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LIFESTYLE

2018.07.01

福士蒼汰主演の超話題作『BLEACH』ジャパンプレミアイベント全文リポート

「週刊少年ジャンプ」を代表する金字塔漫画であり、全世界でシリーズの累計発行部数1億2,000万部を誇る「BLEACH」がついに実写映画化! 劇場公開に先駆け、6月28日(木)に東京・東京国際フォーラムでジャパンプレミアが開催されました。

全世界でシリーズ累計発行部数1億2,000万部を誇る「BLEACH」がついに実写映画化!

今回のイベントには、主演を務める福士蒼汰をはじめ、杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介と佐藤信介監督が集結。激しいバトルの撮影秘話や、この夏の“抱負”が明かされたイベントの完全レポートをお届けします。

黒崎一護(福士蒼汰)

主人公は、ユウレイが見えること以外は普通の高校生・黒崎一護(福士蒼汰)。ある日、死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)から力を譲り受け、一護は死神を代行するハメに。一護は家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊・虚〈ホロウ〉と死闘を繰り広げていきます。

[ALEXANDROS] による主題歌「Mosquito Bite」が流れる中、客席後方から杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介、佐藤信介監督が登場すると、会場に詰め掛けたファンは大熱狂! 観客とハイタッチを交わしながら客席の間を通って、ステージへと登壇しました。

「BLEACH」ジャパンプレミア

続いてステージ後方のモニターが開き、死神の武器“斬魄刀”を担いだ福士蒼汰が登場すると、会場のボルテージはさらにヒートアップ! そのまま“斬魄刀”(ざんぱくとう)を大きく振り、モニターに映し出された悪霊・虚〈ホロウ〉をぶった斬り! 会場が大きな歓声に包まれる中、トークがはじまりました。

福士蒼汰福士蒼汰

――まずは挨拶をお願いいたします。

福士:皆さんの熱気が伝わってきます! 最近は暑い日々が続いていますが、アツいと言えばワールドカップ! 僕も友達と観て盛り上がってるんですけど、『BLEACH』もどんどんアツくなっていってます。7月20日公開なので、一番アツい夏にするように、アツくいきましょう!

杉咲:約2年前に撮ったこの映画を、ようやく皆さんに観ていただけることが本当に嬉しいです。今日は楽しんでください。

吉沢:ついに観ていただけるということなんですけど、こんなに人がいる舞台挨拶は映画でなかなかないなって。この映画に対する期待値の高さを感じます。皆さんの期待を裏切らず、良い意味で越えていくような相当アツいエンターテインメントになっていると思いますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。

福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介、佐藤信介監督

早乙女:今日はお暑い中、お越しいただいてありがとうございます。楽しんでいってください!

江口:迫力がある映画が出来たと思います。パンクな侍もありますが、この作品は“ロック”な感じで。ロックンロールの要素が入ってますし、パンチある映画になってますので、期待してください。

佐藤監督:撮影がちょうど2年前で、1年間かけてCGなどを作り上げました。観ていただくとあっという間に終わってしまうかもしれませんが、1カット1カットこつこつと作り続けた映画です。今日初めて皆さんに観ていただくのは感無量です。

――福士さん、“斬魄刀”で巨大な虚〈ホロウ〉をぶった斬っていかがでしたか?

福士:気持ち良かったです(笑)。久々に“斬魄刀”を持ったので、衣装も死覇装っぽくしました。

福士蒼汰

――杉咲さんは先ほどの福士さんのアクションをご覧になっていかがでしたか?

杉咲:素敵でした。

――吉沢さんは?

吉沢:カッコよかったですよ~。

――早乙女さんは?

早乙女:キュンキュンしました!

会場:(爆笑)

――江口さんは!?

江口:カッコよかったですね。あれ重くないの?

福士:めちゃくちゃ重いです。いろんな型の種類があって、重いものから軽いものまで作ってました。

――劇中では、悪霊・虚〈ホロウ〉と死神との戦いで、超絶アクションが繰り広げられますが、アクションの撮影で苦労されたり面白かった点は?

