パリでよく聞く、ベルニサージュとは?
先日お誘いを受けて、フランス人アーティストさんのベルニサージュに伺いました。vernissage(ベルニサージュ)とは、個展やポップアップイベントなどの初日に会場で行われるオープニングパーティです。フランスらしいワインなどのドリンク、チーズなどのおつまみが提供され、お披露目される作品やアイテムを鑑賞しながら、人々が集います。

今回の会場はGalerie Woodgreenという3区のギャラリー。到着するとすでに多くの人で賑わっていました。
Galerie Woodgreen
住所: 31 Rue Meslay, 75003 Paris

会場に入ると、スタッフの方が可愛いフィンガーフードとドリンクを振る舞ってくださいました。スタッフの方の後ろには、アーティストの作品が。

ベルニサージュではドリンクやフードを片手に、会場内をゆっくり見て回りながら、作品の感想などを話します。お友達と、パートナーと、ご家族と来ている方々など…とてもアットホームな雰囲気です。
Dominique Lucci(ドミニク・ルッチ)が描く、日常とユーモアの不思議なハーモニー

今回のベルニサージュの主役、アーティストのドミニク・ルッチ。フランスの南東部の街、グルノーブル在住で作品を作り続けています。

ドミニク・ルッチの作品は緻密な線によるドローイング、日常的なモチーフに何かが組み合わさることで生まれる、不思議なハーモニーが魅力的。こちらは鳥の頭が草花になっています。

こちらの2つは、犬の頭がハイヒールだったり、熊の足がハイヒールとなっていたりします。思いもよらない不思議な世界観が漂い、「私たちの持つ常識」に対してユーモラスな気づきを投げかけられているようです。

プレートのアートワークも展示されていました。私のお気に入りは、ふっくらとした花柄の器+猫足のモチーフのもの。1つ1つの絵が一言で表現できない、奥深く考えさせられる魅力があります。
この秋、東京での個展も開催
11月下旬に、ドミニク・ルッチは東京でも個展を開きます。場所は歴史ある帝国ホテルのそばのギャラリー、Gomeisa GALLERY(ゴメイサギャラリー)です。ぜひお近くの方は、作品に触れてください。
語って・飲んで・輪が広がる。パリの日常の一部である、ベルニサージュ

会場で初めましての方、パリで以前からご縁がある方、皆さんとのんびりお話しているとあっという間に街灯が灯る時間になりました。パリを訪れたら、街中で日々行われている「ベルニサージュ」、臆することなく参加してみてください。新たな人との出会い、アート、見知らぬ世界に触れられるチャンスです!

Ayami Okura
在仏スタイリスト・ライター。パリで日々見つける、ロマンティックなファッション&ライフスタイルをご紹介していきます。
instagram:@ayamiokura



