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LIFESTYLE

2017.01.12

ところ変わればマヨネーズも変わる!? みんな大好き♡ 世界のマヨネーズ事情

マヨネーズは万国共通の味。世界中のあらゆる場所で長い間親しまれています。実は、近年日本のマヨネーズが世界中で人気なのです。アメリカのAmazonのマヨネーズ部門で売上ナンバーワンに輝いたこともあるほど。日本のマヨネーズと海外のマヨネーズ、その違いはいったい何でしょう?

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日本のマヨネーズと海外のマヨネーズ、その違いは卵!

海外でマヨネーズを口にしたことがある人ならば、その味わいや食感の違いに気づいたことでしょう。フランス生まれのマヨネーズ、その名を名乗るからには作り方の定義はどの国でもそう変わりません。となると、その違いのヒミツは材料にある!?

日本のマヨネーズと海外のマヨネーズの最も大きな違いは卵です。海外のものは、全卵を使うのが一般的。一方、日本では卵黄のみ使用しているものが一般的です。もちろん、日本でも全卵使用と書かれているマヨネーズも存在します。海外のものに比べてなめらかでクリーミーな食感のヒミツは卵にあるようです。

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また味わいの大きな違いはお酢にあります。本場フランスではブドウ酢を使うのが一般的。アメリカでは、野菜などを発酵させた酸度の高い醸造酢を使うのが一般的です。一方、日本のマヨネーズには、日本人の味覚にピッタリの馴染み深い米酢が使われることが多いのです。米酢はツンとする刺激も少なく、味わいがまろやかです。

マヨネーズ、ところ変われば食べ方も変わる!?

マヨネーズの食べ方として、世界で共通しているのは生野菜とのコンビネーションですよね。サラダやサンドイッチなど、野菜との相性が抜群。それに加え、国によって独特のマヨネーズの食べ方があるようです。日本のマヨネーズが世界で人気の理由には、さまざまな料理に使えるという点。世界中でマヨネーズの食べ方の幅を広げ、旋風を巻き起こすのかもしれません。さて、世界ではどんな風にマヨネーズを食べているのでしょう?

バナナとマヨネーズのサンドイッチ!!(アメリカ)

これはびっくり。アメリカのアラバマでは、バナナサンドイッチにマヨネーズをつけることがあります。アメリカを代表するモータースポーツNASカーレースの有名なドライバー、デイル アーンハート Jr.選手もこのバナナマヨネーズサンドイッチ好き。なんとNASカーの公式チャンネルで彼流のバナナマヨサンドの作り方まで紹介しています。

ホットドッグにマヨネーズをつけることもアメリカでは普通ではないと考えられるようです。しかし、お隣のカナダのホットドッグスタンドにはマヨネーズが置かれていて、私もかつてはよくトッピングしていました。

フライドポテトにマヨネーズ!!(オランダ)

オランダ人もマヨネーズが大好き!フライドポテトにもマヨネーズをつけて食べます。日本も含め、世界中でフライドポテトにはケチャップをつけるのが当たり前ですよね。実は私もフライドポテトにはケチャップよりマヨ派。おすすめです! プエルトリコ人は、ケチャップとマヨネーズを混ぜたソースにディップしているのも見ました。

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スープにもマヨネーズ!?(ロシア)

ロシアは、一般家庭でのマヨネーズの消費量が世界の中でも最も多い国の一つです。かつて食糧難だった時代に、少しでも食事を豪華にしようと広まっていったのがマヨネーズでした。サラダなどだけではなく、肉につけてやいたり、スープにもトッピングされることも。

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日本人のマヨネーズの食べ方も独特!?

マヨネーズが大好きだという人も多い日本。好きだけどカロリーやコレステロールが気になるという人にも嬉しいカロリー控えめタイプやノンコレステロールタイプも最近では増えてきています。もはや、日本の食卓に欠かせない調味料のひとつです。

日本でのマヨネーズの食べ方のバリエーションは、世界の中でも珍しいくらい多いのです。ツナのおにぎりなど、ご飯との組み合わせも珍しくなくなりました。ひと昔前まで日本でもあまり考えられない食べ方でしたし、未だに欧米の友人に、ご飯にマヨネーズというと顔をしかめてありえないと言われます。でもよく考えてみると最近はカリフォルニアロールを始めとした、海外発のお寿司によくマヨネーズが使われていますよね。彼らもすでにご飯とマヨネーズの組み合わせを十分に楽しんでいるじゃありませんか!

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さらに英語ではパンケーキと説明されることも多い日本のお好み焼き。アツアツのパンケーキにマヨネーズをかけるというのは、初めて見る欧米人にとっては衝撃の様子。私は来日する海外の友人たちと食事をするたびに説明にひと苦労しますが、欧米人に中濃ソースの味は比較的人気があります。ですので、そこにマヨネーズがかかっていても食べ始めると美味しい!となるんですよ。マヨネーズを使ったピザも海外の人にとっては信じられない組み合わせのようですが、これも食べれば美味しいね!と言ってもらえます。

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世界共通の味だと思われるマヨネーズも、所変われば味わいも食べ方も違うのですね。意外なところに存在する異文化に目を向けてみるのも楽しいものです。

writer/hazuki

【参考】※Holy Cow, People Do Weird Stuff With Mayo In Other Countries – Huffington Post

初出:しごとなでしこ

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