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2019.07.23

体脂肪を燃やすのは… ピーマン or 赤パプリカ or 黄パプリカ… どれ!?

今回ピックアップする野菜は、「ピーマン/パプリカ」。書籍『新・野菜の便利帳 健康編』(高橋書店:名取貴光監修)より、野菜の栄養を効率よく摂るコツをご紹介します!

実はピーマンよりすごい!? 赤パプリカの驚くべき栄養価

ピーマンとパプリカ、形はよく似ていますが、その差をご存知ですか!? 今回は、栄養の観点でどのような違いがあるのか解説します。

■ピーマンの栄養は……

(c)Shutterstock.com

ピーマンに含まれるβカロテンは100gあたり400μg。緑黄色野菜の基準である600μgには満たないものの、一度に食べる量が比較的多いことから緑黄色野菜とみなされています。

βカロテンのほか、ビタミンCやビタミンEもたっぷり。ピーマンは繊維組織がしっかりしているため、加熱によってビタミンCが壊れにくいという特徴もあります。炒めものにもたっぷり使いましょう!

また、ビタミン類に加え、血液をサラサラにするピラジンや、余分な塩分の排泄をうながすカリウムなども含まれています。

■パプリカの栄養は……

(c)Shutterstock.com

一方パプリカは、とうがらしから辛みを除いて、生で食べられるように肉厚で甘みがあるように改良された品種。そしてパプリカのビタミンCやEは、ピーマンより豊富。βカロテンも多く含まれています。

では、赤いパプリカと黄色いパプリカの違いはというと、まず味については、

・黄色……少し苦みがある
・赤……ほんのり甘い

です。これは感覚的にわかりますよね。一方、栄養にも違いがあるんです!

赤いパプリカと黄色いパプリカの栄養面での違いは、赤いパプリカはβカロテンが多く、黄色いものには少なめであること。さらに、赤いパプリカには、体脂肪を燃やす効果などが期待できるカプサイシンも含まれています。

見た目は似ているけれど、味も栄養価も違うピーマンとパプリカ。ぜひ、味のバランスや摂りたい栄養素などによって使い分けてみて!

『新・野菜の便利帳 健康編』では、この他にも野菜の栄養を効率的に摂るコツについて丁寧にわかりすく解説されています!

さらに、果物や豆類、穀物などの栄養、油の使い分けなどについても触れられていて、健康的な食生活を送るうえでのバイブルになること必至! ぜひチェックしてみてくださいね。

新・野菜の便利帳 健康編

トップ画像/(c)Shutterstock.com

『新・野菜の便利帳 健康編』(高橋書店:名取貴光監修)

「野菜が体にいいことは知っているけど、どうすれば効率的に栄養素をとれるの?」。本書はそんな疑問にズバリと答えます。食品成分表はもちろん、有効な調理法、保存方法、効果アップの食べ合わせなど、栄養に関するあらゆる情報を集めました。「セロリ—は小さくして、よく噛むこと」「やまのいもをさわると手や口のまわりがかゆくなるのは」などのトピックスも充実しています。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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