30~40代の独身女性から「最近モテなくなったんですよ。どうすればいいんでしょうか」と言われます。結婚したいのにモテないというのは死活問題。
恋愛や結婚願望があるのに男性から相手にされなければ、ムダに傷つき、自己嫌悪になり、女子会と言う名の飲み会にハマり、現状を肯定し合い、あっという間に出産の限界的年齢を超え、オバさんになる……というコースが待っています。
30代は20代に比べて、月日の流れが倍速になります。5年くらいはすぐに過ぎ、“私はまだ33歳くらいだ”と思っているアラフォーが大量発生していることからもわかると思います。ヨガしたり、女子会したり、インスタに赤身肉を上げている暇はないのです。
さて、今回はある日を境にモテなくなった女子の共通点を3つ紹介します。1つでも当てはまると、アウトですので、気を付けてください。
ある日を境にモテなくなる その1:ブラトップを愛用している
ラクでストレスがないことはいいことですが、これを着ているとなぜかモテなくなる魔法のトップス。おそらく、“私は男性の前で下着姿にならない”という自己暗示がかかってしまうからだと思います。女としての戦闘能力を下げてしまうので、結婚するまで封印したほうが無難。ブラトップから普通のブラジャーに変えただけで、不思議なことにモテ始めますのでやってみてください。
ある日を境にモテなくなる その2:「普通さぁ、〇〇だよね」というフレーズを多用している
モテない女子は“普通”とか“社会的に”とか“一般的に”という単語が大好きで、無意識に使っています。これらの単語が出てきた時は、ほぼ他人のダメ出し。「普通は女性を奥に座らせますよね」とか「社会的にタイツはビジネスの場にはいてきませんよね」など、怒りをにじませながら語ります。これが習慣化してしまうと、高確率でめんどくさいオバさんになります。しかしこの単語、無意識に使っているので、意識的に注意をしてみて。
ある日を境にモテなくなる その3:他人に“いい女”と言わせるように仕向けている
モテない30代女性は、自分のことを“いい女”だと思っています。不思議なことに、女性はずっと独身で女子会ばっかりしていると、自分の都合のいいように世の中を見るクセがついてしまいます。例えば、“年下の男子が経験豊富な私に夢中になる”とか、“ハイスペック男子が私の人間力に恋に落ちる”などを本気で思い込んでいる人が少なくありません。
それだけならいいのですが、問題はこの次。これらの幻想を本気で思い込むと、他人に“いい女”だと言わせるように仕向ける言動をするようになるのです。これを脱するには、自分より10歳くらい年上の女性と話をすること。なるべく、自分が“いいな”と思う女性をおすすめします。人生の軌道修正のヒントが見つかるはずです。
初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。