自分でも、ファッションはそれなりにいいかもと思ってる。でもメイクって本当に難しい――、そう感じているOggi読者って実は多いんです。改めて今、自分らしい今どき顔について考えてみませんか?
トゥーマッチな「盛り」感はないのに、なぜかハッと印象に残る-- 各女性誌で活躍する河北裕介さんが、「働く女子」に必要なそんな顔のつくり方を教えてくれました。ちょいテクで、時間のない朝も実行可能!
辛顔さんのいつものお仕事メイク
「デイリーにはこのメイクを押さえておけば間違いない! 時短にも有効です」
使うアイテムはこちら!
[A] エトヴォスのアイバーム
ヒアルロン酸や植物オイルを配合したクリームベースのアイシャドー。乾燥をケアしながらまぶたの立体感を強化。エトヴォス ミネラルアイバーム モカブラウン ¥2,500
[B] インジーニアスのパウダーアイズ
程よく深みのあるブラウン。微細パールがイン。RMK インジーニアス パウダーアイズ N EX-25 ¥2,200(限定品)
[C] メイベリンのマスカラ
軽量ファイバー入りでダマにならず、セパレートされたまま長さをプラス。メイベリン ラッシュニスタ N 01 ¥1,200
[D] エトヴォスのハイライトクリーム
ギラギラせずに透明感ある光を放ち、うるっとしたツヤ肌に。エトヴォス ミネラルハイライトクリーム ¥3,500
[E] クラランスのウォーターリップ
染まったように色づき、長時間落ちにくいのが魅力。クラランス ウォーターリップ ステイン 02 ¥3,000(限定品)
メイクをレクチャー!
[1] 淡ブラウンのクリームシャドーをまぶた全体に
まずは肌と一体化するAのクリームシャドーで陰影感の仕込みを。まぶた全体に指でスーッとなじませます。
[2] ショコラブラウンをアイホールに
抜け感を出すためアイラインは不使用。その代わり同系色のBのシャドーをアイホールに重ねてメリハリ感をアップ。
[3] まつげを上げず、マスカラをサラッと
河北メイクのまつげはカールアップせず大人っぽさを出すのが基本。Cをひと塗りして、盛らないよう注意。
[4] ハイライトを頬の三角ゾーンに
クリーンな表情にすべく血色チークは使わないのがコツ。Dのハイライトを頬にのばしてフレッシュなツヤ肌に。
[5] オレンジリップを全体になじませる
ソフトマット質感のEのステイン系オレンジリップをオン。最後に「ンパ」と軽く重ね合わせると密着感がアップ。
完成したメイクがこちら!
「アイメイクとチーク(ハイライト)はヌーディにまとめて、ナチュラルに陰影感を引き出す程度に。その代わりリップは、染まったように色づくオレンジでさりげない華やぎを。辛顔さんはともすると冷たく見られがちだから、オレンジリップでヘルシーな女らしさをプラするくらいがちょうどいい。地味すぎず盛りすぎず、でもオフィスでちゃんと『あの人、キレイ』って認識される絶対的なバランス」(ヘア&メイク河北さん)
ブラウス¥14,000(メゾン イエナ〈イエナ〉) ピアス¥5,000(ガリャルダガランテ 表参道店〈ガリャルダガランテ〉)
辛顔さんってこんなタイプ
✔︎ すっきりとした面長顔
✔︎ 顔のパーツが全体的にシャープ
✔︎ かわいいよりキレイと言われることが多い
✔︎ 知的な印象に見られることが多い
✔︎ シャツやパンツスタイルが得意
Oggi7月号「おしゃれな顔で働こう!」より
撮影/菊地泰久(vale./人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/川上さやか モデル/大石参月、上西星来 デザイン/高橋桂子 構成/安井千恵
再構成/Oggi.jp