秘めながらコツコツやってきました。だから、どんな場面でもそのときの気持ちを忘れずに、というか。日本代表になれた今でも意識しながらプレーを続けています。

田中大貴・姫野和樹 対談インタビュー

自分より明らかに身体のデカイ選手を前に突っ込んでいくときの心境は?(by田中選手)

姫野:いやーもう… 正直… 怖いっす(笑)。変な話、選手生命にも大きく関わるんでね。試合前とかブルブル震えますよ。チームメイトもみんな同じようなことを思っているみたいで、中にはトイレで嘔吐している選手もいれば、神に祈ったりする選手も。緊迫したロッカールームです。

田中:できればぶつかりたくない?

姫野:んー、でもなんというかラグビーって仲間意識が強いスポーツなんですよね。タックルミスで相手にトライ取られて、それが試合の命とりになったら… と思うと、自分だけビビってらんないなって。仲間を裏切るくらいだったら、潰れてもいいので僕はタックルいっちゃいます。

田中:いや~ラグビー選手のマインドってかっこいいな。

最後に、W杯の意気込みをお願いします!

田中大貴・姫野和樹 対談インタビュー

田中大貴・姫野和樹 ユニフォーム交換

▲お互いの背番号が入ったユニフォームを交換!

田中:前回のラグビーW杯で日本代表が南アフリカに勝利した試合。あれは自分もテレビで見ていて、すごく勇気をもらったんです。あんな試合を見せられたら、自分も自分のフィールドで日本中のみなさんに感動を与えられるプレーをしたいなと思いますよね。バスケの注目度も高まっている今、自分自身のモチベーションもすごく高いので早くW杯が来て欲しい気持ちでいっぱいです。

姫野:僕もその試合は当然のようにテレビで見ていて。日本人にはまだ素晴らしい可能性が残っているんだなって思いました。バスケットボールも必ずチャンスはあると思うので頑張って欲しいです! これまでにない成績と感動を残してもらって、バスケからラグビーへのいいバトン、期待してます! 僕自身、得意とするボールを持った時のランプレーで日本を勝利へと導けるようにがんばりたいです!

田中大貴・姫野和樹 連絡先交換

▲そして対談の最後には、連絡を交換するふたり(笑)。

田中選手を含めた「史上最強」メンバーが揃うバスケットボール男子W杯は8月31日(土)から! そして姫野選手率いるラグビー日本代表戦W杯は9月20日(金)日本にて開催!どちらも目が離せない戦いが待っています! 私たちも全力で応援しましょう! 頑張れ、日本

田中大貴・姫野和樹

Profile

左/田中大貴(たなか・だいき) 1991年9月3日生まれ、長崎県出身。192cm、93kg。東海大学卒業後、アルバルク東京へ。Bリーグ2年目にはチャンピオンシップMVPを受賞。高確率なシュートと粘り強いディフェンスが持ち味。端正な顔立ちで女性ファンも多い。

右/姫野和樹(ひめの・かずき) 1994年7月27日生まれ、愛知県出身。187cm、108kg。帝京大学卒業後、トヨタ自動車ヴェルブリッツへ。1年目にしてチームの主将を務め、同年トップリーグの新人賞を受賞。Oggi10月号「強い男」にも登場中!

※この取材は3月末日に行われたものです。

撮影/有馬秀星(MOUSTACHE)

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