夏はカレーの季節! ダイエットも夏バテもカレーにお任せ♡
今年の夏は晴れも多く、猛暑の予報も出ています。海やプールなど、露出も多くなる場所へ行く機会も必然的に増えてくるでしょう。そうなると気になるのが体型ですよね。食べないで痩せようとすると猛暑ですから確実に夏バテしてしまいます。暑い時こそちゃんと食べなくてはいけません。そんな時にピッタリの食べ物といえば?…
そう、カレーなんですよね\(^o^)/
カレーは基本的に暑い国の食べ物です。食べて汗をかき、その汗が蒸発することで涼しさも感じられる食べ物。
さらにいえばスパイスで代謝も良くなりますし、中には胃腸の調子を整える効能が期待できるスパイスもあるので、自然と食欲が減ってしまう夏バテ予防にもぴったり! もちろんカレーの中には太るカレーもあるのですが、今回は太りにくいカレー、むしろ食べれば痩せるかも?な(個人的見解です)カレーをご紹介していきたいと思います。猛暑はカレーで乗り切り、素敵なボディを手に入れましょう!
ライスの代わりに豆腐で糖質制限!
渋谷「ケニックカレー」
モデルさんにも大人気の渋谷ケニックカレー。モデルさんが通うお店だけあって、ダイエットメニューもあるんです。ノーライススペシャルというメニューは、ライスなし。その代わりに豆腐。豆腐は高たんぱく低脂肪低糖質ですからダイエットには最適の食材。カレーとの相性も意外に思われるかもしれないですが、良いんです。ご飯もちょっとは食べたいという方には和ニックカレーのご飯少な目がおすすめ。無水調理のキーマカレーであるケニックカレーの上に豆腐、その上にネギが乗るのですが、ラッキーな日は牛すじ煮込みが乗ることも。このあたりのサービスはインスタグラムやツイッターでしか告知されないことが多いので、まずはケニックカレーのアカウントをフォローし、狙って行ってみてください。
▲和ニックカレー
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
雰囲気:★★★★☆
おしゃれ度:★★★★★
豆腐はもちろん、ミニサイズもあり
秋葉原「カリガリ」
ライスの代わりに豆腐チェンジができるお店といえば秋葉原カリガリも忘れてはいけません。しかもこちらはミニサイズもあり、ミニでも豆腐チェンジが可能です。カリガリカレーかインドカレーをミニサイズにできるのですが、おすすめはカリガリカレー。ココナッツベースのオリジナルチキンカレーは野菜由来のほのかなとろみもあり、タイカレーとも違うオリジナルの美味しさ。チキンも入っていて栄養バランスもバッチリです。お店は秋葉原の中にありながらおしゃれなカフェ風。サブカル好きが集まる面白いお店で、女性にも人気がありますよ。
▲カリガリカレーmini(豆腐)
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★☆
面白さ:★★★★★
個性派ヴィーガンカレー
新宿三丁目「銀河系カレー」
新宿ゴールデン街で火曜、木曜、土曜、日曜の曜日限定、ランチ限定で営業しているヴィーガンカレーのお店です。開店時間もマイペースなのでツイッターなどでしっかり確認してから行くのが良いでしょう。ヴィーガンという言葉を聞きなれていない方もいらっしゃるかと思いますが、簡単にいうとヴェジタリアンよりもさらに厳しい徹底的菜食主義のこと。肉や魚だけでなく、卵、チーズやバターや牛乳などの乳製品、蜂蜜、ゼラチンも口にしないというこだわりよう。そんなヴィーガンなカレーでありながら独特の美味しいカレーを出しているのが銀河系カレーなんです。牛乳の代わりに豆乳やココナッツミルクを使っているので薄っぺらい味にならず、ヴェジタリアンでなくとも満足できる美味しさ。植物性の素材だけで作ったカレーで、デトックスすれば健康にダイエットできるでしょう。
▲2種盛り(胡桃とセロリのホワイトカレー、じゃがいもとココナッツのホワイトカレー)
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★☆
個性:★★★★★
肉も野菜もバランス良く食べるべきと思う方はこちら
吉祥寺「サムライ」
北海道発、スープカレーの大人気店サムライ。下北沢を皮切りに東京近郊にも店舗数が増え、どこも大盛況大行列の賑わいです。その中で吉祥寺店はまだ新しいこともあり、他の店舗に比べると行列もまだそこまでではない印象。スープカレーは小麦粉を使わないですし、サムライのカレーはスープ自体にも、具にも野菜をたっぷり使っているので実にヘルシーなんです。おすすめは侍まつり。好きな具を3品選べます。通常でも13種の野菜が最初からトッピングされるのですが、野菜をたくさんとりたい場合は追加料金で20品目にも変更可能です。20品目にし、選べる3品は肉系にすればバランス良いですね。ラム肉は脂肪燃焼効果のあるカルニチンが豊富に含まれているので、ラムハンバーグのトッピングがおすすめですよ。
