TVシリーズの高い演技力でオファー殺到
大ヒットコミックの劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(現在公開中)で主人公・デンジ役で話題の声優・戸谷菊之介さん(26)がファッション誌『Oggi』に登場。
2024年、第18回 声優アワードで新人声優賞を受賞するなど、いま注目の声優界の寵児に『Oggi』も大注目。人気連載「耳恋♡推しの声が聞きたくて」で、その魅力に迫ります。
2017年に声優発掘のためのオーディション『第6回 アニストテレス』で特別賞を受賞し、翌年、声優デビューを果たした戸谷さん。その約5年後に、TVアニメ『チェンソーマン』の主人公の座をオーディションで射止めます。
その後、『チェンソーマン』での高い演技力が認められオファーが殺到。SNSでも話題となった『WIND BREAKER』の兎耳山丁子役や、人気シリーズ『七つの大罪 黙示録の四騎士』のドニー役など、さまざまジャンルのTVアニメに出演します。
「そこまでやる?」ってほどの準備とは?
オファーが絶えない理由は役づくりへの徹底したこだわり。
「形だけだとやりきった感じがしないし、お客さんにも伝わらないと思うし、自分も納得できないですから。たとえば、役と同じ体勢になってみるとか、同じものを食べながらセリフを喋ってみるとか…作品の中でデンジが『美味い!』と食べていた〝最強のパン〟を自分でつくって食べたりもしました」
また、戦闘シーンがあれば、自分も壁に背中をぶつけてみたことも。
「ぶつかるのは背中でも胸まで衝撃がくるんだとか、こんな声が漏れるんだとか、そういう〝本当のところ〟を考えることが好きなんです」

ここまでやれば、誰にも何も言われないほど準備をしてマイクの前に立つ。あとはもう何も考えない――、その徹底したこだわりにチェンソーマンのファンからは<デンジの声本当にピッタリすぎ>との評価も。
「TVアニメ『チェンソーマン』の収録中は、一週間まるまる作品のことを考えていました(笑)。『そこまでやる?』ってことも、何かそこにヒントがあるかもしれないって思うとやりたくなるんです」
お笑いのネタをつくってイベントで披露
誌面ではファッション撮影にも挑戦しくれた戸谷さん。最旬ファッションに身を包み大人の色気溢れるカットや、爽やかな笑顔を披露してくれています。
ほかにもインタビューでは、過去にお笑い芸人を夢見ていたことや、今でも自分でネタをつくってイベントで披露している、といった意外なエピソードも…。戸谷さんの魅力に触れるインタビューの続きは『Oggi』11月号で。発売は9月27日です。
