30歳を越えたら「今まででいちばん素敵な私」になれる一枚を選びたい。だってコートは、この一年のおしゃれの集大成だから。ベーシックなコートはすでに持っているから、次はその一歩先をいくセレクトを意識して。妥協しない、理想のコート29選をご紹介!
「ドラマなコート」
[1] 今っぽさでドラマなコート
手持ちのベーシックコートにマンネリを感じたら、今年こそ「コートでトレンド」のタイミング! 大人の加減で旬のおしゃれを楽しんで。
[2] 上質さでドラマなコート
第一印象を決めるコートに投資するのも、30歳からの賢い選択。極上の素材をまとうと、おしゃれも人生も変わる!
きれい色で通勤服を華やかにアップデート!
[3] ミントグリーン|爽やかなグリーンが白とグレーの明るめトーンの装いを優しく包んで
印象美人を約束してくれるカラーコートは、まずペールトーンから。中でもミントは、女性らしさと知的さを持つ洗練さがポイント。トレンドのVカラーなら、きちんと感はありつつもこなれた印象に。淡配色だからこそ、パンツスタイルでキレよくまとめて。
[4] スカイブルー|カジュアルなビッグシルエットこそ、目の覚めるようなスカイブルーで差をつける
大きな襟やポケット、ダブルボタン、ドロップショルダーという旬なカジュアル要素が詰まった一枚。同じひざ丈でブラックのニットワンピを合わせると、I ラインが強調されてコンパクトにまとまる。
[5] ピンク|顔映りがよくまろやかなピンクはあえてモノトーンでキリッと着こなして
街に映える優美なピンク、Aラインシルエットの長め丈がエレガント。パンツはもちろんスカートにも合う丈感はヘビーユースの予感。ウエストだけでなく、胸下にもポケットがあるので、さっと手を入れられて、寒さ対策も万全。
[6] パープル|やわらかくて軽い質感のコートは×デニムでカジュアルに、軽快に
デザイナーがこだわりぬいたという独特の深みのあるダークパープル。黒・グレー・ネイビーの次に合わせやすい狙い目カラーに認定。
[7] ブルー|鮮やかなブルーとグレーの知的センスをくすぐる配色
パッと目をひくビビッドなブルーがノーカラーの持つ上品さと相まって、大人っぽさと洗練さが際立つ一枚。フレアなそでにはリストウォーマーをinして寒さ対策もぬかりなく。
[8] ワインレッド|今っぽさで目をひくワインレッドはきっちり着こなし、モードにキメて
ステンカラーやベルトが目線を上げ、美スタイルに導いてくれるから、長めの丈も颯爽と着こなせる。合わせる小物はワインレッドと相性のよいグレージュでなじみよく、フリルのブラウスを重ねて甘さをひとさじ。
[9] オリーブグリーン|旬のオリーブグリーンには明快に白スカートという選択を
深みのある上品なグリーンは、程よくツヤのあるウールシャギーのなせる技。一枚仕立ての軽やかさや、腰高の位置に切り替えもあるのでどんな身長の人でもさらっと着こなせる! ディテールを削ぎ落としたシンプルなガウンコートは、リブニットとフレアスカートで女らしくノーブルな装いに。
洒落感で選ぶなら迷わずチェック
[10] エレガンス漂うシャギーのチェスターコート。タイトスカートで女っぷりを格上げ
ボルドーとブラウンの間の上品な色味や、毛足の長いシャギーが、男前になりがちなグレンチェックをやわらかな印象に仕上げてくれる。インナーはタイトなシルエットにして、美人度をさらに増して。足元はショートブーツを合わせることで抜け感も。
[11] クラシカルなコートは、ワンピース見えするワントーンの合わせでグッドガールに
育ちのよい印象が魅力の小さめの千鳥格子はAラインコートで取り入れたい。襟はボタン付きで、スタンドカラーにもなる2Way仕様が、さすがMade in Japanならではの気の利いたデザイン。まろやかなグレーグラデーションで優しげな女性を演出し、ミニスカート×久々に復活のニーハイブーツで今年らしいセンスを香らせて。
[12] 旬のチェックがリッチに映えるゆったりサイズの大人なガウンコート
一枚仕立てでふわっと体を包み込んでくれるガウン風は、ベルトでウエストマークして曲線美をつくるのがコツ。ぬくもりのあるブラウンのレイヤードに、黒小物をピリッと効かせて。
[13] 黒×イエローのこなれた色合わせでハンサムなチェックをさらに切れ味よく
グレンチェックにイエローが混ざることでぐっと立体的な一枚。スリムで程モードなブラックのコーディネートに、元気のよいミニバッグがアクセント。
