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知ってるようで知らない【セーター】と【ニット】の違い
暖かみのあるウールやカシミヤなど、寒い時期に着たくなるセーター。ニットとの違いをご存じですか?
・「ニット」は生地そのもの
・「セーター」はニット素材でつくられたトップスのひとつ
つまり、セーターは1本の糸からつくられた編み物で、リブやローゲージなど編み方次第でさまざまな着心地をつくれるのがニット。といっても、現在はどちらもトップスを指す言葉として使われることが多くなっています。
〈冬のセーター×お手本コーデ〉
サテンのツヤ感で女っぽく、リッチなコーデに
おしゃれして出かけたいシーンでは、ざっくりとした暖かいセーターはカジュアル感が強くて避けがちだけど、薄さらスカート合わせならぐっと女っぽく。サテンのツヤがリッチな華やかさを盛ってくれる。
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きれいめ【白セーター】で洒落感アップ
女らしさと、ほっこりとしたカジュアル感を両方叶えてくれる白セーター。顔まわりがパッと明るくなる白セーターが入るだけで、冬のコーデが一気に華やぐのがいいところ。ざっくり感が人気のローゲージ、ボディにほどよくフィットするハイゲージなど、素材感にも注目して周りと差をつけて。
- 白セーター×黒パンツ×スカーフ
- 白セーター×きれい色のチェック柄タイトスカート
- オフ白セーター×スカート
- 白セーター×白フリルブラウス×白フレアスカート×黒ロングブーツ
- 白セーター×白ロングコート×チュールスカート
- タートルネック白セーター×ボアロングコート×フレアパンツ
- 白セーター×グリーンベースのチェック柄スカート
- 白セーター×グレーパンツ
白セーター×黒パンツ×スカーフ
冬になると理屈抜きにひかれる、白のアラン編みニット。こちらは、オーバーサイズとカシミア素材でこなれた印象に。黒スキニーを合わせ、シャープにまとめるといい感じ。サングラスの〝硬質な黒〟も有能な引き締め役。
白セーター×きれい色のチェック柄タイトスカート
きれい色のチェック柄タイトは、レトロなかわいさ満点。お嬢さんっぽい好印象を生かしたいから、ニットは黒ではなく白をセレクト。袖が立体カーブの構築的なフォルムで、程よいモード感も◎。カチューシャも今旬!
きれい色、チェック柄… 大人の「映えスカート」が主役なお手本コーデ3選
オフ白セーター×スカート
右側の鎖骨部分だけ肌がのぞくアシンメトリーなセーター。アルパカ混のエアリーな質感で、センシュアルな大人のムード。まろやかなオフ白が、レストランのダウンライトの下で効果的に映える。
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白セーター×白フリルブラウス×白フレアスカート×黒ロングブーツ
白セーターにフリルブラウスを重ねて甘さを部分活かし。黒の小物を白コーデに取り入れることで、全体がぴりっと引き締まる。
冬にあえての「白」が大人かわいい! 白フレアスカートコーデ3選
白セーター×白ロングコート×チュールスカート
「あったか白セーター×薄さらスカート」は、素材感の違いによるメリハリで、着こなしにリズムが生まれるのがメリット。ロングコートをはおっても、生き生きとした躍動感は健在。街で埋もれがちなコート姿も、明るい印象に引き立ててくれる。
タートルネック白セーター×ボアロングコート×フレアパンツ
冬のスタイリングに「抜け」として活躍する白セーター。黒ボアコートとミントグリーンのコントラストもパンツスタイルにキレを増して。スポーティなボディバッグでアスレジャー感をもうひとさじ。
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白セーター×グリーンベースのチェック柄スカート
柄スカートをすっきりとまとめるには白セータが活躍。小物をレザーでそろえてリッチに引き締めて。
トラッドに転びすぎないのがいい、グリーンがメインのチェック柄
白セーター×グレーパンツ
優しい色のセーターをクールに傾けるマニッシュパンツが名脇役。チャコールグレーは黒に似て扱いやすく、黒にはないニュアンスを醸し出せる深みのある色だからこそ、テクニック要らずでコーデが簡単にあか抜ける!
