【目次】
・知ってるようで知らない「セーター」と「ニット」の違い
・きれいめ【白セーター】で洒落感アップ
・着回しに便利な【グレーセーター】コーデ
・セーターに合わせたい【アウター】選びのコツ
・最後に
知ってるようで知らない「セーター」と「ニット」の違い
暖かみのあるウールやカシミヤなど、寒い時期に着たくなるセーター。ニットとの違いをご存じですか?
・「ニット」は生地そのもの。
・「セーター」はニット素材でつくられたトップスのひとつ。
つまり、セーターは1本の糸からつくられた編み物で、リブやローゲージなど編み方次第でさまざまな着心地をつくれるのがニット。とはいえ、現在はどちらもトップスを指す言葉として使われることが多くなっています。
きれいめ【白セーター】で洒落感アップ
女らしさと、ほっこりとしたカジュアル感を両方叶えてくれる白セーター。顔まわりがパッと明るくなる白セーターが入るだけで、冬のコーデが一気に華やぐのがいいところ。細見えするリブ、ざっくり感が人気のローゲージ、ボディにほどよくフィットするハイゲージなど、素材感にも注目して周りとは差をつけて。
【1】サイドスリット入り白セーター×デニムのきれいめコーデ
寒さが身に染みる冬は、防寒を優先してセーター×デニムのカジュアルな合わせをしがち。きれいめ白セーターのレイヤードに、淡いブルーデニムに合わせた華奢なヒール靴で女らしさを委ねて。
「首、手首、足首… 3つの首は女の名刺!」カジュアルコーデを女っぽく仕上げるコツ…
【2】白のカシミヤセーター×ベージュワイドパンツのリラックスコーデ
ふわふわの白コットンカシミヤセーターにワイドパンツを合わせたコーデ。ロング丈のトップスはパンツにインしてスタイルアップを。クラシカルな黒のスクエアバッグを合わせて引き締めて。
【3】白のタートルネック×ベージュシャツのレイヤードコーデ
地厚のミドルゲージの白セーターにベージュシャツをレイヤードしたコーデ。きれいめに着られる白の細身パンツを合わせて、爽やかなオールホワイトの装いに。
疲れが出やすい週半ば。顔色がよく見えるオールホワイトでいざ出社♡
【4】白のタートルネック×レーススカートで女っぷりアップ
白のタートルネック×レーススカートのシンプルコーデ。レーススカートの素材感に特徴があるから、1トップス1ボトムでもこなれオーラが漂う着こなしに仕上がります。
レーススカートで女っぷり高く仕上げた、ざっくり白タートルコーデ
【5】オフホワイトのタートルネック×白のパンツでオールホワイトコーデ
オフホワイトのタートルネック×白のパンツで白のワントーンコーデ。カゴバッグや柄ストールでニュアンスを足して、“脱ほっこり”に仕上げるのが着こなしのポイントです。
【6】シンプルなモノトーンスタイルで
色が映えるからこそ、白のセーターは万能。Vネックならば美しく肌見せをし、アクセサリーの代わりにするもよし◎。
表情をキリッと見せる白ニットは〝肩〟がきちんとあるから会議もOK
【7】ふわふわの白セーター×ブルーパンツの大人っぽコーデ
ふわふわのアンゴラ混セーターで、白のピュアなかわいらしさが倍増。ペールブルーのパンツでクールダウンさせるのが、ちょうどよいバランス。背中のデザインもおしゃれ。
後ろ姿もかわいいアンゴラ混の白ニット。ペールブルーのパンツでクール感をプラス
【8】白セーター×水色シャツのレイヤードコーデ
白セーターに爽やかな水色シャツをレイヤードさせた、大人の休日カジュアルスタイル。ローゲージニットのほどよいボリューム感で立体的な着こなしに。チノパンの足元は赤スニーカーをアクセントに。
【明日のコーデ】VANSのスニーカーで赤を効かせて、楽チンかわいいトラッドコーデ
【9】白タートルネック×ブラウンスカートはミニ丈でおしゃれを先取り
ほどよい抜け感が手に入る、ローゲージ&タートルネックのざっくりセーター。ボトムを選ばない、ユニセックスなデザインが使いやすい。ブラウンのラップスカートは、インナーのグレージュとのリバーシブル仕様。
来季はミニボトムが本格カムバッグの気配。ブラウンスカートでいち早くトライ♪
着回しに便利な【グレーセーター】コーデ
シーンを選ばず着られて、何かと重宝するグレーセーターは冬コーデの味方。ニュアンスのあるライトグレーから、シックなダークグレーなど、明るさでも印象が違うので着こなしのバリエーションも豊富。ポイントを押さえて、女性から見てもかっこいいと思えるカジュアルコーデを楽しみましょう。
【1】グレーセーター×白プリーツスカートのワンマイルコーデ
やわらかくて軽いグレーのセーターは、きちんと感のあるデイリーワードローブ。揺れシルエットの白プリーツを合わせてご近所女子会へ。
【2】グレーセーター×ミントグリーンのナローフレアスカート
ゆったりとしたセーターとハイテクスニーカーのリラクシーな装いに光沢スカートを加えてクラスアップ。落ち着いたミントグリーンとシックなグレーでまろやかな配色に。
【3】アイシーグレーのセーター×オレンジスカートの華やかコーデ
アイシーカラーのセーターに鮮やかなオレンジスカートを合わせて、ふんわりレディな装いに。アイシーなトップスとなら、色のメリハリがついて甘くなりすぎない女性らしさが漂う。
コーディネートが一気に華やぐ! 組曲のふんわりフレアスカートの着映え力を検証!
