黒島結菜と小瀧 望(ジャニーズWEST)がW主演する映画「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?」の完成披露イベントを完全リポート!
3月3日公開の映画「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」の完成披露イベントが1月24日に東京・バルト9にて開催され、W主演を務める黒島結菜(20)、小瀧 望(ジャニーズWEST/21)が、高杉真宙(21)、川栄李奈(22)、監督の篠原哲雄(55)とともに登壇した。
累計150万部を超える、いくえみ綾原作の大人気コミックを実写映画化した本作。東京の女子高でハブになり、逃げるように札幌に引っ越した住友糸真(黒島結菜)が、転校先で出会ったのは、クールな俺様系モテ男子の舘林 弦(小瀧 望)とゆるふわ系モテ男子の桜井和央(高杉真宙)。学校の人気者ふたりの間で糸真が揺れ動くラブストーリーだ。
この日の完成披露イベントでは劇中の制服姿で出席したキャスト陣。紺のチェックがかわいらしいセーラー服に、黒島は白カーディガン、小悪魔系キラキラ女子を演じる川栄はラベンダーのカーディガンを着用。
一方男子は、紺ブレザーにグレーのチェックパンツが制服。小瀧はシャツのボタンを2個開け、ゆるめのネクタイ、ジャケットの下に大きめのライトグレーのカーディガンをゆるっと着くずす姿は、まさにイマドキの俺様系モテ男子。ゆるふわ系男子を演じる高杉はジャケットの下に鮮やかなオレンジのカーディガンを着用。上まできちんと閉じたシャツ、ネクタイは端正でプリンス感たっぷり。
―(司会者)まずは黒島さん、東京の学校でハブになり札幌に来た糸真ですが、好きという思いをなかなかぶつけられない、そんな女の子を演じていかがでしたか。
黒島:ハブにされて逃げてきたというネガティブなところから入るんです。でも新しい環境で「自分の居場所を見つけたい」という強い思いをもって、ちゃんと好きな人、友達と向き合う強い女の子なんです。演じていて役と一緒に自分も成長できたのかなと思えました。
―バレエを踊るシーンもありますが、練習は大変でしたか?
黒島:ダンスも出来ないし体も固いし、最初は本当に不安でした。先生が熱心に指導してくださったので、ロケーションも北海道のすごくいいところで、踊ることができてよかったですね。
―W主演の小瀧さんですが、いくえみ綾先生のキャラクターの中でもかなりの人気を誇る弦を演じてみていかがでしたか?
小瀧:いくえみ男子で人気1位を取った弦なので、はじめはプレッシャーを感じましたね。弦は突き放す言い方をするのですが、あんまりムキになりすぎないよう注意しました。そしてたまに見える優しさもあるキャラクター。でも優しさがあからさまにならないようにと意識して。そのバランスが正直難しかったですね。
―主演のプレッシャーはなかったですか?
小瀧:なんかあったら黒島さんに任せようと思ったんで(笑)
黒島:ちょっとやめてよ(笑)! 私も主演が少し怖かったのですが小瀧くんが色々引っ張ってくれて。本当にありがとうございます!
小瀧:いえいえ(照) ありがとうございます!
―ふたりで作品を引っ張っていったんですね。
小瀧:ただただ、謙虚なふたりっていう!
会場:笑い
―小瀧さんはキャストの皆さんにスリッパのプレゼントをされたと聞きました。
小瀧:(照れ笑い)安いもんですけどね。現場用の、あったかそうなスリッパを購入させていただきまして、落書きをしました。糸真ちゃんのサンダルにはバレエを踊っている人を描いて。スタイリストさんと一緒に買ったんですが、晴歌のサンダルにはひまわりを描きました。
川栄:あれ、ひまわりと一緒に「バカ」って書きましたよね?
会場:笑い
小瀧:(笑い)たぶんそれ、僕ですね、はい。遊び心です。(ニヤリ顔)
川栄:和みました(笑)。
小瀧:ありがとうございます。
―高杉さんは、漫画の中から飛び出してきたようなゆるふわ系モテ男子演じてますね。和央はかわいくてかっこいいキャラクターですが、演じてみてどうでしたか?
高杉:お客さんに観られる前にだいぶハードルを上げられた気がして、すごい緊張します(笑)。和央は演じていて楽しかったですね。内に秘めた芯の強さや、男らしいところがきちんと見えてたらいいなと思います。
―和央くんは意外と浮き沈みのあるキャラクターですが、大変ではなかったですか?
高杉:大変ではあったんですが、現場のみんなと仲良くなれて現場では楽しく演じられました。
―川栄さんが演じた晴歌は女子の間でもリーダー的存在で、小悪魔な一面も作中で出てますが、演じてみていかがでしたか?
川栄:この作品では恋愛要素はもちろんですが、友情もすごく注目してほしいポイント。糸真と晴歌の友情、弦と和央の友情にぜひ注目してほしいですね。
―若手の皆さんが白銀の世界でのびのびと演技をされていたのが印象的でしたが監督は、そんな皆さんをご覧になっていかがでしたか?
篠原:僕がいちばんキュンキュンしてました!
会場:笑い
小瀧:そうなんですか! 撮りながら?(笑)
篠原:そう。本当にこの人たちは若いのに上手いんですよ。芝居見てると1回目のテストから「おっ! やってくんじゃん! いいじゃん、こいつら」って思えて。だんだん頼もしくなってくるんです。もちろん、いろんな指摘や話もしたんですが、とにかく芝居がいいんです。これ間違いありませんので。キュンキュンはもちろんですが、皆さんのお芝居を楽しんでもらえたらうれしいです。
映画「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」
2018年3月3日ロードショー
監督:篠原哲雄
脚本:持地佑季子
音楽:世武裕子
原作:「プリンシパル」いくえみ綾
配給:アニプレックス
キャスト
住友糸真:黒島結菜
館林 弦:小瀧 望(ジャニーズWEST)
桜井和央:高杉真宙
国重晴歌:川栄李奈
館林 弓:谷村美月
金沢雄大:市川知宏
工藤梨里:綾野ましろ
菅原怜英:石川志織
館林 琴:中村久美
三浦真智:鈴木砂羽
桜井由香里:白石美帆
住友泰弘:森崎博之
▶完成披露イベントリポート2へつづく