日本限定や季節限定も!「ルノートル」のフランス菓子
「ルノートル」は、1957年にフランス菓子界の父と称されるガストン・ルノートル氏によって創設されたメゾン。
▲クリエイティブディレクター ギー・クレンザー氏
現在は、M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)を取得した職人が2冠(キュイジニエ・トレトゥール)のギー・クレンザー氏をはじめとする7名のシェフが在籍し、ガストロノミーの概念のもと、ショコラから惣菜に至る、様々な洗練された味覚を生み出し続けています。
日本には1979年に初上陸し、2009年に1度撤退。その後2017年より3年間、世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ東京」をはじめ、バレンタイン催事に登場し、話題となりました。
今回、銀座三越にオープンした1号店では、ガストン・ルノートル氏の時代から人気の「フイユ・ドトンヌ」をはじめとする職人の繊細な技が光る生ケーキや、伝統的な焼き菓子、ショコラの数々が揃います。
伝統のスペシャリテから日本限定、季節限定のものなど、気になるラインナップについてご紹介します。
創業者ガストン・ルノートル氏のレシピが今なお継承されているスペシャリテで、メレンゲとチョコレートムースをパリパリのチョコレートでコーティングされた一品。
▲フイユ・ドトンヌ 800円
日本限定商品として登場の「トゥール・エッフェル・ヴォリュテ」は、パリの象徴とも言えるエッフェル塔をイメージし、キャラメルとチョコレートが組み合わされた一品。
▲トゥール・エッフェル・ヴォリュテ 750円
ムースやビスキュイなどいろいろな食感のショコラを存分に味わえる「コンセルト」や、香ばしいエクレール生地にたっぷりのショコラクリームが詰まった「エクレール・ショコラ」など、ショコラ好きな方に嬉しいケーキも!
▲左:コンセルト 750円、右:エクレール・ショコラ 650円
さらに、季節限定商品として5月までは旬の苺を使ったエクレアやタルト、ティラミスが楽しめます。
▲左:エスプリ・タルトレット・フレーズ 750円、右:エクレール・グルマン・フレーズ 650円
また、手土産や贈り物にもオススメな焼菓子にも注目! 本国に先駆けて日本先行販売となる「フィンガーケーク」や、マドレーヌやフィナンシェなどがバリエーション豊富に揃います。
当面の間はアソートでのみの販売になるそうですが、ボンボンショコラも登場!
イタリア・ブロンテ地方のピスタチオを使った「ピスターシュ・ドゥ・ブロンテ」や、甘酸っぱいフランボワーズに胡椒のティミュット・ペッパーがアクセントになった「フランボワーズ&べ・ドゥ・ティミュット」などの、ガナッシュやプラリネがアソートになったボックスや、美しいキューブ型のショコラ「キューブ ルノートル」が揃います。
日本で再び楽しめるようになった「ルノートル」のフランス菓子やショコラを、ぜひ堪能してみてくださいね!
【ルノートル 銀座三越店】
住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越地下2階
営業時間:10:30~20:00
定休日:銀座三越の定休日に準ずる
チョコレートアドバイザー Yuko
学生時代からアルバイトで稼いだお金で、海外ブランドの菓子類につぎ込むなど、ショコラ愛好歴は20年以上。2011年よりチョコレートに関する情報ブログを運営。
2014年、チョコレート鑑定家クロエ・ドゥートレ・ルーセル氏が講師をつとめた、日本コネスール デュ ショコラ協会認定のシニアアドバイザー(チョコレートアドバイザー)の資格を取得。
現在はチョコレートに関するサイト365chocolats.netを運営するほか、食にまつわる様々な記事をWebメディアへライターとして寄稿している。