洋服の色味もやや深く、素材感も重めになる秋冬は、アイメイクも少し引き締めてバランスをとるのが正解! このシーズンにトライしたいのが「囲み目」です。キリッと感と知的さだけでなくおしゃれ感も兼ね備えた、Oggi世代にちょうどいい「囲み目」のコツを伝授します!
メイク下手でも失敗しない! 囲み目メイクHOW TO
今どき「囲み目」のポイントは、上下をぐるっと全囲みしないこと。さらに、アイラインは影をつけるように引き、上にシャドーを重ねてならしてくっきり感を和らげること。これで格段にこなれ感がアップします!
[1] まずは囲み目が映えるベースづくりから
このひと手間で囲み目がしっくりなじむ。二重幅よりやや幅広い範囲にベージュ(右上)をぼかして。下まぶた際には目尻⅔に、目尻を5mmほどはみ出すくらいにカーキ(右下)をスーッとのせて。
透明感のある軽やかな発色のカーキベージュ系。今回は右側の2色を使用。資生堂 マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズD GR714 ¥2,800(編集部調べ)
[2] 上まぶたのラインはまつげ際を埋める気持ちで
上まぶた際のラインはまつげの上に引くのではなく、まつげとまつげの隙間を埋めるように。目頭から目尻に向かって、下からペンシルを入れて左右に小刻みに動かしながら、まつげ際に〝深み〟を出していって。
やわらかなタッチで目の際にも優しくスルスルと描ける。にじみに強いウォータープルーフタイプ。コスメデコルテ ラスティング ジェルアイライナー BR301 ¥3,500
[3] 下まぶた際のラインは目尻から黒目の下まで
下まぶた際のアイラインは、目尻から黒目の目頭側の端まで。下まぶた際にもまつげの間を埋めるように描くのがポイント。目頭⅓にはラインは引かず、あえての抜けをつくることで今どきのこなれ感が。
[4] 下まぶたの目尻2/3にシャドーで陰影をプラス
3で引いたラインの上にカーキのシャドー(右下)を重ねて。チップの先を使ってラインの上にかぶせるようにのせ、シャドーでサンドイッチすることで、ラインが自然になじみつつ、にじみにくくなる効果が。
[5] 上の目尻ラインを描き足し、目ヂカラ調整
上まぶた際の目尻側にラインを。今度はまつげの間ではなくまつげの上に1~2mm幅で、黒目の中心真上あたりから目尻に向かって。目尻は3~4mm横にスッと流すように描くと、目の横幅が自然に広がって見え目ヂカラ倍増。
[6] 目尻ラインにシャドーオンして、仕上がりに差を
5で引いたラインにベージュのシャドー(右上)を重ねて。引いたラインの上側に軽いタッチでシャドーをスッと重ねることで、くっきりとしたラインの強さが和らぎ、顔から浮いて見えないバランスのいい囲み目に。
完成したメイクがこちら!
ピアス¥2,950・リング¥3,600(ジューシーロック〈JUICY ROCK Original〉)
Oggi12月号「この秋、大人の目元は『囲む』が勝ち!」より
撮影/青柳理都子(人物)、中田裕史(静物) ヘア&メイク/林 由香里(ROI) スタイリスト/角田かおる モデル/林田岬優(本誌専属) デザイン/高橋桂子 構成/門司紀子
再構成/Oggi.jp編集部