■カギはしっかりかけて!
彼氏と東南アジアのリゾートへ旅行に行っていたOLのR美さん。
夜、彼とふたりでホテルのベッドで寝ていると、部屋の鍵を掛け忘れていたからか、酔った欧米人の男性が乱入!「浮気か! オレの妻に何してる!?」と騒ぎはじめたからさあ大変。
ところが、部屋の明かりをつけた所、R美さんの顔を見て「妻じゃない・・!」と男性。
どうやら部屋を間違えた&奥さんがアジア人のため、見間違えたとか。ホテルスタッフを呼び、欧米人男性も謝罪し、無事ご自分の部屋に帰ったそう。
オートロックの客室でもしっかり施錠しているか、きちんと確認してから就寝しましょう。
■落ち着いてください
日本人にも人気のアジアの某国で個人お土産店を営むKさんがつい最近体験した話。
仕入れで出先にいたところ、店のスタッフから「お店のショーケースをお客さんが割った」と電話が。お客さんは20代の日本人カップル。
電話口で男性のお客さんと話した所、ショーケースに肘をついて体重を掛けたところ割れてしまったとのこと。怪我はないとのことでした。
ショーケースの弁償代として店と折半で料金を払って欲しいと申し出た所、電話の相手が男性から女性に突然代わったそう。そのまま弁償について話を進めると女性の方の態度が一変。
「金の話じゃなくてまず私にもケガがなかったか聞けよ!」「わざとじゃねーのに何でこっちが支払わなきゃならねーんだ!」「電話じゃ話になんねーからすぐに来い!」「逃げんじゃねーぞ!!」とヤンキー口調で激昂の様子。
出先が店から離れたところだったので、宿泊のホテルで話す事になり、ホテルに伺ってみるとそこには散々暴言を吐いた女性の姿はなく、男性の姿のみだったそう。結局、紆余曲折あり、何とか支払いを頂くことができたものの、最後まで女性は姿を見せなかったそうです。
こんなこともあるので、旅立つ前に海外旅行保険はしっかり入っておきたいですね。
■夫婦喧嘩の末
海外リゾートホテル勤務のHさん。ヴィラの2階に宿泊中のお客様の奥さまから「ケガをしているので病院へ行きたい」と申し出が。
念のため何でケガをしたのか聞くと、夫婦喧嘩の末、奥さまが「死んでやる!」と2階から飛び降りたとのこと。
幸い、軽い打撲で済み、奥さまも平常心に戻られた様で「受け身がうまく取れた」と言って笑っていましたが、ホテル側としては笑い事ではなく…。
1階に宿泊客がいなかったのも、不幸中の幸いだったとか。旅先での夫婦喧嘩は、ほどほどにお願いします。
初出:しごとなでしこ
ストウ
保険会社法人営業約3年勤務。事務職への転職を機にライターに転身。
現在は、保険をはじめさまざまなジャンルについて、ウェブや雑誌など各種メディアに寄稿している。