シルク・ド・ソレイユの最新作公演「キュリオス」は音楽に注目して♡
こんにちは!
なでしこリポーターズの柳沢佳澄です。
私、実は無類のミュージカル&ショー好きです。今まで多くの演目を観てきましたが、やっぱり「シルク・ド・ソレイユ」の公演は私にとって特別です。
ところでみなさん、現在東京にて上演中の、シルク・ド・ソレイユの最新作公演「キュリオス」はご覧になりましたか?
シルク・ド・ソレイユ30周年記念作品、ということで、エッセンスがぎゅっと凝縮されている、濃厚な内容のパフォーマンスの数々を楽しめる、そんな演目になっているんです。
「キュリオス」の魅力は…
ちなみに、タイトルの正式名称は「KURIOS ~Cabinet of Curiosities〜」。
「KURIOS」は、「好奇心」と「骨董品」のふたつの意味を表しています。サブタイトルの「Cabinet of Curiosities」は、「好奇心」や「骨董品」の飾り棚、そう、興味がたくさん湧いてくる、不思議な世界を表します。
主人公のSeeker(シーカー)も、追い求める人、という意味があるくらいなので、自分の好奇心、想像力に誘われて、不思議な世界への旅に出かけます。
その旅は、11:11からの1分間。11:11という時間は、欧米では“偶然が重なる幸運なとき”と言われており、その1分間の間の摩訶不思議な旅を、私たちも体験することになるのです。
そんな世界観は、舞台装置やコスチュームからも伝わってくるのですが、今回は、ちょっと違うポイントをご紹介します。それは音楽!
シルク・ド・ソレイユの特徴のひとつは、演目中はすべて生演奏! なんです。もちろん「キュリオス」の演目でも、すべてバンドメンバーが生演奏をしていきます。
タイトルに「骨董品」という意味が含まれているのもあり、ポルカやジャズといった伝統的な音楽もあれば、「好奇心」に誘われて、ロックのような現代的な音楽も入ってくる、そんな新旧織り交ぜた独特な音楽で、世界を作り上げます。
生演奏のすごいところは、演目のパフォーマンスのタイミングに合わせて、曲のテンポや拍を合わせること!
バンドマスターがパフォーマンスをしっかり見て、パフォーマーの息遣いなどもしっかりとらえて、音楽のタイミングも合わせているんです。
それぞれのパフォーマンスをさらに印象付けたり、世界観を醸成したりする音楽も、完璧な演奏をされているってすごいですよね。
そんな音楽にも注目な、シルク・ド・ソレイユ最新来日公演「キュリオス」ぜひ足を運んでみてください。
ちなみに、公演の一部では撮影OK(撮影可能な時間帯のみ)! 私ももれなく撮影しました。ちょうど手を振っているのが、バンドメンバーたち。パフォーマーも、バンドの演奏あってこそ、ということでこうやって称えあいます。この姿を見るのも、素敵ですよね。
「キュリオス」の東京公演は7/8まで! ぜひぜひお台場・ビッグトップ行ってみてくださいね♡
初出:しごとなでしこ
柳沢佳澄 なでしこリポーターズ
趣味はミュージカル鑑賞、料理。ピラティス。紅茶好きが高じて「紅茶検定」初級を取得。その他、通訳案内士、アロマテラピー検定1級、食生活アドバイザー3級などの資格を持つ