着回しに便利な【グレーセーター】コーデ
シーンを選ばず着られて、何かと重宝するグレーセーターは冬コーデの味方。ニュアンスのあるライトグレーから、シックなダークグレーなど、明るさでも印象が違うので着こなしのバリエーションも豊富。ポイントを押さえて、きれいめカジュアルなコーデを楽しみましょう。
- グレーセーター×ツイードジャケット×白パンツ
- グレーのラメセーター×カーディガンのセットアップ×グレーパンツ
- グレー薄軽タートルネックセーター×白フレアスカート
- グレーハイネックセーター×ロングダウンコート×フレアパンツ
- グレーセーター×きれい色ストール
- グレーセーター×ロングワンピース
- グレーセーター×黒プリーツスカート
- グレーセーター×チャコールグレーコート×ピンクパンツ
グレーセーター×ツイードジャケット×白パンツ
ダークグレーのセーターが白×グレーのまろやかコーデの引き締め役に。首元と手首からシャツをのぞかさせると奥行きときれいめ度をしっかりアップしてくれる。ライトグレーのツイードジャケットをはおってグラデーションを意識して。
グレーのラメセーター×カーディガンのセットアップ×グレーパンツ
ラメ入りのセーターもホリデーシーズンにぴったりのセレクト。ショート丈カーデとのツインセットは、一枚で着るよりもメリハリが出てこなれて見える利点が。ギラギラしすぎないラメ感が上品。
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グレー薄軽タートルネックセーター×白フレアスカート
使い勝手がいい薄軽タートルネックは、白フレアスカートに潔く合わせたい。タックインしてコンパクトに着ると、コンサバにならずモードな表情を楽しめる。
【薄軽タートルニット】はここまで楽しめる! 6つの着回しアイディア♡
グレーハイネックセーター×ロングダウンコート×フレアパンツ
ゆったりシルエットのグレーハイネックセーターの下には同じトーンのブルーのシャツをレイヤード。ネイビーパンツと色をつなげるおしゃれ技をさりげなくインして。コートは上質感のある白でロングを選べば大人のきれいめ感がキープできる。
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グレーセーター×きれい色ストール
薄いグレーのセーターにダークカラーコートという、冬の着こなしの定番アイテムには、きれい色のストールで差し色をひとつ。これだけで上品見え確実。
グレーセーター×ロングワンピース
ショート丈のケーブル編みセーターとロングブーツは相性抜群! ワンピースにコンパクトニットを重ねた脚長効果の高い装いは、ロングブーツでIラインを強調してよりスタイルよく。
グレーセーター×黒プリーツスカート
キレのある黒のエコレザープリーツスカートは、フォックスファーのグレーセーターで配色だけでなくニュアンスもやさしげにまとめて。ゆるふわニットはスカートのIラインシルエットですっきりとした印象に。
グレーセーター×チャコールグレーコート×ピンクパンツ
こっくりとした派手めの暖色は、コントラストがつきすぎないチャコールグレーのセーターやコートと合わせるのが洒落た雰囲気に仕上げるポイント。白っぽい小物で抜けをつくると、キレイ色のアイテムだけが浮かずにまとまりのある着こなしに。
冬でも重く見せない【黒セーター】コーデ
黒のセーターはコーデを引き締めたり、モードに振ったりするのが得意。黒素材の中でもセーターは起毛のやわらからな風合いがあるのでやさしげな印象も。甘さや遊び心を取り入れても、黒で引き締めれば大人っぽさもキープ。
- 黒タートルネックセーター×白スカート×黒コート
- 黒セーター×カーキのボリュームスカート
- 黒セーター×黒コート×グレーパンツ
- 黒セーター×ライトベージュのダウン×カラーパンツ
- 黒セーター×パール釦のチェスターコート×ハイウエストデニムパンツ
- 黒セーター×黒ロングダウン×ネイビーロングワンピース
- 黒セーター×黒ブラウス×ブルーパンツ
黒タートルネックセーター×白スカート×黒コート
品のよさを味方につくるレディな装いで、マンネリしがちな冬のモノトーンスタイルをブラッシュアップ! 上品なミニスカートには、クロップド丈がチャーミングな黒のメルトンコートと黒のタートルネックセーターを合わせて、クラシックに振るのが新鮮。
上品なミニスカートで、モノトーンスタイルをブラッシュアップ!
