アラサー女性が陥りやすい恋の罠、第2回は「モテ期を引きずり過ぎる」罠です。
第1回と同じく、過去を引きずって前に進めないでいるパターン。早速林さんに解説してもらいましょう。
「私の知り合いで、20代の頃は特にモテたという元CAの方がいるのですが、彼女は酔うと必ず”20代で医者にプロポーズされたけど断った”というエピソードを話し始めます。彼女にとっては、それが勲章になってしまっているんですね。過去最高にモテた時期を基準にしたままだと、それ以外の男性を好きになれなくなる。そしてアラサーになってきたあるとき、”あれ、モテなくなってる”と突然気づく人が多い……。
先日、どういう人がモテるのかと妻に聞いてみたら、”結局ガッキーみたいな若くてカワイイ人がモテるのよ”と言われて(笑)。厳しいですが、そうだよなぁと思って。もちろん、若くなくなったからモテないというわけではないのですが、自分の市場価値を冷静に見つめておかないと、恋人候補の男性を勝手に絞りすぎていることに気付けず、”いい人がいない”と文句を言い続けるだけになってしまいます。
私のお店で開催している「知らない異性と出会う会」でいつも思うのは、”よく笑う人は必ずモテる”ということ。どんなにキレイでも暗い人はモテません。聞き上手でよく笑う人なら、40歳を過ぎていてもモテます。第一印象はとにかく笑顔が大事なんです。あとは、おしゃれをすること。年齢に見合ったおしゃれをしていれば、男性も”この人は女性として市場にエントリーしているな”と意識します。今の自分を受けとめて、笑顔を絶やさなければ男性も近寄りやすいので、過去の栄光は捨て”今の自分”の魅力を磨くことが、出会いや恋愛につながるのだと思います」
少々耳の痛いアドバイスかもしれませんが、現実を受け止めることも良い恋愛へ踏み出すための第一歩。若ければそれだけでモテるのは当たり前。年を重ねたからこそ醸し出せる女性としてのゆとりや知性、そして何より笑顔を忘れなければモテるんです!
モテ期を勲章にするのはやめましょうね。
結論
成功体験は今すぐ捨てて!
年相応のおしゃれ&常に笑顔を絶やさなければモテる!