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小さな工夫で、旅はこんなにも快適になる
【リヨン】朝だからこそ出合えた、美しい旧市街の景色
リヨン観光は早朝からスタート。
朝の旧市街は人も少なく、石畳の道やカラフルな建物がより美しく感じられました。
まず訪れたのは、リヨンのシンボルでもあるサン・ジャン大聖堂。
静かな空気の中で見る大聖堂はとても幻想的で、観光客が少ない時間帯だからこそ、ゆっくりとその美しさを楽しむことができました。
続いて、ケーブルカーでフルヴィエールの丘へ。
丘の上に建つノートルダム・ド・フルヴィエール大聖堂からは、リヨンの街並みを一望できます。
赤茶色の屋根が続く景色は、「美食の街」であるだけでなく、「世界遺産の街」でもあるリヨンの魅力を改めて感じさせてくれました。
また、旧市街ではリヨン名物のトラブール探しも。
トラブールとは、建物の中を通り抜けて別の通りへ出られる、歴史ある抜け道のこと。知らなければ通り過ぎてしまうような入口の先に、美しい中庭や石造りの階段が広がっています。
まるで映画のワンシーンに入り込んだような気分になれる、リヨンならではのスポットです。
さらに、旧市街から歩いて行けるカニュの壁画も印象的でした。大きな建物の一面に、まるでそこに街が続いているかのような「だまし絵」が描かれています。
朝早く訪れたこともあり、人がほとんどおらず貸し切り状態。
旅先では少し早起きするだけで、こんな贅沢な景色に出合えるのだと実感しました。
【パリ】美術館巡りをするなら「パリ・ミュージアムパス」がおすすめ
今回のパリ滞在は、美術館巡りが目的のひとつですが、日本にいる間に購入しておいて本当によかったのが「パリ・ミュージアムパス」です。
これ一枚でルーヴル美術館やオルセー美術館、オランジュリー美術館、サント・シャペルなど、数多くの施設に入場可能。さまざまな美術館を巡りたかった私にとって、とても便利なアイテムでした。
ただし、ひとつ注意したいのが〝パスがあっても事前予約が必要な施設がある〟こと。
私が訪れた中では、
・ルーヴル美術館
・オランジュリー美術館
・サント・シャペル
は事前予約が必要。少々手間に思えますが、日時を予約していたおかげで、スムーズに入館することができました。

特に人気の時間帯は早く埋まるので、日本にいる間に旅程を決めて予約しておくのがおすすめです。
美術館は「作品」だけではなく「空間」を楽しむ場所
今回訪れた美術館の中でも特に印象的だったのは、オルセー美術館。

時計台から眺めるパリの景色はもちろん、印象派の作品が数多く展示されていて、美術に詳しくない私でも時間を忘れて楽しめました。

そして、いちばん心に残ったのがオランジュリー美術館。
ここで鑑賞したモネの《睡蓮》は、作品を「見る」というより、作品の世界観に包まれるような感覚。静かな展示室でゆっくり過ごしていると、ロストバゲージのことや旅の慌ただしさまで忘れてしまうほどでした。
また、サント・シャペルは入った瞬間に思わず息をのむ美しさ。

壁一面を埋め尽くす高さ約15メートルのステンドグラスから差し込む光は、時間によって表情を変え、まるで宝石箱の中にいるようでした。

正直、「綺麗な教会なんだろうな」くらいの気持ちで訪れましたが、今回の旅でも指折りの感動スポットに。
建物そのものが芸術作品だった「オペラ・ガルニエ」
そうそう、忘れられない場所がもうひとつ。それは、「オペラ・ガルニエ」。
『オペラ座の怪人』の舞台としても知られる歴史的建造物です。

豪華な大階段、天井いっぱいに輝くシャンデリア、細部まで美しい装飾。館内を歩いていると、当時のフランスの芸術や文化の豊かさを肌で感じることができます。

どこを見ても圧倒される美しさで、「劇場」というより、美術館を歩いているような感覚でした。

少し早起きするだけで、旅の景色は変わる
今回の旅で何度も感じたのは、「朝」の魅力。
リヨン旧市街も、カミューの壁画も、シャンゼリゼ通りも、朝は驚くほど静か。
昼間は多くの観光客で賑わう場所でも、早朝ならゆっくり写真を撮ったり、その街本来の空気を感じたりすることができます。

フランス旅行を計画している方は、ぜひ一日だけでも少し早起きしてみてください。
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