福士:やっぱり刀が大きいところですね。なかなか慣れなくて。ワイヤーアクションもあったので、ワイヤーに刀が引っかかってNGになってしまったりとか。刀の長さに慣れるのが一番難しかったです。

杉咲:(演じた)ルキアは剣を握ることに慣れてる人なんですけど、殺陣の経験がなかったわけではないのですが、ここまで上手い役は初めてだったのでたくさん練習をしました。

杉咲花

――吉沢さんは刀ではなく弓を武器としていますね。

吉沢:大変でした。弓、CGなんですよ。弓の先の部分だけ持って、あとは何もない中で(弓を)引いてるんですけど、ちゃんと放っているように見せるのは大変でした。僕、剣道9年やってて、『BLEACH』のお話が来た時に「ついにこの特技をいかせる時が来たぜ!」と思ったら、まさかの“滅却師”(クインシー)の役っていう(笑)。「そっち!?」って思いました(笑)。もちろん嬉しかったですけど、弓は大変でした。

吉沢亮

――早乙女さんはいかがでしたか?

早乙女:ワイヤーアクションもCGも初めてだったんです。僕は、伸びる“蛇尾丸”(ざびまる)という武器を使うのですが、実際には伸びないので、伸びてる風に操らなきゃいけなくて。福士くんが“蛇尾丸”にやられてる風に演じてるのが、だんだん面白くなってきたりして…(笑)。

福士:あはは(笑)。

――でも完成作を観たら、すごいシーンに仕上がってますよね。

福士:そうですね。自分の想像を超えるアクションシーンになっていて、完成作を観て「すごい!」と思いました。

――もちろん撮影中は、虚〈ホロウ〉はいないわけですよね。

福士:虚〈ホロウ〉が見えない中で、皆とイメージを共有するのが難しかったです。僕と違うイメージを監督が持たれていると合わなかったりするので、イメージの共有がCG撮影では大事かなと思いました。

――杉咲さんはアクションシーンに臨むにあたって、福士さんとお話されたりは?

杉咲:アクションの練習では、相手役を何度もしてくださって、一緒に練習していました。虚〈ホロウ〉を見てリアクションするシーンの時は、ざっくりとした虚〈ホロウ〉のイラストが描かれた紙を長い棒に付けて、助監督さんが持ってくださっているんです。それを見てリアクションしたり戦ったりするのが難しかったです。

――そうなんですか!? 本編中の虚〈ホロウ〉は相当怖いですけど、撮影中はざっくりした絵が棒についていたと(笑)。

佐藤監督:ちょっとでも助けになればいいなと思って(笑)。

――杉咲さんは福士さんと練習されたということですが、福士さんはどんな感じで教えてくれるんですか?

杉咲:優しいです。「こうやったらこういう風に見えるよ」とか、「こうするとやりやすい? 大丈夫?」って聞いてくださったりとか。

福士蒼汰、杉咲花

福士:僕もそんなに経験が多いわけではないので、教えられる知識の範囲内で。もちろんアクション部さんが教えてくださるので、二人で一緒に稽古しているような感じです。

――吉沢さんは、実体がない弓を使って、実体がない虚〈ホロウ〉と戦ったわけですね。

吉沢:もう意味がわからないですよね(笑)。でも、CGがすごく多い現場ではあるんですけど、監督の頭の中にイメージが出来上がっていて、虚〈ホロウ〉がどこにいて、どんな攻撃をしてきて、どう攻撃すればいいのかを監督が的確に教えてくださったので、やりづらさはあまり感じず、監督に頼りながら撮影していました。

福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮

――完成作をご覧になっていかがでしたか?

