今後の動向が注目されるアーティストが登場
「真剣な悪ふざけができる。だから、30代は面白い」
そう語るのは、2024年をもって活動休止した人気バンド Nulbarichのトータルプロデューサー兼ボーカルの Jeremy Quartus(以下、JQ)さん。
今後の動向が注目されるJQさんが、働く30代のファッション誌『Oggi』に登場。ラジオ DJ・サッシャさんがナビゲーターを務める人気音楽連載「働く私に Musik」でOggi世代に向けた仕事論を語ってくれています。
新たな道を考えることもワクワクする

幼少期から音楽に触れて育ち、プロデューサーや作家など、裏方としても活躍してきたJQさん。
その才能が認められるも、「音楽のプロデュースも飽きてきたから、もうやめようかなって。でも、思い出に作ったオリジナルのソロ曲をまわりに配ってみたら、事務所やレーベルが食いついてくれて…やめるつもりが始まっちゃったという(笑)」。
思いがけないきっかけから始まったNulbarichの結成は2016年のこと。
それからわずか2年で武道館ライブを成功させ、日本はもとより韓国や、台湾、中国などでも多くのライブを行ってきました。
その後のバンド活動休止。現在はひとりのアーティストとして新たな活動を模索中と言いますが、今の心境を聞いてみると、返ってきた答えは、「セルフ作戦会議の毎日」。
「今は、怖さもあるし、ワクワクもあります。前は『みんなが喜んでくれたらいいな』ってつくり方だったけど、今は『お前、どうするんだ?』っていう」。
そんな模索する日々の一方で、「それはそれでワクワクしてます」という自分も。「ナルバっぽいかそうじゃないか、新しいか新しくないか、みんなに決めてもらえればいいのかなって」。
30 代からは賢く生きていかなきゃいけない
そんなJQさんに、30代Oggi読者に向けた仕事論について聞くと
「誰かに教えてもらった話なんですけど…、人生で、一番インプットができるのは20代。その成果が出てくるのが30 代。30代はその成果を出しながら、40代に向けた経験を重ねていく。そして40代、50代…と続いていく。30代は経験を得られる時間が20代の半分になる…と。だから30代からは、より賢く生きていかなきゃいけないんですよね」
と、自らの経験と重ねながら語ります。
一方で、年齢を重ねたからこその楽しさが待っているのも30代。
「30代で脱サラしたり、独立する人って多いじゃないですか。20代で培った経験と人脈があることで、趣味や遊びも立派なビジネスにできちゃったりする。大人の悪ふざけができるのも、30代の魅力かなって思いますね」とも。
誌面では、Nulbarichの秘話や、仕事との向き合い方に加え、JQさんの素顔が見えてくる5つの質問も掲載。

「生き方や距離感がやっぱりおしゃれ!」と、サッシャさんも感嘆しきりのインタビューの続きは4月28日発
売の『Oggi』6月号で!