神田で台湾に出会った! 体が喜ぶ優しい甘さの温かい豆花
暑い夏の日はかき氷やアイスクリームが美味しい!!!
とはいえ、この夏は、あまりの暑さに冷たいスイーツを食べ過ぎた〜。夏もそろそろ終わりを迎え、冷房のあるお部屋でひんやりスイーツを食べていると、食べたそばから体が冷えてツラくなる、という冷え性女子も多いはず。
そろそろ秋冬に向けて、体を冷やすのは控え始めるべきなのかも。薬膳や未病という考え方をベースに持つ中華料理の世界では、冷やす食べ物は基本的にはありません。暑い夏でも、生野菜や氷入りドリンクもあまり口にしません。スイーツだって温かいものがベースです。やっぱり温かい食べ物は体にいいに決まってる。
だから、夏の疲れを感じたら、暑くてもさっぱり頂ける台湾の温かいスイーツ、豆花を食べに行きませんか?
都内に初めてできた台湾伝統豆花専門店「東京豆花工房」は、まるで台湾にいるような、本格的な豆花が頂ける専門店♡
豆花とは、豆乳をにがりなどで固め、その上にシロップや豆などのトッピングを乗せて食べるスイーツ。毎日のように食べられている台湾を代表する国民的デザートです。
「東京豆花工房」の豆花は、台湾の本場の味とまったく一緒! 豆乳をふるふる、ゆるゆるのプリンのように優しく固めた豆花はのどごし最高で、食欲がないときでもするり。栄養がしっかり採れる優れものスイーツ。
トッピングは「全部乗せ」が正解♡
またトッピングが素晴らしい。ここまで、台湾と同じような選べるトッピングのラインナップをていねいに手作りしているお店は今まで日本にはなかったー!!!
常時、お店には7種類以上のトッピングが並べられています。私がうかがったときは、ブラックタピオカ、粉粿(フングエ=サツマイモのデンプンで作った台湾ゼリー)、紫米、緑豆、はとむぎ、白キクラゲ、ピーナッツ、小豆、白玉。
日によっては、蓮の実や紫芋団子、かぼちゃ団子、タロイモ団子、金時豆、もち麦、サツマイモなどがあるときも。いずれも昔ながらの自然な薬膳食材で、しかも優しい甘さのてんさい糖でていねいに煮込んだトッピングの数々に気分が上がりまくり♪
夏の豆花は、温かい豆花、氷を乗せたタイプ、冷たいタイプと全3種。豆花だけだとどれでも¥500(+税)。そして、トッピングありだと何種類乗せても温・氷・冷いずれも¥650(+税)。
好きなトッピングに絞ってもよいけれど、私のオススメは、やはり温タイプの豆花に、色々な食感が楽しめる今日のトッピングを全部乗せ♡ 贅沢!
わ〜、台湾旅を思い出す!!!
つるんとなめらかな舌触りの豆花に、つぶつぶ、もっちり、ねっとり、しっとりといろんなトッピングの口当たりが混ざって、もう本当に美味しい〜♪ ほっとする穏やかな甘さと温かな豆花は、じわっと体の細胞に染み渡るようです。
トッピングの中では、ねっとりもちもちの粉粿や、しっとりしたピーナッツ(血行を良くする)、むっちりした緑豆(むくみや熱を取る)がお気に入り♡
う〜、あまりの美味しさに1椀なんてあっという間。もうひとつ食べたいっ! テイクアウトもできるので、近くならおみやげにするのもおすすめ。ダイエットをしている人もヘルシーデザートの豆花なら罪悪感ゼロねっ!
冬には生姜シロップも登場するそうですよー♪ 温活万歳!
【東京豆花工房】
住所/東京都千代田区神田須田町1-19
営業時間/11:30〜19:00
定休日/水曜
公式HPはこちら
初出:しごとなでしこ
武田麻衣子/Maiko Takeda ファッションエディター
大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。以降、Oggi、Domani、Precious、和楽などで活躍。ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa