理想の仕事服は、シーンに合っていて、信頼感を感じる、ひとつ差のつく大人っぽい雰囲気。「きちんとキレイ」に働く先輩が、ここぞ! の仕事でどんな配色を選んだか、潜入取材してきました!
エコソリューションズ社勤務 神山佳代(37歳)
1981年、千葉県生まれ。大手外資系美容メーカーの企画職を経て、2008年パナソニックに転職。会社のブランドスローガン『A Better Life, A Better World』を実現するため、生活者の価値観や家、街、社会の変化の分析や調査をしている。1児の母。
ある日の仕事服
シャツ、パンツともに『マルティニーク』のもの。トップスにブルー系をもってくると、清潔感のあるシャープな印象に。カジュアルなドロストパンツは、ほんのりツヤのある素材を選べばほっこり見えせず、会社にもはいていきやすいです。
パッと印象が華やぐオレンジをベージュの延長として着る
「働き方改革の一環で4月から全社的に『オフィスカジュアル』を推奨するようになり、仕事服への制約がない状態に。とはいえ仕事ですからきちんと感は必要ですし、何をどう着るのか? と考えたときに、王道のシャツやセンタープレスの九分丈パンツに、色でカジュアル感を取り入れてみようと思いました。コーディネートが明るくなるオレンジは、少しくすんだ色味を選べば、ベージュの延長でさりげなく合わせやすいところが気に入っています。ボトムに少し冒険色を入れたぶん、トップスはストライプシャツできちんと。空のブルーと土っぽいオレンジのナチュラル配色で、変に気を張らず、自然体でいられるんです」
ミーティングスペースにて。フリーアドレスなので社内のどこでも仕事ができます
神山佳代さんの仕事DAYのタイムテーブル
05:00 起床
家事をしつつメールチェック。子供を保育園に。
09:30 出社
出社前にメールを捌いているのでスムーズに仕事に。
13:30 社内での情報共有会
月2回程度、大阪の本社に出向くことも。
18:00 退社
保育園のお迎えと買い物をして夕食の準備。
27:00 就寝
子供を寝かしつけながら自分も寝てしまうことも。
神山さんへの1問1答
Q1:座右の銘は?
A:為せば成る、為さねば成らぬ何事も
Q2:尊敬する先輩は?
A:前職の先輩
Q3:仕事に欠かせない相棒的アイテムは?
A:ノートパソコン。自転車で北海道まで行き、そのまま出社する、みたいな、バイタリティにあふれた先輩は、今も憧れ。仕事だけ、プライベートだけ、じゃなく、どちらも充実させる気持ちを自分ももっていたいです。
Oggi7月号「配色美人な先輩10人の現場スタイル」より
撮影/野口貴司(Sandrago/椿原さん、山口さん、遠藤さん分)、中田陽子(MAETTICO/稲木さん、宮島さん、神山さん分)、HIJIKA(SIGNO/松田さん分)、トヨダ・リョウ(樋口さん、高田さん、辰野さん分) ヘア&メイク/宮寺真悠(稲木さん、山口さん、神山さん、高田さん分)、山口千佳子(air-OSAKA/松田さん分)、塩田勝樹(SUI/樋口さん、宮島さん、遠藤さん、辰野さん分) デザイン/Permanent Yellow Orange 構成/大椙麻未、菊谷まゆ(本誌)
再構成/Oggi.jp編集部