穏やかなときの流れに心ほぐれる、スローラグジュアリーホテル
日本三景のひとつとして多くの人たちを魅了してきた松島。ミシュラン・グリーンガイドの三つ星評価のほか、「世界でもっとも美しい湾クラブ」にも加盟している松島に、約20年ぶりに新ホテルとして「YOKI MATSUSHIMA」が開業しました。
ホテルのコンセプトは、「松島の美しい時に浸る」。宿泊だけにとどまらず、豊かな自然や伝統に触れる体験から心身ともに満たされる、松島ならではの新しい旅のスタイルを提案しています。

▲ホテル外観
ホテルまでは松島海岸駅から車で約5分、徒歩の場合は約17分ほど。宿泊者専用の無料の送迎車もあるので、荷物が多くても安心です。

▲ホテルエントランス
体験(Experience)・食(Food)・空間(Space)などさまざまな角度から松島を堪能できる「YOKI MATSUSHIMA」。館内に足を踏み入れた瞬間から、ときの流れをゆるやかに感じるような、非日常の空間が広がります。
松島の魅力が随所に散りばめられた上質な空間
エントランスをくぐると出迎えてくれる、松島の美しい風景を切り取ったようなアート作品。余白のある洗練されたチェックインラウンジは、日常の喧騒を忘れさせてくれるような上質な空間です。

▲松島を象徴する満月や松、島々を象った枯山水のアート
チェックイン後は、ウェルカムドリンクを飲みながらバーラウンジでひと息。ラウンジから見えるホテルの庭園もまた美しく、ゆっくりと眺めていたくなる場所です。

▲ディナー後のデザートや日本茶、アルコールも楽しめるバーラウンジ

▲バーからもロビーからも眺められる枯山水。濃厚な抹茶と爽快な炭酸が融合したウェルカムドリンクも絶品でした
館内には宮城県内の名産品や伝統工芸品など、土地ならでは逸品を手に取れるセレクトショップも。旅の思い出とともに持ち帰りたくなるとっておきのアイテムが揃います。

▲地元で活躍する陶芸家の器や地元食材を使った食品まで、上質なものを厳選セレクト
ホテルの最上階には開放感たっぷりの貸し切り展望風呂を完備。朝日や夕焼け、四季折々の表情を見せる松島の風景を眺めながら、身体も心もゆるむ至福のときを過ごせるのも、ここならではの魅力です。1Fには大浴場も。

▲貸し切り展望風呂「みはらしの湯」からの眺め。貸し切り 45分¥5,500
全室オーシャンビュー&温泉付きの贅沢な客室
客室は全部で26室。窓から松島の絶景が広がるオーシャンビューに加え、全ての客室で地中1500メートルから湧き出る源泉「太古天泉松島温泉」を24時間楽しむことができます。
今回宿泊したのは、温泉かけ流し半露天風呂付 和洋室ツイン。和と洋が調和した和モダンな室内は、日常から離れたい大人の休日にふさわしい上質なつくりで、滞在そのものを楽しみたくなる居心地のいい空間です。

▲温泉かけ流し半露天風呂付 和洋室ツイン
部屋にいながら、「美人の湯」とも称される温泉に浸かり、澄んだ空を眺めたり、月あかりが照らす松島湾を眺めたりしながら過ごす時間は、なんとも贅沢。

▲プライベートな空間でいつでも温泉を楽しめる客室の半露天風呂。とろみのあるお湯に癒されます

▲客室にも地域とつながるアートワークが。壁面には石巻の海岸に打ち上げられた牡蠣殻を使った1点もののアートが飾られ、和モダンな客室を表情豊かに彩ります
アメニティ類が充実しているところも働く女性にはうれしい利点です。クレンジング等の基礎化粧品やブラシなど、お手入れグッズが一式揃っているほか、気になるドライヤーは人気機種・パナソニックのナノケアシリーズ。

▲普段の愛用グッズがなくともしっかりお手入れできる充実のラインナップ

▲旅先でも抜かりなくケアができて安心。客室の半露天風呂には、植物療法士・森田敦子氏が手がける人気トータルライフケアブランドのアイテムが
ほかにも、専用庭付きの広々とした特別室や温泉かけ流し檜露天風呂付きなど、好みのスタイルや人数に合わせて選べるゲストルームがラインナップ。どの部屋も心身ともに整う、やすらぎの客室です。
東北の恵みを五感で味わう、至極のディナーに舌鼓
旅の楽しみのひとつである食事は、「和美旬郷(わびしゅんごう)」がコンセプト。調理長が選び抜いた三陸の海の幸と山の幸をふんだんに取り入れた、五感を刺激される目にも美しい会席料理を堪能できます。

▲レストランの大きな窓からは、天気がよければ朝日が見えるそう。絶景とともに美食を味わえます
最初に提供されたのはお出汁。まずは一番出汁をそのまま、続いて抹茶をたてていただきましたが、これが絶品。意外な組み合わせに驚いたのと同時に、新鮮さも感じました。