【4】グレーセーター×テーパードパンツのリラックスコーデ
今っぽいゆるさが漂うグレーのタートルセーターを主役にした、大人のリラックスコーデ。前後差のある裾なので、テーパードシルエットのパンツにゆるっとインしても簡単にサマになる。
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【5】定番のグレーセーターをカラーパンツでリフレッシュ
定番のアンサンブルに、鮮やかなブルーのパンツを合わせて「かっこいい女っぽさ」を実現! ノースリーブのさりげない肌見せでヘルシーな印象に◎。
【6】個性派オーセンティックなセーターはハイウエストのスカートを合わせて
休日スタイルで取り入れたい、チェックスカートはグレーのワイド袖ニットが引き立ててくれます。モードな雰囲気も◎。
【7】グレーセーター×パンツのワントーンコーデ
ベーシック派の定番スタイル「グレーセーター×パンツ」にスカーフをネックレスのようにプラスして。ブルー×グレーの大人シックな配色になじませれば、簡単におしゃれ慣れした印象に。
【8】トレンドのアニマル柄はグレーセーターで品よく着地させて
旬のアニマル柄であるパイソン&レオパードを取り入れるときも、グレーセーターがおすすめ。挑戦的なパイソンスカートだって、ハイネックリブニットで品よく着地させれば、きれいめモードな印象に。
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セーターに合わせたい【アウター】選びのコツ
ここでは、セーターコーデに合わせたいアウターをピックアップ。適当に合わせても何とかなってしまうだけに、細部まで意識するとより、大人っぽく洗練されます。ここでは。まろやか配色でまとめたり、リブが効いた白セーターに白チェスターコートで立体感をつくった着こなしをご紹介します。
【1】ブラウンセーター×ベージュのショートダウンコート
ベージュからオレンジの暖色系グラデーションでまとめた冬コーデ。ブラウンセーターとロングタイトを、コンパクトなダウンでワントーンにつなげれば、暖かさもスタイルアップも両立。
【2】グレーセットアップ×淡いグレーコートでグラデ配色に
体のラインを拾わないけれど絶妙なIラインを描く、タートルネック×スカートのセットアップ。淡いグレーのコートとグラデーション配色でまとめて、色数を最小限におさえれば品のいい迫力美人な着こなしに。
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【3】グレーのタートルネックに同系色のダッフルコートを合わせる
グレーのタートルネックに白のパンツを合わせて、ダークグレーのダッフルコートをはおれば、クリーンな印象にまとまる正統派トラッドなコーディネートのできあがり。永遠のベーシックに通じるスタイルです。
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【4】白セーターに白カーデをアンサブルのように重ねる
白セーターだからこその、やわらかい印象をさらに引き出してくれる冬コーデ。ニット×カーディガンで美しいアンサンブルを生み出して。
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【5】白セーター×オーバーサイズトレンチでシルエットを更新
白セーター×チノパン、トレンチ、ローファーのトラッドコーディネート。コートのカーキとパンツのベージュを、キャラメルブラウンの小物でつなげて。ほんのりモードに振るのが重要。
【明日のコーデ】永遠のベーシック「トレンチ×チノパン」コーデをシルエットで更新♪
【6】セーター×コートのホワイトコーデはブラウンで洗練させて
ウールコート&リブニットというあたたかな素材のレイヤードは、質感の異なる白を合わせることで単調にならず、着映えする洗練白コーデが完成。ほどよくカジュアルなブラウンを合わせることで、重くならずやわらかで今季らしいムードに。
【明日のコーデ】クリアな白ならブラウン合わせも脱・ほっこり! 洗練コーデに♪
【7】グレーセーター×黒ジャケットで女っぽさと今っぽさを両立
ノーカラーの黒ジャケット×グレーセーターのシックトーンの着こなしも、老けずにキレイなお姉さんに仕上げるように。女っぷりと今っぽさを両立したいから、鮮やかなパープルのパンプスをプラスして。
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【8】グレーセーター×グレンチェックジャケットできれいめスタイルに
打ち合わせの日のスタイルにもぴったりな、頼れるジャケパンスタイル。インにはグレーセーター×クリーンな白パンツを配置して、かしこまりすぎずしなやかな印象に。
最後に
今回はセーターとニットの違いをご紹介するとともに、冬におすすめのセーターコーデをご紹介しました。正式な名称を知らなくとも楽しめるのが服のおしゃれのいいところだけど、「セーター」というひとくくりで見るのではなく、ニット生地の違いを知っていると、コーディネートの組み立てがより楽しいものに。今回の記事を参考に、セーターの個性にも注目しながら冬のコーデを楽しんでみてくださいね。