常夏ハワイにも四季はある！ それをふまえた荷造りを♡
▲ある日の午後。ハワイの空と海の青さが心をゆったりと幸せにしてくれます。
1.風邪薬
オアフに滞在するなら、買えないものなんて実はほとんどありません(笑)。なーんでも揃う、暮らしやすい、それこそがハワイの魅力です。
だから忘れ物をしても買ってしまえばよいのですけれど、それでも、荷造りする上で覚えておきたいこと、持参したいもの、挙げてみました！
ハワイは常夏なのですが、意外にも四季が感じられます。
冬の時期は、やはり全体的に気温がやや低めですし、夜は肌寒いぐらい。たとえ夏でも、湿気の少ないハワイの夜は案外涼しいものです。それなのに夕食のレストランは冷房がキツく、またオープンテラスで外の席に座れば飲んでるうちに寒くなってくることも！ でも体感温度の違うアメリカ人はなんとタンクトップでご飯食べてるし！！！ 周りがそうだと冷房切ってとは頼めない〜(汗)。
昼間は海やプール、ゴルフでたっぷり陽射しを浴びるから、その昼間と夜の気温差に旅の疲れも加わって、ハワイ旅初期の頃は私もよく現地で風邪をひいていました。
熱を出して、日本語が通じる病院(プリンセスカイウラニホテル内のドクターオンコール。24時間開いています)へ行ったこともありました。たっぷり2時間ぐらい待たされた上、大して効かない一般的な粉薬を渡されただけでまったく風邪が治らないまま、旅を静かに終えるというなんとも苦い思い出あり。
そのとき以来、私は、漢方の葛根湯ドリンクと麻黄湯ドリンクを日本から必ず持参することにしています。のどがイガイガしてきたら即、葛根湯ドリンクを。熱が出そうな雰囲気なら麻黄湯ドリンクを飲めば、一日でばっちり元通り。風邪は引き初めが肝心ですね！ 日本の薬は、アラモアナ裏手のドン・キホーテやインターナショナルマーケットプレイス内にニューオープンした日本のスーパーMITSUWA、一部のABCストアに売ってはいますが、お値段も高いし、よく効くドリンクタイプは売られていないので、日本から持参するととっても安心です。同様に、常備薬の頭痛薬や胃腸薬は持参するに越したことはありません。何かあっても大丈夫。そういうリスク管理ができる女子こそがいつでも楽しくハッピーでいられるのです♡ とにかく健康一番！
2.カーディガン
10月〜3月ぐらいの冬の時期は、薄手のカシミヤカーディガンを1枚持参すべし。雨の日などは日本と変わらないほど寒さを感じる日もあるのです。夏場はコットンやリネンのカーディガンを1枚バッグに忍ばせて。
3.ストール
カーディガンに加え、さらにストールも2枚ほど持って行きます。プールサイドでお昼寝するときも欠かせないし、ディナー時もマストです。生足で過ごすハワイのレストランで足元が寒いときはストールを膝掛けに。
▲ハワイの夜は意外とかなり涼しいので、キャミワンピやサマードレスの上に、羽織りものはマストです。 滞在中、風邪を引かないように気をつけて！
身体を快適に保つのが楽しい旅の基本です♪
4.目薬＆コンタクトレンズ
コンタクトレンズ派の人へ。絶対、私が忘れられないのはコレ。一回、国内一泊旅で忘れてしまい、着けたまま眠るという暴挙を！ 海外旅行のパッキンでは、何はなくともまずコンタクトレンズだけは最初にトランクに入れます。そして、コンタクトレンズを装着したまま点眼できる目薬も忘れずに。これはアメリカではなかなか探しにくいもののひとつです。
5.マスク
薬局ネタが続きますが、マスクもあまり売っていません。私は機内用にも重宝するのどぬーるぬれマスクを一応多めに持って行きます。乾燥しているホテルの室内や機内での風邪予防に活躍します。
6.粉末の日本茶
アメリカンなジュースやお水に飽きて、無性に冷たい日本茶が飲みたくなるときがありますね。でもABCストアのペットボトルの日本茶はすごくお高〜い。そんなときは、緑茶やほうじ茶の粉末を持っていけば、お水のペットボトルに入れてすぐ飲めていい感じです。
7.スリッパ＆歯ブラシ
多くのハワイのホテルにはスリッパが置かれていません。ルームシューズやお気に入りのスリッパを持参すると便利。同様に歯ブラシもホテルにほとんど置かれていないのでもっていきましょう。もちろんABCストアなどで購入もできますがアメリカの歯ブラシは大きいので磨きにくいのです。小さいサイズの歯ブラシや、超極細タイプの歯間ブラシはアメリカでは購入しにくいので、愛用品を持参するほうが無難です。
8.日焼け止め
時差ぼけは、陽射しを浴びることで解消します。ハワイの時差ぼけはかなりキツいので、着いてすぐ、初日の朝からプールや海、ゴルフ場に行き、陽射しを浴びるように私は決めています。なので、すぐに使えるよう、自分の肌に合う日焼け止め化粧品はばっちり揃えて持って行きます。まずは、現地に着いたらシャワーを浴び、日焼け止めを塗り、お化粧を直して、眠くてもまずはお外へ。
▲初日から精力的に活動するのが時差ボケ解消のポイント。ファーマーズマーケットや公園をお散歩して陽射しを浴びるだけでも効果あり♡
ホテルのお部屋にチェックインできなかったり、ゴルフ場やプールに行くほど元気じゃないという場合は、公園を歩いたり、ファーマーズマーケットへ行くだけでも、かなり脳がリセットされて、時差ぼけも楽になるハズ♪ 初日、着いてすぐ、または午後明るいうちに眠いからと寝てしまうと、夜中に目がぱっちり。滞在中ずっと夜眠れず、昼間眠い日々が続くことになったら悲劇。4泊6日ぐらいの日程だと、時差ぼけが解消されないまま帰国なんてことにもなりかねません！
▲初日からゴルフ場へ！ ラウンドしているといつのまにか、時差ボケも治っています。
9.健康ドリンク
時差ぼけを解消するのに健康ドリンクは効果的。私はタウリン信奉者(笑)なので、タウリン＆ビタミンB入りのBBドリンクやリポビタンDを持参します。初日の朝、眠いときに飲んだり、旅の中盤、疲れを感じたら飲みます。
10.本
ハワイではのんびり過ごすのが醍醐味。プールサイドやお部屋のテラスで、また夜眠る前に、ゴロゴロしながら読書をするのが至福のとき。読みたかった軽めの本を数冊持って行きます。
▲ゴルフに行かない日はプールでのんびり。初日、二日目で時差ボケがなくなります。
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さあ、いかがでしょうか。基本、困ったときに必要となるもの以外、楽しいものやおしゃれなものはすべてハワイに売っているということですね！ もし、何か日本製品が欲しいと思ったら、ワイキキの中心地にあるインターナショナルマーケットプレイス内の日系スーパーMITSUWAかアラモアナ裏手のドン・キホーテに行ってみてくださいね。調味料や日用品、薬など、かなりのものが揃うはずです。ドン・キホーテなんて、鎌田のだし醤油まで売っているのでびっくりです。ぜひ次回のハワイ旅の参考になさってください♪
▲サンセットの時間が大好き。夕方の海はずーっと飽きずに眺めていられます。日が沈んだら夕食へ！
初出：しごとなでしこ
武田麻衣子／Maiko Takeda ファッションエディター
大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。
以降、Oggi、Domani、Precious、和楽などで活躍。
ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。
遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa
