初デートと言えば、映画はド定番ですよね。なんてったって「◯◯の映画観に行こうよ」と誘いやすいです。でも、それ以外にも定番たる理由がたくさんあります。そう、いくつかポイントを抑えれば自分の魅力を相手にアピールできるのが「映画デート」なんです!
今回は映画ライター視点で映画デートの時にすべきことをピックアップしたいと思います。
映画デートのときにすべきこと
■1:映画に行く前の過程でポイント稼ごう!
映画を観に行くことになったら、作品の選び方や上映時間の確認、チケットの予約、その後ご飯を食べる場所…など、事前に準備できることってたくさんありますよね。つまり、気遣いや段取りなど、アピールできるポイントがたくさんあるんです。
逆に相手に段取りをしてもらう場合は、「気遣ってくれてるんだ」と相手の気持ちを汲み取ることもできます。
■2:思い切りおしゃれをしよう!
天候に左右されることのない映画館デート。特に動き回ることがないので、ヒールやスカートなど思い切り女性らしいおしゃれができるのもメリットです。
■3:予告編は見逃しちゃダメ!
劇場で映画鑑賞をするときにいつも思うのですが、上映ギリギリに入場する人がいたり、予告編をトイレタイムにあてたりしている人がいるんですよね。もったいないです。デートのときは、予告編は絶対チェックすべき!
もし彼が「これ面白そうじゃん」と言ったら「今度はコレ見に行かない?」と次のデートの約束を取り付けて。デート映画の上映前に次のデートの約束もできちゃうなんてラッキーじゃないですか。ホクホクした気持ちで映画を楽しめますよ。
■4:彼との距離を縮めよう!
食事に行ったとしても、席は基本的には向かい合いますよね。でも、映画館は隣同士。長い時間密着できるわけですから、お互いの気持ちは盛り上がること間違いなし。そっと彼の手に触れたりしたら…想像するだけでドキドキしてしまいますね♡
■5:映画が終わったあとは、感想を言い合おう!
親しくなりたては、デートでどんなことを話していいか悩んでしまいます。会話が続かなかったり…私にも経験があります(笑)。でも、映画デートなら、お互いに感想を言い合うことで会話が続きます。おまけに、お互いの価値観も知れるので一石二鳥!
上映中、感動したら相手に気を使わず泣いてもいいと思います。そんな自分のギャップを見せられるのも映画デートの魅力です。
一方で、映画デートで気をつけけるポイントがあることも事実。下手したら、自分のマイナスポイントをさらしてしまうことになりかねません。でも、以下のことに気をつければきっと大丈夫!
✔︎携帯電話の電源はオフにすること。
暗がりでメールチェックとか最悪。チカチカと発光して目障り。無神経な女だと思われます。
✔︎おしゃべりはしない。
映画好きの私の場合、鑑賞中に話しかけられるほど嫌なことはありません。多少気になることがあっても、私語は厳禁!
✔︎トイレは上映前に行きましょう。
上映中に立ち上がると周囲の人の視界を遮ることもなります。緊急の場合以外は避けましょう。
✔︎寝ないこと。
誘った映画でも誘われた映画でもグーグー寝落ちしたら幻滅されちゃいそうです)
✔︎飲食は要注意!
ふたりで一緒にポップコーンを食べるのはそれはそれで楽しいですが、食べ方には注意をしてくださいね。ごそごそと音を立てるのもあまり好感度はよくありません。飲食は映画を見た後「どっかでお茶しない?」みたいな感じの方がいいと思います。
✔︎ハンカチは忘れずに。
感動シーンがある場合は特に、ハンカチを忘れないように。
✔︎足元の所作には気をつけて。
至近距離だからこそ、足の所作も目立つもの。足を広げたり、何度も組み替えたりと暗闇だからと気を抜かないように。
わかってはいるけど…という部分もあったかと思いますが、やっぱりこう考えると親しくなりたてのカップルには、絶対映画デートがオススメだと思います。
初出:しごとなでしこ
映画ライター 斎藤香
映画専門誌の編集者として活動後、ライターとして多くの雑誌で映画レビューや人物インタビューを執筆。新作は月30本以上チェックしている映画通