「最初は怖い人だと思っていた」(吉沢さん)
――普段からおふたりの交流はあるんですか?
賀来&吉沢:全然!(笑)
賀来:事務所が一緒なので、イベントライブなどで一緒になるくらいだったよね。プライベートでは誰と仲が良いの?
吉沢:誰…誰だろう…。基本的に1人で飲んでるんです。
賀来:暗いの?(笑)
吉沢:あはは。1人でテレビみながら飲んでます。
――吉沢さんは賀来さんに対してどんな印象をもっていたんですか?
吉沢:最初、賀来さんは怖い人だと思ってたんですよ。
賀来:それ、すごい言われる!なんでだろう…。俺、怖い?(笑)
吉沢:いやいや、ハンサムライブで会う事務所の先輩は全員怖いと思っていました(笑)。
賀来:なんかされたのか(笑)?
吉沢:いや、されてないっす(笑)。ただ、苦手だったんです。でも、福田さんがハンサムライブの演出をしてくださったときに、先輩方を“怖くない”って思うことができて、その後、賀来さんとは他の作品でご一緒して、めちゃくちゃ面白い人なんだって思ったんです。
賀来:よかった…。誤解が解けたね。
吉沢:解けました! もう怖くありません!(笑)
賀来:なんでかな。目つきかな…。
吉沢:目力が強いからじゃないですか? あと、役柄でもブッ飛んだ役が多いから…。
賀来:…そういう意味で怖い!?
吉沢:そうではないです(笑)。
賀来:亮は、ずっとビールを飲んでるイメージがある。でも『斉木楠雄のΨ難』の撮影中、みんなでご飯を食べに行った時に、端っこでずっとビールを飲んでいたかと思えば、素直に思ったことを話すので、面白い子だなと。
「コメディを真剣にやっている姿を見るのはすごく刺激になります」(賀来さん)
――これから共演が増えるかもしれないですよね。
吉沢:そうなると嬉しい! この作品でも、コメディ要素は賀来さんのシーンが飛びぬけていると思ったんです。
賀来:ホントに!? 嬉しいな。
吉沢:今回は賀来さんとの共演シーンが少なかったので、また共演できるのなら、現場で、生でそのお芝居をもっと見てみたいですね。
賀来:僕は、楽しいコメディ好きだから、コメディが好きな役者がいることが、すごく嬉しいんです。最近、福田組の作品に出演したいという役者さんが多い中で、亮みたいな後輩がいることはすごくありがたい。山崎(賢人)くんや、(橋本)環奈ちゃんもそうなんですが、コメディを真剣にやっている姿を見るのはすごく刺激になります。
――そのコメディの代表作ともなりそうな、映画『斉木楠雄のΨ難』の見どころを教えて下さい。
吉沢:とりあえずこの作品は、クレイジーな人しか出てこない(笑)。本当に全員の個性が強くて、1人クールでいなくちゃいけない山崎賢人がとにかく大変そうなんです。始まった瞬間、思いきり笑えて、そのまま終わるので、どの世代の方にも楽しんでもらえると思います。働く女性の方々にも、普段、忙しくて疲れているとはおもうんですが、この作品をみて、ただくだらない時間を過ごし(笑)、息抜きしてもらいたいなと思います。
賀来:今作では、全員が真面目にふざけているんですよ。全部の伏線もキレイに回収されるラストは必見です。本当によくできてるなぁって。何も考えず、何度でも観れる作品だと思うので、劇場で楽しんでください!
写真/安井宏充 文/吉田可奈
映画『斉木楠雄のΨ難』大ヒット公開中!
出演:山﨑賢人 橋本環奈 新井浩文 吉沢亮 笠原秀幸/賀来賢人 ムロツヨシ 佐藤二朗 内田有紀 田辺誠一
原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
脚本・監督:福田雄一
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【あらすじ】
生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る、斉木楠雄。毎年恒例の一大イベント、文化祭で、なぜか斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や、超能力でも気配が読めないぐらいのバカなど、ワケありのクラスメイトたちがムダにカラんで、災難が次から次へとふりかかりまくる。ただ普通に生きたいだけなのに、何かの陰謀か?やっかいな恋と友情、そして超能力が吹き荒れる!そして、まさかの地球滅亡?!斉木は地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか?
初出:しごとなでしこ