えっ? ここは茶室?
先月、ベトナムのハノイに出張で行った際、最終日の夜、どうしても最後にもう1軒だけ…! と訪れたBARが素敵すぎたのでご紹介させてください。そのBARは、滞在したインターコンチネンタル ハノイ ウエストレイクから徒歩1~2分の場所にある「WORKSHOP 14」。早めの夕食を終え、ここらへんかなぁと歩いていたら…、扉の奥に木とガラスが美しい建物が。

ラッキーなことに、私たちが訪れた時間は先客がおらず、すぐにカウンターに通していただきました。店内は、天井も壁も床も家具も什器も木製で、どこ切り取っても絵になるインテリア。
店内に入ってすぐに、「ここは、ただものではないBAR」と察知した私たちは、急いでググると、なにやら、オープンして半年でCampari One To Watch Awardという、新進気鋭のBARに贈られる賞を受賞したばかり、ということが判明。どうりで…!
カクテルもおしゃれで美味すぎる!
私はお店の方におすすめされた「HELLO POMELO」をオーダー。フルーティかつ香り豊か、でも甘さ控えめで、お、おいしい!

一緒に行ったライターさんがオーダーしたのは「TET BATHTUB」。飲ませていただいたのですが、すっきりした味だなと思ったのも束の間、パクチーの香りが鼻腔をドドン!と刺激。「えっ⁉ え⁉ なにこれ⁉ おいしい‼‼‼」と感動が止まりませんでした。お店の方に聞いたら、コリアンダーシードを抽出したものが入っているのだとか。

一見炭酸水のような見た目なのに、複雑な味わいが表現されていて感激。このカクテル、また飲みに行きたいなぁ。
バーテンダーさんの制服もおしゃれ!

入店直後は、おしゃれすぎで大丈夫⁉とそわついていた私たちですが、バーテンダーのお兄さんたちがとてもフレンドリーでジェントルマン。東京から来た、と伝えたら、西新宿にミスター・シカヤマというレジェンドのバーテンダーがいる(「ベンフィディック」というお店でした)とか、銀座のミスター・ウエノのBARに行ってみたい(「BAR HIGH FIVE」というお店でした)など、いろいろ話してくれて、楽しいBAR時間を過ごせました。
記事にしたいから写真を撮らせて、とお願いしたら、快くポーズしてくれました(笑)。
女性だけでも安心な雰囲気なのも最高
WORKSHOP14があるのは、旧市街の喧騒を離れた西湖のほとり。静かで、落ち着いたエリアです。お店も、クリーンで開放的な雰囲気で女性2人でも安心。素敵な店内の雰囲気をもっとお伝えしたかったのに、興奮のあまり動画で撮ってしまってここに載せられないのが悔やまれます…。
ハノイにご旅行の機会がある方は、ぜひぜひぜひ行ってみてください。 私たちが訪れていた間にも、女性ひとりでいらしているお客様もいて、本当に居心地のよい素敵なBARでした。

副編集長 小森智子
本誌・デジタル担当。育休中に消えたと思っていた物欲は、復職と同時にいとも簡単に再燃。隙間時間ができると、自然と体がショッピングへと赴いてしまいがちですが、最近は衝動買いはせず数日熟考、という新技も覚えました。そして、お買い物と同じくらい、食べることも大大大好き。