▲一番出汁に抹茶を入れ、自分でたてていただく新鮮な一杯。先付の「女川産がぜうに」も贅沢
じんわりと胃腸があたたまったあとは、魚介の先付や地元食材を贅沢に使った前菜、三陸の鮮魚を国産備長炭で藁焼きに仕上げたお造りなど、調理長のこだわりがつまった華やかなひと皿が続々と登場。お酒とのペアリングも楽しみました。

▲「雄勝産帆立・合鴨ロース・松島穴子・仙台茶豆の海老真丈」が並ぶ前菜。個人的に印象に残った「三陸産鱸藁焼き」はぜひまた味わいたい一品。刻み生姜、黒胡椒、わさびとろろとの意外なハーモニーに心奪われました
メインは、宮城県栗原市の関村牧場で育てられたブランド和牛・漢方和牛を炭火カウンターで焼き上げた「栗原の漢方和牛炭火焼」。かむごとに肉本来の旨味が感じられ、素材そのもののおいしさを堪能できました。

▲炭火カウンターで焼き上げた和牛は食べる直前に目の前でカット
食後は1Fバーラウンジでデザートタイムを満喫。抹茶を使った最中やずんだチーズケーキを、ホテルオリジナルの香り高いコーヒーと一緒に楽しみました。
光が差し込んでいた日中とはひと味違う、大人の雰囲気を醸すバーは、こだわりのウイスキーや日本酒、ワイン、山椒スピリッツなどアルコールの種類も豊富。1日の終わりをリッチに彩る、旅ならではの心満たされる夜を過ごせそうです。

▲ずんだと濃厚なチーズが相性抜群
翌朝は、地域契約農家の厳選米を羽釜で炊き上げた銀シャリを主役とした和朝食。調理長のこだわりで、朝食と夕食のお米の銘柄を変えているそうで、ふっくらつややかな栗原産・つや姫は、噛むほどに甘みが広がります。創業120年の丸平かつぶしをはじめとする地域特産のごはんのお供とのコラボもまた、楽しみのひとつ。

▲朝食の一例。献立は季節ごとに変わるそう
焼き魚と出汁巻き玉子のどちらかを選択できる焼き物は、ホテルの方が「ぜひ味わってほしい!」とおすすめしてくれ、出汁巻き玉子を選びました。口に入れた瞬間出汁がじゅわっと溢れ出るようなふわふわの食感は、思わず表情がゆるんでしまうようなおいしさ。丁寧なおもてなしと調理長の細やかな心遣いを感じた朝食でした。
見て、触れて、体験して松島の魅力をより深く感じる、ローカルフォーカス体験
地域との連携を大切にする「YOKI MATSUSHIMA」では、宿泊だけにとどまらない、地元に溶け込んだ体験によってさらに松島の魅力を知り、旅の思い出を深めていく「ローカルフォーカル(地域連携)」のプログラムが充実。

▲今回は草木染めを初体験。初心者でも失敗なく完成でき、思い出のひと品になりました
「手から松島を知る」では、「仙台箪笥」に使われる飾り金具付けや、歴史を感じる「甲冑体験」、世界にひとつだけのオリジナル作品をつくれる「草木染めワークショップ」など、松島や東北に受け継がれてきた文化や手仕事に触れられます。

▲旅の思い出として持ち帰れる飾り金具。甲冑姿での写真撮影もできます
清々しい早朝にしか見られない、松島の絶景を望む「空から松島を知る」非日常の体験も。

▲熱気球体験で見られる空から見た松島は、一生の思い出に
「海から松島を知る」では、小型遊覧船に乗船し、陸からは見られない松島を近距離で体感できます。松島湾に浮かぶ島々は260ほどもあるそう。時間の経過とともにつくり出された洞窟や島の造形など、奥松島の美しさを間近で見られて感動しました。船頭さんのユニークな解説にもぜひ注目を。

▲ひとつひとつ表情の異なる島。中には動物に似たシルエットも

▲エメラルドグリーンに光る美しい洞窟。羽を乾かす愛らしいウミウにも出会えました

▲松島を知るうえで欠かせない震災についての学びも
「陸から松島を知る」では、ホテルキャストの案内とともに、伊達政宗公ゆかりの場所・瑞巌寺をはじめ、歴史ある寺院やスポットを巡ります。荘厳な瑞巌寺内は、伝統的な禅宗様の建築や豪華絢爛な装飾、中庭の枯山水も見どころ。松島の歴史や古くから伝わる文化に触れられる貴重な体験でした。

▲国宝・瑞巌寺
心もほぐれる至極のホテル滞在や名湯はもちろん、松島の地をさまざまな角度から見て、楽しみ、触れられる「YOKI MATSUSHIMA」。ベーシックなホテルステイや観光にとどまらない、新しい旅のスタイルをぜひ体感してみてください。
【YOKI MATSUSHIMA】
住所:宮城県宮城郡松島町松島字東浜5-3
公式サイト:https://yoki-matsushima.jp/