吉沢:すごいですよね。“グランドフィッシャー”という巨大な虚〈ホロウ〉が出てくるシーンのアクションも、オープンセットで駅のロータリーをつくったんですよ。外の抜けとかはグリーンバックだったんですけど、現場では「どうなるのかな?」って分からないことばっかりだったんですが、映像で観るとまったく違和感がなくて。本当にグランドフィッシャーが現実にいるようなCGはとてつもないと思いました。

――そのシーンは何日も撮影したと聞きました。

早乙女:2週間くらいでしたっけ。最後の20分くらいのシーンだけで。その2週間は、毎日朝から晩まで戦ってました。

福士蒼汰、吉沢亮、早乙女太一

福士:本当は20分間のバトルなんですけど、撮影が長くなってくると、カットごとにその時のテンションを保つのが大変ではありました。体力的にも大変ですし。

――アクションシーンも見どころですが、一護の父であり、江口さんが演じる一心も素敵です。豪快でありながら子どもたちを見守っていて、本作の中では安心するようなシーンですね。

江口:僕はまったくアクションはないんですが(笑)、家の掃除をしたり料理をしたり(笑)。激しいアクションが繰り広げられる中、家庭で明るく迎えるんです。子どもに何が起こってるかほとんどわかっていないという、ちょっと抜けたお父さんです(笑)。

――福士さんとの共演シーンはいかがでした?

江口:初共演だったんですが、ストレートに演じる方という印象で。二人でトーンを合わせながらつくっていきました。原作漫画がありますが、原作ファンがぶっ飛ぶくらい良い映画になってます。こういう作品はハードルが高いですが、夏に観るには最高のポップなロック映画という感じです。

――福士さんから見た江口さんはいかがでしたか?

福士:本当に柔らかくて、包容力があるお父さんだなと感じました。それは一緒に撮影中にも感じる部分はありましたし、江口さんご自身にリンクした柔らかさがすごく伝わってきて。本編でもそのシーンはホッとするシーンなので、注目して観ていただきたいです。

――監督にお伺いしたいのですが、世界中にファンがいる原作漫画を実写化するにあたって、一番心がけたことは?

佐藤監督:いまだに『BLEACH』映画化を聞いて、「音楽を担当したい」っていう英語の売り込みメールが来るくらいです(笑)。もう終わってるんですが(笑)。それくらい世界各国で『BLEACH』のファンが多くて。広く観ていただきたいですし、ほかの外国映画と比べても見劣りしないレベルの作品にしたいというのがテーマになってましたし、意外と和のテイストをすごく大事にしました。虚〈ホロウ〉のデザインとか、皆さんの出で立ちもそうなんですが、和のデザインはすごく気を付けて取り入れていきました。

福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、江口洋介、佐藤信介監督

――熱い男たちのバトルが見どころですが、注目してほしいシーンはどこでしょうか?

福士:やっぱり(早乙女演じる)恋次とのバトルシーンですね。自分も演じていたんですが、完成作を観て自分で度肝抜かれたというか。こんなシーンを自分がやってたのかって思うくらいに客観的に観てしまって。日常と非日常のアンバランスさを融合させてつくり上げられた世界観がすごくリアルに表現されているので、そこはぜひ感じてほしいです。

杉咲:アクションがカッコよくて動きのある作品なのですが、その中で友情もしっかりと描かれていて。ラストの一護とルキアのシーンは、私は最後に撮影したんですが、自分の中でとても印象に残っています。感動するシーンでもあると思うので、最後まで見逃がさずに観てほしいと思います。

吉沢:僕は福士くんと二人のシーンが多いんですけど、最初は敵対していて、だんだん仲間なのかわからないけど共闘していく、距離が縮んでいく様は、“ある一定のファン”からしたら堪らないんじゃないかなっていう。

福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮

会場:(爆笑)(拍手)

――“ある一定の”!?

吉沢:二人で背中合わせで戦うシーンとか。

福士&吉沢:(背中を合わせる)

会場:(悲鳴)

吉沢:これは特撮ファンはもう…。堪らないだろうと思いますね。

会場:(爆笑)

――このファンの皆さんの反応を見るだけでも激アツですね。

吉沢:激アツですね。キャスティングを聞いた時から思ってました。これはその辺のファンの方からしたら…って(笑)。

この夏に“変わりたい”“挑戦したいこと”に珍回答が続出!

続いて、普通の高校生だったのに死神を代行するハメになる主人公・一護にちなみ、“この夏、〇〇から〇〇に変わりたい”というお題が出され、今夏の抱負を問われた登壇陣。それぞれユニークな回答が飛び出しました!

