初心者で月20万は夢じゃない!? 年末の断捨離はフリマアプリを利用しよう!
こんにちは。
なでしこリポーターズの長縄由実です。
早いもので今年も残すところわずかとなりました。 12月はたくさんのイベントが控えていてワクワクしますよね。断捨離好きな私は、今年をすっきりした気持ちで終わらせるために、すでに年末に向けての片付けを始めています。
以前までは不要なものは処分するか、リサイクルショップに出すかどちらかの方法を取っていましたが、今年は売れると話題のフリマアプリを利用しました。実はフリマアプリは初心者だったのですが、実際始めてみると、1か月で49点、計190500円を売り上げました。
今回はフリマアプリで売れた経験者として、フリマアプリを始めようと思っている人、すでに始めているけど思うように売れていない人、どちらにも役立つフリマアプリで私が気づいたことをお伝えしたいと思います。
まずは、売れるために出品時に掲載する以下の3点をそれぞれ工夫しました。
1.写真
2.文章
3.値段
■1:写真
加工せず、商品を360度から見えるようにしました。商品を少しでもよく見せようと写真は加工をしてきれいに映すというのが効果的だと思われがちですが、実際の色と違うのではないか? 傷や汚れをかくしているのではないか? という心配が増えて、商品が気になっても購入までには至らないというケースが多いと思います。
そこでアプリ内の加工は使わず、日中の明るい時間に、商品が映えるよう白を背景に写真を撮りました。
洋服の場合も床置きにするより白をバックにハンガー掛けにして撮るほうが、着用時のイメージが付きやすく清潔感もあって好印象な気がします。私が利用したフリマアプリでは、4枚までアップロードできるので、できるだけ多くの写真を掲載しました。
大切なのは手に取って見ることができない商品を、どれだけ現実的に見せられるか。インスタ映えのような写真だけでは「いいね」は増えても購入までには至らないことが多いようです。
アプリ内では写真を複数載せることができるので、表、サイド、裏側と、商品を立体的に写すことが購入される秘訣だと思います。
■2:文章
検索されやすいワードを入れ込み、詳しい商品説明をすることも大切です。
フリマアプリでは毎日非常にたくさんの商品が出品されているので、例えば「スカート」とだけ検索すると、限りない数のスカートが出てきます。そのためほとんどのユーザーが「フレア」「タイト」などのスカートの形や、「スウェード」「ツイード」などの素材も含めたワード検索をしているようです。
詳細を載せることも重要ですが、キーワードを意識すると、それを必要としている買い手に早く見つけてもらう効果があると思います。
商品説明の欄にはサイズや素材、使用回数など商品について詳しく書くことはもちろんですが、購入時期と購入場所を加えれば目に見えない商品のルートがわかるので、信用度が上がると思います。
また、今季、新作、レア、未使用、美品、値下げ、セールなど、検索されやすいワードを入れることで、商品の閲覧者数を増やすことができます。よりたくさんの人に見てもらうことで、購入される確率が高くなります。
さらに、冠婚葬祭、結婚式、フォーマル、リゾート、など併用して使えるアイテムであれば、用途やシーンについてワードを加えるのも効果的です。
■3:値段
値段は自分市場ではなくフリマアプリ市場で考えます。購入時の金額がこれくらいだったから、これくらいの金額で売りたいから…という自分本位の価格設定をしてしまうと、買い手の希望金額とはマッチしにくくなります。
まずはワード検索から、同じ商品や似たような商品があればチェックし、他の人はどれくらいの価格で売っているのか、どれくらいの価格であれば売れているのかを確認して、フリマアプリ市場の金額設定をします。
●ポイント1:安ければ売れるというわけではありません!
そして、その商品の最安値で出せば絶対売れるでしょ!? というのは違うと気づきました。大手の通販ショップでも、必ずしも最安値の商品から購入されているというわけではありませんよね。商品の情報が不十分だったり、評価が悪い出品者からはいくら安くても購入はされないのです。
●ポイント2:短期で実績を出すには、フォローと高い評価をたくさんもらい、信頼される出品者になること
営業職と同じで、まずは買い手の信頼を得られなければ売り上げを上げ続けることはできません。私がこの短期間でこれだけ売れた理由は、リピーターが多かったということもあります。
フォローしてもらえれば、自分が出品するたびにお知らせ通知がいくので、その度にまた自分のページを覗いてもらうことができます。
●ポイント3:商品を売るタイミングも重要
一般的に、商品が売れるのは衣替えの時期といわれていますが、セール前でボーナスが出る11~12月は商品が売れやすい時期でもあります。
●ポイント4:フリマアプリは「仕事」だと思って対応するべき
メッセージのやり取りはレスポンスよく、商品の梱包は丁寧に、早い発送をすることで、取引をしたすべての人に高い評価を付けていただきました。高い評価がたくさんついていれば買い手に選ばれる出品者になることができます。フリマアプリといえどもお金の取引があれば仕事と同じ。そのことを自覚して誠意ある対応を心がけることが大切だと思いました。
参考になりましたでしょうか?
皆さんも今年はフリマアプリで断捨離をして、すっきりと新しい年を迎えてみてください。
初出:しごとなでしこ
長縄由実
外国人向けの物件を扱う不動産会社で勤務する傍ら、なでしこリポーターズとしても活躍。趣味はカメラ。休日はインスタジェニックな場所を求めて話題のスポットへ繰り出すことも。特技は外国語(英語・韓国語)と貯蓄。現在は資産運用を勉強していて投資物件を検討中。