今回は初の海外取材、カナダはバンクーバーに行って参りました。
何と言っても元CA。旅慣れしているわたし、モットーはズバリ「身軽にGO」!と、言うことで必要最小限のみをバッグに詰め込み、いざ10時間のフライトへ。
一方、しごとなでしこ副編集長 美容担当のSは隣に着席するなり、なにやらゴソゴソやっている。なんだなんだ?
そう。【美容担当の副編集長】と【元CA】、この肩書きが、そのままわたしたちの機内の過ごし方に現れていたのです。
限られたスペース、あなたは手荷物になにを入れていきますか?
「〜それでは、皆さま、どうぞ快適な空の旅をごゆっくりお楽しみください」
わたしもそうアナウンスしていました! でも限られた狭いスペース、超乾燥するし、はっきり言って乗客の皆さんにとって快適にはほど遠いのが現実なんですよね。反対に機内で仕事をしているクルーの方が自由に動き回れて楽なんです。
でも、今となっては乗客として飛行機に乗っているわけだから、自分で少しでも快適な過ごし方を見つけるしかありません。
バンクーバーまでの空の旅、わたしたちはこう過ごしました。
機内持ち込み荷物【美容担当 副編集長S編】
長距離出張が多く、旅慣れしている副編集長S。彼女が機内に持ち込んだ選りすぐりのアイテムがこちら。
冷やさない、むくませない、こらせない【身体労わりグッズ】
機内は冷えることもしばしば。ブランケットだけではカバーしきれない時は【ホッカイロ】を活用。ちなみに肩甲骨と肩甲骨の間に貼るのがオススメだとか。
寝ている間に脚のむくみと美脚をケアする【メディキュット】。長時間機内で座っているとどうしても血液が足に溜まってしまいがち。機内での脚のむくみが気になる方は、是非こちらをお試しあ〜れ!とのこと。
パソコンに向かうことが多く、常に体全体がこっているわたしたちしごとなでしこ。肩や首に【サロンパス】は定番、しかし今回副編集長Sはなんとふくらはぎと足の裏にも貼っていたのをわたしはしかと目撃! せっかくなのでわたしも足裏初体験。なんとも言えない足の裏に感じる静かな刺激、でした(笑)。
保湿、アイケア、マッサージ器具 これが【最強機内美容グッズ】
機内はとにかく乾燥がひどく、そのレベルと言ったら砂漠以上ではないかと思うくらい! 手を洗ったそばから指先がつっぱるほど。つまり指先よりも遥かに皮膚が薄いお顔は要注意。
対策アイテムとして【リップバーム】、【フェイシャルクリーム】、【ナイトクリーム】、【アイパッチ】、そしてその上から顔をすっぽり覆う【マスク】などがあれば心強い。ちょこちょこ塗り直しも忘れずに、とのこと。
そしてなんかすごく気になるものを発見! こちらは今年の9月にYSLから数量限定で発売された【Yマッサージツール】。スキンケアしながら、顔をマッサージできるアイテムで、筋肉をほぐしたり、ツボを推したり老廃物を流したりと使い方は様々なんですよね。美しい肌を持続させるための努力って機内でも怠ってはいけないのか。。。
そんな機内での副編Sの姿をこっそりお届けいたします(秘)。
機内持ち込み荷物【元CA なでしこリポーターズ 有田千幸 編】
と、題してみましたが、冒頭でも申し上げました通り、わたくし身軽なパッキングがモットーでして、持ち物は必要最小限のみ。
ということで、わたしが「持っていった方がいいよ!」というアイテムを簡潔にご紹介いたします。
【マスク】
普段から持ち歩いている方も多いと思いますが、機内では乾燥からお肌やのどを守る以外に、寝ている顔を隠すという大役もあります(笑)。長時間付ける際には、お肌に優しいオーガニックのマスクがオススメ。
【ぺン】
カナダではすでに自動化された入国時の書類記入。でも日本帰国時には申告書の提出が必要です。たっぷり時間のある機内でちゃちゃっと書けるようペンの準備を忘れずに!
【歯ブラシセット】
長距離フライトの時は、機内食が終わって休む前に歯磨きをすると、スッキリさっぱり、眠りの質に大きな差が出る気がします。
【化粧水&コットン&綿棒】
長距離フライトの場合、休む前に軽くメイクを拭き取るとさっぱりします。でもどっちにしろきれいにメイクを落とすのは不可能な機内、座席で座ったままチャチャっと拭き取るくらいでわたしは良いと思います。サンプルのような使い捨てなどが◎。
【バーム】
今回わたしはこちらクナイプビオ オイル バームを携帯。
チューブ状のクリームだと、気圧の関係で蓋を開けた途端に中身がビヨーン! 実はこれ、よくやっちゃうんです(笑)。そのせいで昔よく制服を汚していました。。。
クリームよりもバームの方が良い理由がもうひとつ。実は、クリームだとやっぱりちょっと機内の乾燥に勝てないんです。理想的なのは顔にもボディにもつけられるオーガニックバーム。
ちなみにこの記事のトップの画像は、わたしがオススメする【長距離フライトでの服装】。暖かいトップスにレギンスのような動きやすいボトムス、そしてブランケットや首の高さ調整にも使える便利なロングコート。現地に着いてからのどんな装いにも合うから、荷物が増えず個人的に超イチオシ! 足元は脱ぎ履きが便利なフラットシューズ。
以上に貴重品やパソコンを加えると、わたしの手荷物パッキングは完了。
わたしとは全く対照的な副編集長Sとの旅。今回は携帯していなかったけど、この他にもたくさんの面白美容アイテムを教えてもらいました。
これは、もしかしたらわたしの必要最低限パッキングにもアップデートが起きるかも? そんな予感がした旅の始まり。
次回はバンクーバーでの取材内容をお届けします!
文・写真/有田千幸
初出:しごとなでしこ
有田千幸 なでしこリポーターズ
ニュージーランド オークランド大学 経済学部卒。その後、台湾の航空会社でCAとして9年間乗務。現在は建築設計事務所の秘書兼海外広報担当。1983年生まれ。MISS WORLD JAPAN 2005 ファイナリスト。ワインエキスパート。
Instagram:@chiyuki_arita