ケープなら、ボトムとのバランスで美スタイルに
[14][15] スティックパンツと合わせてつくる、Yラインシルエット
ドレープの効いたフレアなシルエットが特徴のケープ、細身のパンツと抜群の相性のよさを発揮し、腰周りもカバーしてくれるから安心感のある組み合わせ。
[16][17] タイトスカートを合わせて作る、Aラインシルエット
より女性らしくケープを着こなすなら、スカートが外せない。コートのすそにかけての広がりとのギャップでメリハリをつけるために、タイトなシルエットが絶対条件。
通勤服がぐっとこなれるアスレジャーシック
[18] タイトスカートや赤小物で女っぽさを、Tシャツで抜け感を出して、ダウンを都会的に
中綿入りのダウンを裏返して着ると、ファー付きのグリズリーブルゾンに早変わりする2Way。ボリュームのあるコートだからこそ、背抜きでラフに着るのが鉄則。
[19] いつもの仕事服ときれいめモッズコートでシンプルをアップデート
ショート丈のモッズコートは、通勤服にも合わせやすい張り感のあるAラインシルエット。後ろのすそが長くなっているので、短い丈でもお尻周りをカバーできて防寒効果は絶大! 小顔効果に期待大な顔を包み込む大きめのフードは、取り外すと上品なノーカラーに。キャメルのパンツやパイソンの小物でパリッと小気味よくまとめて。
[20] カーキ×デニムにカラフルなバンダナが華やかさを添えて
シンプルなコーディネートにバサッとはおるだけで絵になる一枚。軽くて暖かいダウンとフェザー素材で、サイドにはスリット入り。
[21] オールブラックやスタッズ小物の、エッジを効かせたコーディネートと、ブルゾンのカジュアルさが今っぽい
光沢のあるカーキが女っぽいロングブルゾンは、インナーをカリッと黒でまとめてコートを主役に。前を開けてラフに着こなし、スニーカーで颯爽と過ごすのが、アスレジャーシックな装いの真骨頂。
[22]クリーンでいて暖かいこの冬挑戦すべきは大人で粋なホワイト
思わず触りたくなるエコファーや着疲れ知らずの軽いダウンは、至福の着心地。撥水加工も施されているのでシーンを選ばず着られる。
[23] コンパクトなダウンとタイトスカートでヘルシーさをアピール
一見スポーティなダウンも、ツヤのある質感やゴールドの金具が上品。顔映りのよいベージュと、モデル着用のブラックの2色展開。
ドラマが生まれる「上質コート」
[24] シンプルなコクーン型もどこか愛らしい表情。極上のウールカシミアが美しいフォルムを描いて
コーディネート詳細:【ドゥロワー|Drawer】のダブルフェースコート
[25] 憧れのキャメルカラーのガウンコート。老舗の風格をモダンなシルエットで体感
コーディネート詳細:【エス マックスマーラ|’S Max Mara】のウールモヘアコート
[26] 服づくりへの情熱が光る新進ブランド。マニッシュな中にも女らしさが
コーディネート詳細:【アンスクリア|INSCRIRE】のモヘアシャギーコート
[27] 美しく広がるラインが静謐なネイビーをドラマティックに演出
コーディネート詳細:【マディソンブルー|MADISONBLUE】のAラインコート
[28] 計算されたフォルム美とリッチなマテリアル、はおったときの高揚感は格別!
コーディネート詳細:【エブール|eburu】のノーカラーコート
[29] 研ぎ澄まされたかっこよさを表現できる辛口ディテールのビッグシルエット
コーディネート詳細:【ハイク|HYKE】のラップコート
Oggi12月号「大人がときめく『ドラマなコート』今年の選択」より
撮影/渡辺修身 スタイリスト/兵藤千尋 デザイン/Permanent Yellow Orange 構成/渡邊みらの、三尋木奈保
Oggi12月号「今っぽさで攻めるトレンドコート4」より
撮影/倉本ゴリ(Pygmy Company) スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/矢野未希子(本誌専属)、飯豊まりえ 撮影協力/篠原里緒
Oggi12月号「ドラマが生まれる『上質コート』6つのリスト」より
撮影/三瓶康友 スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/野田智子 モデル/宮田聡子、西本有希
再構成/Oggi.jp編集部