勇気のいる値段ではあるけれど、今ここに投資すればこの先長く、幸せで満ち足りた冬スタイルを約束してくれるから――。今の自分にとことん向き合って、これからのおしゃれと理想の女性像を一枚のコートに託す。そこからもう、大人のドラマが始まっています。
美しく広がるラインが静謐なネイビーをドラマティックに演出
エレガンス派からもカジュアル派からも熱烈な支持を集める、唯一無二のブランド「マディソンブルー」。大人が求めるリッチ感とこなれ感の絶妙なバランスは、コートにも存分に表れている。
実はこちら、肩の切り替えがなく、身ごろとそでを一枚の布から裁断する非常に贅沢なパターンを採用。これにより肩のラインが極限までなめらかにつながり、全体のAラインがより美しく構築されるという仕組み。理想のシルエットを実現するために布地と手間を惜しまない職人気質が、ブランドの洗練を根底から支えている。
コートはまとうようにラフに着てほしいというコンセプトから、ベルトやボタンをあえて排除。リラクシーなAラインと、上質な素材のコントラストが洒落感を生んで。丁寧な手まつりで縫製されるウールカシミアの接結メルトンは、極上の肌触りを発揮しながらしっかりと地厚なハリ感があり、Aラインのフォルムをキープする。
コート¥145,000(マディソンブルー〈マディソンブルー〉) ニット¥23,000(スタニングルアー 青山店) スカート¥29,000(フレームワーク ルミネ新宿店〈マチュール フレームワーク〉) バッグ¥115,000(essence of ANAYI〈CAROLINA SANTO DOMINGO〉) 靴¥45,000(FUN Inc.〈CHEMBUR〉)
MADISONBLUE
Price:¥145,000
Material:Wool、Cashmere
Size:00、01
エディター 矢野絵梨佳さんもリコメンド!
「女性像がしっかりしているブランドなのでコートにも一貫性があり、毎年発表されるのが楽しみ。一枚ずつそろえていきたくなります」
Oggi12月号「ドラマが生まれる『上質コート』6つのリスト」より
撮影/三瓶康友 スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/野田智子 モデル/宮田聡子、西本有希
再構成/Oggi.jp編集部