高校時代は、オーストラリアに留学!
今、モデル出身の俳優が映画業界を盛り上げているけれど、その中でも世間からアツイ眼差しを注がれているのが上杉柊平。
身長185cm、24歳。高校時代はオーストラリアで過ごし、英語堪能。モデルとして「MEN’S NON-NO」などで活躍後、2015年に俳優デビュー。昨年はドラマ5本、映画3本に出演。トト姉ちゃんの南大昭役では世の女性のハートをぶち抜きました。
そんな彼の魅力を再確認できる、映画「一週間フレンズ。」が現在大ヒット公開中。映画の役柄に絡め、高校時代のエピソードをうかがいます。
—オーストラリアで過ごした高校時代の話を少し聞かせてください。
言葉もわからず、単身オーストラリアに行ったんです。僕の通っていた高校は、日本人のほとんどいない田舎町にあって、遊ぶところもほとんどなくて、友達もいなくて…最初のころはとにかくつらかったですね。周りは敵ばっかりだと思ってました(笑)。でも、1年も経つころには、随分英語も話せるようになっていました。
—友達とはどんな遊びをしていたんですか?
バスケが多かったですね。あとは、1時間に1本しか電車が来ないような場所だったので、車で通学している学生もいて。友達と学校帰りにドライブ、なんてこともよくしていました。とにかく、みんな「個」の意識が強くて、ひとりひとりやりたいことが明確だった。あの高校時代があったからこそ、今の僕ができあがっているなぁと思っています。
—高校生のときにやりたかったことはありますか?
映画にも出てきますが、好きな人と交換日記をやってみたかったですね。連絡先は交換せず…ロマンチックじゃないですか?
—映画では転校生役でしたが、ご自身で転校生の経験はありますか?
ないんです。ただ、この映画の初日がみんなと一緒じゃなかったので、ある意味転校生というか…合流するときはかなりドキドキしました。
—イベントの様子などを観ていると、かなり仲がよい現場だったようですね。
そうですね。主演のふたりが雰囲気を作ってくれたおかげで、終始楽しい現場だったと思います。愛のあるいじりもたくさんされましたよ(笑)。
—本作をひと言でいうと何キュン映画ですか?
大喜利ですか!? なんだ…うんと…ムズキュン…胸キュン…うん…あ、記憶をなくす話だから…メモリー…メモキュン!!! 記憶にとどめるほど、キュンキュンする映画です!!
短所は、不器用で朝が弱い!?
—上杉さん、才色兼備で非の打ち所のない印象ですが…短所はありますか?
結構ありますよ(笑)。朝がとにかく弱い! 夜更かしをしてしまうというのもありますが、早く寝ても寝すぎちゃうんです。平気で16〜17時間とか…(笑)。あとは、きまぐれなところですかね…。
—今後挑戦してみたいことはありますか?
よく周りからも「不器用」と言われるんですが、僕、集中していると他のことがまったくできないんですよ。なので、今までもこれからも目の前にある一個一個にしっかり向き合って行きたいですね。その挑戦は変わらずにしていきたい。
—最後に、働く女性へメッセージをお願いいたします。
僕も今24歳になり、同級生たちも社会に出て働いています。たまに夜集まると、みんなおいしそうにご飯を食べてるんですよね。その姿をみて、「みんな頑張って働いているな」とか「今日はご飯がおいしいくらい頑張ったんだろうな」って思うんです。しごとなでしこの読者の皆さんも、一生懸命働いて、おいしいご飯を食べてください。あと、映画「一週間フレンズ。」を観て、息抜きしていただければうれしいです。
撮影/フカヤマノリユキ
映画「一週間フレンズ。」は現在公開中!
主演:川口春奈・山﨑賢人 ほか
監督:村上正典
脚本:泉澤陽子
原作:葉月抹茶「一週間フレンズ。」(ガンガンコミックスJOKER/スクウェア・エニックス刊)
配給:松竹株式会社
©2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
初出:しごとなでしこ