▲侍まつり(ラムハンバーグ、豚角煮、グリーンカレーキーマ)野菜20品目
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
雰囲気:★★★★★
栄養バランスの良さ:★★★★★
たっぷりサラダとミニカレーのセット
中目黒「フォレスター」
伝説の名店GHEEの遺伝子を受け継ぐお店です。こちらには他のGHEE系にはないサラダセットというメニューがあります。たっぷりのサラダにミニカレーが付くセットで、サラダにはゆで卵などもついてバランスが良く、ドレッシングも美味しくてこれを食べただけでも小食の方なら満足できそうなくらい。それにミニカレーをつけてもバランスの良さには変わりありません。普段だったら太るカレーの代表的存在であるバターチキンカレーも、このセットならミニサイズですしバランスも良いので食べた罪悪感も減らせるでしょう(笑)。野菜もたくさん食べることができ、カレーも食べられるのですから大満足です。
▲サラダセット(バターチキン)
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★★☆
満足度:★★★★★
がっつり食べてやせるカレー
外苑前「南青山野菜基地」
南青山野菜基地というだけあって、野菜料理のお店です。イチオシメニューは南青山野菜カレエ。メニューには「がっつり食べて痩せるカレー」と書いてあるように、野菜で作った食物繊維たっぷりのヘルシーカレー。蒸し野菜も乗っていて野菜の美味しさを存分に味わえます。カロリーもなんと480kcalなんだとか! これはかなりの低カロリーですね。肉が食べたいならジャークチキンや鹿のソーセージをトッピングすることも可能。横浜のジョイナスにも支店があります。
▲南青山野菜カレエ
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
雰囲気:★★★☆☆
低カロリー度:★★★★★
ライスはこんにゃく米使用! 女将が気まぐれで作るスパイシー牛すじカレー
神田「キッチン723」
神田ガード下にありながら個性的な若き女性店主が一人で切り盛りし、いつも賑わっているバー。それがキッチン723。こちらの売りは、若女将のトークと低糖質にこだわった豊富なおつまみメニュー。さらにいえばメニューにないカレー味のものもいつだって作ってくれるんだから最高です! 何しろ若女将がカレー大好きで、様々なカレーを食べ歩き、一時期は某人気カレー専門店で働いていた程。そんな女将が気まぐれで作るスパイシー牛すじカレーは、バーのカレーとは思えない絶品具合。下手な専門店よりよっぽど美味しいです。しかもライスはこんにゃく米使用なので低カロリー。素晴らしいですね。本当に気まぐれで作るカレーなのでないことの方が多いのですが、低糖質メニューとカレー味のものはいつもあるので、減量したいけど一杯お酒も飲んで軽くカレーが食べたいなんて時には最高のお店です。行けばきっと元気になれます!
▲スパイシー牛すじカレー
【カレーおじさん\(^o^)/的評価】
味:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
雰囲気:★★★★☆
トーク力:★★★★★
ダイエットというと安易に食べないとか、食べる量を減らす方向に行きがちですが、食べないダイエットは確実にリバウンドします。食べないと体重は減るのですが、体脂肪率は上がってしまうこともしばしば。日本は何故か体重ばかり考えがちなのですが、ダイエットの時には体脂肪率だけ見るべきなんです。
経験上、肉も野菜もバランス良くとり、主食と油分とは少な目にして、甘いものは控え、全体の食べる量はそれほど減らさずにしっかり動くのが、最も健康的に痩せる方法だと思います。そういう意味でもカレーはぴったり。ルーに小麦粉を使う欧風カレーや日本のカレーチェーン店などのカレーは避け、油を多く使う北インドカレーやパキスタンカレーも避け、主食はナンではなくご飯を少な目にしたり豆腐に変えられるなら変えたり、あるいは主食抜きにしたりと、そのようにしていけばほとんど太ることはありません。
年間1000食以上のカレーを食べていながら、体脂肪率は同年代の平均より確実に低い位置をキープしている僕が言うのだから間違いありませんよ\(^o^)/
ヘルシーなカレーを主食少な目で食べるのがまず基本。カレーを食べれば元気も出るので、運動する気力もわいてきます。しっかり食べてしっかり運動して、外見も中身も綺麗な身体を手に入れ、この暑い夏を楽しみましょう!
初出:しごとなでしこ
AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均900食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/