ご好評頂きました前回の【エコノミークラス機内持ち込み荷物】対決! に引き続き、今回は目的地バンクーバーでの取材レポート。
バンクーバーに到着し、早速向かった先は、世界最高峰のサーカス エンターテイメント【シルク・ドゥ・ソレイユ】のパフォーマンス会場。
そもそもシルク・ドゥ・ソレイユって何?
みなさんも恐らく一度は耳にしたことがあろう【シルク・ドゥ・ソレイユ】、元々はギー・ラリベルテさんという火吹きなどの大道芸人だった方が、1984年にカナダ・ケベック州で設立したサーカス エンターテインメント集団。
徐々に成長をし続け、現在は複数の常設公演、巡回公演を並行して行っており、今回の【キュリオス】は後者に当たります。2014年の開幕以来、モントリオール、シカゴ、ニューヨークなど20都市以上を巡り、250万人を超える人々を魅了している大人気のショーなんです。
そして来年2月、ついに日本に上陸することが決定! 東京公演から始まり、大阪、名古屋、福岡、仙台を巡演予定です。そんな世界中から注目されているショーを現在の開催地 バンクーバーにて一足早く観てきました!
早速会場に到着すると、なんだかノスタルジックな雰囲気。と、同時に楽しいことが起こる前のドキドキ感も込み上げてきます。
それでは、ゲートをくぐって、「行ってきま〜す!」
タイムマシーンに乗って、辿り着いたような非日常感
■【キュリオス】ってどういう意味?
テントの中にひとたび入ると、そこは90年代外国映画のワンシーンのような場所。レトロで、カラフルで、ちょっとドリーミーな不思議な空間が広がっていました。
毎回極上のエンターテイメントを届けてくれるシルク・ドゥ・ソレイユですが、今回の舞台は、シルク・ドゥ・ソレイユの創設30周年を記念して制作されたもの。そのため、数あるシルク作品の中でも特に力が入った作品なんですって。
産業革命の時代を彷彿させながら、近未来を感じさせる雰囲気。舞台の始まりは、目に見えない世界が存在すると信じている主人公シーカーが、あちこちから集めた骨董品などのコレクションの中から、間に合わせのアイテムで作った機械の世界に足を踏入れるところ。
サブタイトルの【Cabinet of Curiosities】は「好奇心の飾り棚」と訳すこともでき、この作品の舞台となった19世紀の貴族が世界中から集めた不思議なものを飾っておいた棚を指しているそう。
タイトルの【キュリオス】は「好奇心」「骨董品」という意味を持つシルク独特の言葉だそう。英語の「好奇心=Curiosity(キュリオシティ)」にも似ていますね。
■ ショーが始まる前からエンターテインメントが用意されています!
まずはお土産&グッズ販売コーナーをチェック。今回もたくさんのインパクトあるお土産が取り揃えてあります。
その中でも人気なのがこちらの被りものグッズたち(*)。みなさん公演前にちゃんとGETし、半分仮装の様になりながらパフォーマンスエリアに移動されてました。
ディズニーランドに行くとウキウキ楽しくなってグッズを思わず身に付けちゃう、そんなノリです!
わたしも失礼し早速目ぼしいものを試着、そのまま会場へサササと移動。
と、その途中でフォトスポットを発見。せっかくなのでパシャっと1枚。気分はまるでレッドカーペット♡(カーペットは黒でしたけどね。笑)
これ以外にもフード&ドリンクコーナー、ワインスポットなど見どころがたくさんあるので、会場には少し早めに到着されることをオススメします!
そしてパフォーマンスエリアにやっと到着。すると、まだショーは始まっていないのに、キャストたちが観客席をあちらこちらですでにウロウロ、すぐ側ではお隣の観客がちょっかい出されていました(笑)!
そう、【キュリオス】の会場では、必ずどこかで何かが起こっているんです。キョロキョロ見回して、おもしろスポット探してみてくださいね!
さて、ショーが間もなく始まります。
その内容は次回、お届けいたします。乞うご期待!
*掲載アイテムは海外公演の販売商品となっております。日本公演での販売予定はございません。ご了承ください。
文・写真/有田千幸
初出:しごとなでしこ
有田千幸 なでしこリポーターズ
ニュージーランド オークランド大学 経済学部卒。その後、台湾の航空会社でCAとして9年間乗務。現在は建築設計事務所の秘書兼海外広報担当。1983年生まれ。MISS WORLD JAPAN 2005 ファイナリスト。ワインエキスパート。
Instagram:@chiyuki_arita