こんにちは! なでしこリポーターズの柿崎万葉です。
ここ数年で広く知られるようになった「グランピング」。「Glamorous」と「Camping」を組み合わせた「ラグジュアリーな気分に浸りながらキャンプ気分を味わう」ことだそうです。
夏も特にバカンスらしいことができなかったし、プチ旅行でもしようか、と夫婦で話している時に過ごし方の候補となったのがグランピングでした。ちょうどお互いの誕生日が近づいていたこともあり、今回は思い切って星のや富士を予約してしまったのであります♡
「星のや富士」ってどんなところ?
星野リゾートの宿泊施設の中でもとりわけ圧倒的ラグジュアリー感・非日常感を提供してくれることで知られる「星のや」ブランド。
公式サイトによれば、星のや富士は「日本初のグランピングリゾート」なのだそう。テントでのキャンプをした経験は何度かありましたが、グランピングは初体験。わくわくしながら当日を迎えました。
河口湖からバスで30分。少しずつ非日常の空間へ
河口湖駅から周遊バスに乗って30分、そこから5分ほど歩くと「レセプション」と呼ばれる星のや富士への入口へたどり着きます。河口湖駅へは都心からだと高速バスでおよそ2時間。ほどよい距離です。
レセプションではまず、グランピングの期間中お供にするリュックか肩掛けバッグを選びます。色も数種類から選べるので迷ってしまいますね。
バッグの中には屋外用のクッション、おやつの星のや富士オリジナルビスコッティ、バードウォッチング用の双眼鏡、オーガニックの虫よけスプレー、夜用のヘッドライト、そして星のや富士オリジナルのアルミボトルが入っています。
奇しくもこの日は超大型の台風21号が関東を直撃していた日。大雨でしたが、雨の日は雨の日だけのお楽しみがあるのです。レセプションで早速その案内を受け取りました。
レセプションでは心を日常から非日常へ一気に切り替えます。部屋に運んでおいていただくような大きめの荷物はレセプションで預けて、身軽になったら早速専用ジープに。
星のや富士にあるジープは黒白赤の計3台。赤いジープは日本では珍しいそうで、乗れたらラッキー!
山の中腹にあるフロントでジープを降りてチェックインを済ませたら、山の上のほうへ向かってさっそく探検開始です。
山に浮かぶ雲みたい♡ クラウドテラス
公式サイトや色々なサイトで目にするのがこの「クラウドテラス」の写真。一日中焚き火が燃えているので、そばに座ってマシュマロを焼いてスモアにしたり、コーヒーをいただいたり、ぼーっとしたり、思うままに過ごすことができます。着いた日はこんな風に土砂降りでしたが…(悲)。
焚き火の脇にある建物が「ライブラリーラウンジ」。中には本がたくさん置いてあったり、終日飲み物のサービスがあります。暖炉も置いてあり、周りの椅子は争奪戦。
ちょうどチェックインを終えたあたりの時間から、軽いおやつのサービスもあります。この日はおいもとかぼちゃ、そしてりんご。暖炉の上にあるお鍋の中でホワイトチョコが溶けているのでそれをかけて、好きなトッピングを選んでいただきます。
運よく暖炉の目の前の椅子をゲット! 雨で濡れた足や服も暖炉の火であっという間に乾いてしまいます。
雨の日限定のイベント「雨の森の宝探し」にもチャレンジしました。童心に帰って遊ぶことができて楽しいのでおすすめです♡
長靴や傘、ダウンコートの貸し出しもあるので、雨で外が寒くても安心して過ごせます。
お部屋=キャビンでの過ごし方は?
雨の中でできることをひととおり試したあとは、いよいよお部屋へ。
星のや富士では宿泊するお部屋を「キャビン」と呼びます。こんな風に、一部屋一部屋が独立しているんです。
今回はダブルベッドの「Dキャビン」を予約。窓の外の景色を際立たせるために、室内はあえてシンプルに作られているのだそうです。
お天気が悪すぎてこの日は外の景色が見えませんでした。とほほ。翌日以降に期待です。
室内のダイニングでもグランピング感満載♡
夕食は屋外の「クラウドキッチン」でシェフと一緒に作るグランピング感満載のコースやフロント脇にあるメインダイニングでのコース、インルームダイニング(ルームサービス)から選ぶことができます。わたしたちはメインダイニングでのコースをチョイス。
前菜がバケツに入ってきたり…
メインのお肉につける調味料がタープに覆われていたり、こんなところでもキャンプ気分を味わうことができます♡
メインのお肉を数種類の中から選ぶことができるのですが、牛肉を選ぶとシェフの指導のもと自分で焼き目をつけることができます!
仕上げはシェフが山梨県の誇るウイスキー「白州」でしっかりフランベして仕上げてくださるので安心。白州の香りが口いっぱいに広がってとってもおいしかったです。
また、信州名物の「ほうとう」をパスタ仕立てにしたお料理が出てきたり、メインにジビエとして地元で捕れた鹿を選べたり、地元の食材を活かすものが多くあるのも特徴のようです。
最後のデザート「ビスキュイ・ド・富士」がここ星のや富士の名物なのですが、
こんな嬉しい演出も! たしかにチェックインの時、今回の滞在の目的の欄で「お誕生日祝い」にチェックをつけたのですが、それがこんなところで形になって表れてくるのですね。さりげないホスピタリティに感動です。
夜は「焚き火BAR」でおとなの時間を
夜になると焚き火のまわりでお酒をたしなむことのできる「焚き火BAR」、そして演奏家の方による音楽を聴くことのできる「森の演奏会」が始まります。わたしはお酒を飲むことができないのですが、演奏家の方のご厚意でジャンベを試させていただくことができました。
台風が直撃していてもガッチリしっかり楽しい星のや富士! 一晩明けたらどんな一日が始まるのか、わくわくしながら眠りにつくことができました。
2日目編に続きます♡
星のや富士
住所:〒401-0305 山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
星のや総合宿泊予約(9:00〜20:00)TEL:0570-073-066
アクセス:河口湖駅よりタクシーで約20分か周遊バスで約30分+徒歩約5分
客室数:全40室
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜12:00
料金:1泊1室 45,000円~(税・サービス料込・食事別)
公式サイトはこちら
初出:しごとなでしこ
なでしこリポーターズ 柿崎万葉
都内の通信会社勤務。趣味は筋トレで、小顔とヒップアップを目指してトレーニングに励む日々。最近は30歳を過ぎたということもあり、美容医療に興味津々。美容代を捻出するため、コスパグッズのリサーチに余念がない。今後は、今すぐ手に入って今日からバッチリ役立つお役立ちグッズやコスパ◎なグッズを探してはレポートしていきます。instagram:@n081161