築約100年の京町家をリノベーション
代官山や横浜の店舗も話題の、キリンビールが運営するブリューパブ「スプリングパレーブルワリー」が、京都に進出。
たくさんのお店がある京都。京都観光ではどこに行って、何を食べたり飲んだりするか…つい迷いがちですが、ここに行けば、京都らしさを感じ、味わうことができる、いわば“間違いない”スポット。
まずはこの店内の雰囲気。元々は木綿問屋として活用されていた築約100年の京町家をリノベーション。オススメは2階の窓側・2名席。京都の裏路地を眺めながらゆったりできる、カップルにも友達同士にも合いそうな座席です。
そしてメニューも、「和クラフト」をテーマに、旬の和素材をアレンジ。「京漬物盛り合わせ」(800円)、「京丹波高原豚スペアリブの甘味噌漬け」(2,300円)、「丹波地鶏・蓮根のきんぴら・黒七味唐辛子のピッツァ」(1,100円)など京都らしさを感じられるメニューも豊富。
▲「京丹波高原豚スペアリブの甘味噌漬け」
クラフトビールは、現在代官山など他店舗でも展開されている「SVBコアシリーズ」はもちろん、京都ならではのクラフトビールも展開予定です(9月19日より、京都オリジナルの「Kyoto 2017」が登場)。
6種からなる「SVBコアシリーズ」の中でも特に、フルーティーな「on the cloud」や、ゆずや山椒を使った“ジャパニーズ”ホワイトビール「Daydream」などはすっきり、日頃ビールは飲まない…という方でも飲みやすい味わい。
▲「SVBコアシリーズ」全6種に相性の良いおつまみがついてくる「PAIRING SET」(2,300円)
京都産の原料100%のビールを作ったり、京都産のフルーツの風味を生かしたビールを作ったりといったプロジェクトも進行中。京都の他のブルワリーや大学などとも共同開発・研究を行っていく予定も。
京都をクラフトビールの街に
店内では、京都でクラフトビールを楽しめる他の店舗の情報も網羅した「クラフトビールマップ」も配布。ここでクラフトビールと晩御飯を楽しんだ後、二軒目に移動してさらにもう一杯、という楽しみ方もできそうですね。
「伝統と革新」が融合した街、「職人のこだわり」のある街、「季節や旬の感覚・尊重」といったという共通点から、京都とクラフトビールの相性を編み出し、京都を日本屈指のクラフトビールの街にしていく」(スプリングバレーブルワリー・和田徹社長)ことを目指していくというこの店舗は、9月7日(木) オープンです。
スプリングバレーブルワリー京都
京都市中京区富小路通錦小路上る高宮町587-2
11:00-23:00 無休(年末年始除く)
9月7日(木) オープン
撮影(一部除く)・文/市来孝人