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LIFESTYLE

2019.08.30

【密着】来年に控えた東京オリンピックを前に、熱い秋がやってくる! “バスケ×ラグビー”日本代表のスペシャル対談! 前編

8月下旬から10月中旬にかけて始まるふたつの競技のワールドカップ。それが、バスケットボール男子の「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」と「ラグビーワールドカップ」。そんな今注目度が高い2つのスポーツのエース同士が対談するとの情報を聞きつけ、Oggiスポーツ班ももちろん潜入! 選手間でしかわからない各スポーツの舞台裏をたっぷり教えていただきました!

外国チームとの体格差が大きいことから、これまで世界大会において〝不利なスポーツ〟と言われてきたのが「ラグビー」と「バスケットボール」。しかし… ラグビーは2015年のワールドカップで優勝候補だった南アフリカを破り、歴史的勝利。バスケも21年ぶりに自力でのワールドカップ出場が決定。先日、日本で開催された国際強化試合で格上のドイツに勝利する、など調子をグイグイと上げているんです!

そんな両スポーツの日本のエースを務めるのが、アルバルク東京所属の田中大貴選手とトヨタ自動車ヴェルブリッツの姫野和樹選手。ビジュアルもメンタルもイケメンの二人に、ワールドカップに向けての意気込みをたっぷり語り合ってもらいました!

Profile

右/田中大貴(たなか・だいき) 1991年9月3日生まれ、長崎県出身。192cm、93kg。東海大学卒業後、アルバルク東京へ。Bリーグ2年目にはチャンピオンシップMVPを受賞。高確率なシュートと粘り強いディフェンスが持ち味。端正な顔立ちで女性ファンも多い。

左/姫野和樹(ひめの・かずき) 1994年7月27日生まれ、愛知県出身。187cm、108kg。帝京大学卒業後、トヨタ自動車ヴェルブリッツへ。1年目にしてチームの主将を務め、同年トップリーグの新人賞を受賞。Oggi10月号「強い男」にも登場中!

二人のチーム内でのポジションは?

姫野:初めまして、姫野和樹です。フォワードのナンバー8という「花形」と呼ばれるポジションでプレーしてます(笑)。今24歳で、チームのキャプテンをやっているんですが、めちゃめちゃイジられキャラみたいで。みんなには「ヒメちゃん」って呼ばれています。

田中:1年目でキャプテンってすごいっすね! 自分は田中大貴と言います。僕も同じくフォワードで…

姫野:お、そのポジションは『スラムダンク』でいうと?

田中:三井、流川、仙道あたりですね。チームメイトからは「ダイキ」って呼ばれていて、上下関係がないチームなので、後輩からも呼び捨てにされることが多いです。

姫野:同じく、僕もチーム内では先輩に敬語使いません。

田中:えっと、自分はバリバリ使いますけどね(笑)

姫野:あ……(笑)。今日初めてバスケットボールの試合を見たんですが、めちゃめちゃ楽しかったです! 会場の雰囲気がよくて、お客さんと物理的な距離も近いし、こんなにも盛り上がっていたなんて。あとは、久しぶりに自分よりも身長がデカイ人を目の前にして、感動しちゃいました。

田中:それはよかった! 僕もW杯が落ち着いたらラグビーの試合見に行きたいです。

姫野:ぜひぜひ! お待ちしてます。

世界を相手にしてふたりが思い知ったこと

田中:ラグビーもそうだと思うんですけど、国内の試合と国際試合では体の当たりが全然違いますよね。自分は初めて代表のユニフォームを着たのが大学3年のときだったんですけど、外国の選手とぶつかったときはかなりの衝撃を受けました。こんなにも違うのか、と。ま、それでも自分たちの場合はファールになるのでいいんですけど、ラグビーではそれが当たり前のように続くわけで。僕には絶対にできないスポーツだなって思いますね。本当にすごい。

姫野:フィジカルな面で言うとやっぱり日本人と外国人は違いますよね。しかも外国の選手はデカいうえ、俊敏にステップを踏んでくる。バネがちゃうな〜って思います。ただ、そういった選手とぶつかってきて思ったのは日本人も全然負けてないってこと。僕はそれを今回のW杯のフィールドで証明できたらいいなって思うんです。

田中:バスケの場合、1対1でダメならそこは2人でカバーに行って… と、+αの動きが日本には必要で。それを追求する勤勉さと運動量でカバーできるのが日本のいいところだと思うので、僕はそれをW杯見せつけてやりたいです!

姫野:お互いのやるべきことをW杯で発揮できるよう頑張りましょう!

後編はW杯を目前に控えたお二人のリアルな心境を中心にお届けします! お見逃しなく!

※この取材は3月末日に行われたものです。

撮影/有馬秀星(MOUSTACHE)


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