黒セーター×カーキのボリュームスカート
カーキのナイロン素材、フラップポケットなど、MA-1の雰囲気を取り入れたスカート。ボリュームがあるのでセーターはすっきりした黒で。
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黒セーター×黒コート×グレーパンツ
かっちりモダンな雰囲気の上質な黒コートは、パンツやセーターもモノトーンでまとめて、シャープで都会的な大人の印象に。
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黒セーター×ライトベージュのダウン×カラーパンツ
キリッとした襟立ちが今っぽいダウンコートは、軽量化素材を使って軽やかな着心地。ドロップショルダーのオーバーシルエットでもすっきりした印象に!黒セーターで大人っぽく。
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黒セーター×パール釦のチェスターコート×ハイウエストデニムパンツ
デニムコーデもハンサムな黒セーターとなら、すんなりと大人のきれいめカジュアルに。すっきりとしたチェスター形コートと合わせるとぐっとモードにきまる。
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黒セーター×黒ロングダウン×ネイビーロングワンピース
マットなツヤ素材のダウン。インには、シアーな黒のタートルネックセーターを重ねて、端正なネイビーロングワンピースをオフ感のあるジャンパースカート風に。
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黒セーター×黒ブラウス×ブルーパンツ
黒のタートルセーターと合わせで、甘めブラウスも“黒”ならば、それだけで大人っぽく仕上がる。パンツとストールもブルーで揃えてこなれ感も演出。
セーターに合わせたい【アウター】選びのコツ
ここでは、セーターコーデに合わせたいアウターをピックアップ。適当に合わせても何とかなってしまうだけに、細部まで意識するとより大人っぽく洗練されます。まろやか配色でまとめたり、コートで立体感を引き立たせたり…アウターとの着こなしをピックアップ!
- ピンクセーターとカーディガン×ニュアンスカラーのコート
- 黒タートルネックセーター×トレンチコート
- 黒タートルネックセーター×淡ブラウンのPコート
- ブルーの柄セーター×スカイブルーコート
- イエローセーター×白カットソー×オフ白ジャケット
- ラベンダー色セーター×ラベンダー色コート
- 白タートルネックセーター×イエローコート
- グリーンセーター×白タートルネックセーター×グレーコート
ピンクセーターとカーディガン×ニュアンスカラーのコート
ニュアンスカラーのコートに、いい具合にくすんだピンクの半袖セーターと、カーディガンをセット使い。ボトムは白に近いピンクのコーデュロイパンツを合わせ、統一感のある配色でモダンで小粋なムードに。
肌なじみのいいくすみピンクは、色を重ねても大人っぽくまとまる!
黒タートルネックセーター×トレンチコート
黒タートルを中心にシャツとパンツの色も黒でそろえたスマートなスタイル。ロングトレンチに足元はローファー、かっちり手堅いアイテムを重ねて、知的なハンサムモードに。太フレームの黒メガネもキャラ立ちのポイント。
黒メガネがキャラ立ちポイント!トレンチ×ローファーの正統派知的スタイル
黒タートルネックセーター×淡ブラウンのPコート
淡ブラウンのPコート×黒セーター・スカートのコントラストの効いたコーデ。ダークトーンの着こなしに、軽やかなニュアンスを添えてくれる。コートの大きな襟が大人のかわいさをプラス。足元は、濃淡ベージュの厚底ハイテクスニーカーで抜け感を取り入れて。
ブルーの柄セーター×スカイブルーコート
清涼感のある爽やかなスカイブルーのコートは、濃淡のあるブルーセーターを合わせて遊び心たっぷりの着こなしに。歩くたびにちらりとのぞくブルーのソックスが、愛らしいワンポイント。
イエローセーター×白カットソー×オフ白ジャケット
オフ白のコーチジャケットは、スポーティに振ると新鮮に。鮮やかイエローのセーターに白タートルを挟むことで肌なじみがよくなります。
きれい色でつくる、30歳からの【大人かわいい】コーデ! 冬のおでかけの参考に♡
ラベンダー色セーター×ラベンダー色コート
柔和さと優雅さをコーデに吹き込んでくれる、パステルトーンのラベンダーコート。セーターやコート、ストールと、少しずつ色味をずらしたパープルを重ね、品のいいグラデーションをつくって。
白タートルネックセーター×イエローコート
淡いイエローコートには、なじみのいい白セーターとベージュのワンクッションでコーデに統一感を。小物をブラウンの色味で揃えて、暖かみのあるコーデに。
グリーンセーター×白タートルネックセーター×グレーコート
品のあるアイシーグレーなら、ヘルシーなグリーンセーターのコーデもしっかり受け止めて大人顔に。白タートルで抜け感を演出。
最後に
冬におすすめなセーターコーデ。正式な名称を知らなくとも楽しめるのが服のおしゃれのいいところだけど、「セーター」というひとくくりで見るのではなく、ニット生地の違いを知っているとコーディネートの組み合わせがより楽しいものに。コーデを参考に、セーターの個性にも注目しながら冬の着こなしを楽しんでくださいね。