福士蒼汰

福士:う~ん…。僕はこの夏…、僕はこの夏…。

ファン:頑張れー!

福士:この夏、海に行く!

会場:!?

福士:普通だなって思いますよね(笑)。でも、僕あんまり夏に海行かないんです。常に仕事しているので…行く機会があんまりなくて。この夏は行きたいなって思います。

――杉咲さんはいかがでしょうか。

杉咲:この夏…、“柔らかいから、固いに変えたい”です。

一同:!?

――どういうことですか!?

杉咲:うどんにハマってるんですけど、手作りしていて。自分で手打ちでつくったりしてるんです。でもコシが足りないから、コシのあるうどんをつくりたいなって思います(笑)。

福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介、佐藤信介監督

――まさかの回答でした(笑)。吉沢さんはいかがでしょうか?

吉沢:この夏…、“ビールからプリン体ゼロに変えたい”。

会場:(爆笑)

吉沢:ビールをすごく飲むんですけど、やっぱりこういう表に出る仕事をしているので、ビールばっかり飲んでいると、体がブクブクブクブク太っていってしまうなっていうのがあるので、そのあたりはプリン体オフ、糖質ゼロの身体に優しい飲み物に変えられればいいかなって思います。

福士:(苦笑)

福士蒼汰、吉沢亮

――この流れでやりづらいかもしれませんが…(笑)、早乙女さんは?

早乙女:全然思いつかない(笑)。俺、逆にビールが飲めないんですよ。海とか行ってビール飲んでる人とかお風呂上りに一杯やってる人を見ると、美味しそうだなって思うんです。味わってみたいので、ビールを飲めるようになりたいです。

――福士さんと吉沢さん、早乙女さんの3人で、海でビールを飲むのはいかがでしょうか。

福士:(笑)。皆でバーベキューとかやるのもいいですよね。

福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、早乙女太一

江口:海でビール飲みながら流しそうめんとかね(笑)。

――そこはうどんにしてください(笑)。

杉咲:(笑)。

福士:うどんいいですね(笑)。

江口:皆でキャンプに行きましょう!『BLEACH』メンバーで。

現場での“爽やかな風”を暴露! MIYAVIからのビデオメッセージ

MIYAVI

続いて、ルキアの義兄の死神・朽木白哉役であるMIYAVIからのビデオメッセージが上映されました。初共演となった福士について「本当にナイスガイで、ずっと爽やかな風が吹いてました。芝居に対する姿勢や取り組み方は好感を持てましたし、一護を演じ切るその姿は応援したいなって思いながらも、(敵である)白哉としてぶった斬りました(笑)」と語ると、福士も照れ笑いを浮かべながらコメントしました。

福士:初めて聞きました(笑)。あまり現場で(共演が)多くはなかったので、ちゃんとお話させていただく機会がなかったので、そう思ってくださっていたんだなって。今日も来てほしかったですね。また機会があればぜひ来ていただきたいです。

巨大な“グランドフィッシャー”の登場にビビる!?

グランドフィッシャー

終盤のマスコミによるフォトセッションでは、キャスト陣の後方からグランドフィッシャーが登場。登壇陣も驚いたようで、福士は「この距離、すごく怖い!」「(劇中で)ぶった斬ったつもりだったんですけど(笑)」と語りながら、怯えるような表情を見せて会場を沸かせました。そんな福士から、最後にファンに向けてメッセージが語られました。

福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮

福士:この映画は人と人とのつながりや関係性を丁寧に紡いだ作品でもあります。キャラクターの心の動きや心情の変化という部分も一緒に観ていただけたら嬉しいです。そして何より、大迫力のアクションシーンは圧巻だと思いますので、エンターテインメント作品としてぜひ楽しんでください!

集合撮影

『BLEACH』は7月20日(金) 公開!

BLEACH

出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊 )
監督・脚本:佐藤信介
脚本:羽原大介
音楽:やまだ豊
主題歌:[ALEXANDROS]「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会 制作プロダクション:シネバザール
配給:ワーナー・ブラザース映画
©久保帯人/集英社
©2018 映画「BLEACH」製作委員会

初出:しごとなでしこ


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