ゴルフファッションにこだわる27歳・河本結プロが「全37試合、同じコーディネートはしない」と語るその理由

人気と実力を兼ね備えた女子プロゴルファー。河本結プロ。2025年シーズン開幕直前、滞在先の「ザ・リッツ・カールトン沖縄」でOggi GOLF班のインタビューに答えてくれました！

ゴルフ

1 「27歳の社会人として、きちんとしたマナーを身につけたい」
2 「自分がいちばん輝ける場所だから、ウェア選びにもこだわります」
3 「初心者さんほど、常に笑顔を忘れないでプレーしてほしいです」
4 「ゴルフが好きだから、コースが見えるホテルに泊まれると幸せ」

「27歳の社会人として、きちんとしたマナーを身につけたい」

5歳でゴルフを始め、2018年からプロゴルファーとして活躍する河本結プロ。Oggi GOLF班が最新号を渡すと、GUCCIのリュックから自身の名刺入れを取り出し、真っ直ぐ目を見ながら「Oggiでファッションを勉強しています。河本結です。今日はよろしくお願いします」と、とても礼儀正しく笑顔で挨拶してくれました。

「27歳の社会人として、マナーは普段から意識して気をつけています。ゴルフ漬けの毎日だと、社会の常識やマナーを学べる機会がどうしても少なくなってしまうので、自分で本を読んだり、調べて勉強したり。

現役生活を終えた後は、何らかの形で社会貢献をしたいと思っているので、今からできることはしておこうと思っているんです。”若いから”、”プロゴルファーだから”で甘やかされてはいけないな、って」

「自分がいちばん輝ける場所だから、ウェア選びにもこだわります」

そんな河本結プロはTPOに応じたファッションを常に心掛けているとか。

「まず試合では、3日間大会なら6着、4日間大会なら8着を持参し、その日の天候に応じて選ぶようにしています。そしてさらに、年間37試合ほどありますが、基本的には同じものは着ないようにしています。それは、トーナメントは私たちプロが最も輝ける場所だと思っているから。コースから一歩離れたら、素敵な女性はたくさんいるし、スタイルのいい人だっていっぱいる。でもプロゴルファーとしてプレーする場は、私たちのステージ。ナイスショットだけでなく、ファッションもギャラリーの方に楽しんでもらいたいだからこそ、ウェア選びはこだわりますね」

▲河本結プロが契約するウェアは「キャロウェイ」

プロゴルファーは大会前に行われる前夜祭やイベントなどに呼ばれる機会も多々。河本結プロは、そんなコース以外でのシーンでの装いもドレスコードを意識しているそう。

▲「ザ・リッツ・カールトン沖縄」で行われたガラパーティには白いワンピース姿で登場。

「前夜祭では大会のスポンサーさんのイメージカラーを取り入れてみたり、会食時にはお店を事前にリサーチした上でコーディネートを考えますね。呼ぶ側の気持ちになって考えれば、それはごく自然のことだと思っています。ちなみに、プロアマで一緒にラウンドする方については、事前に会社のHPを見て事業内容などをリサーチして翌日に臨むこともありますよ。それが会話のきっかけになることも多いですし、私のことも覚えていただけると思うので」

「初心者さんほど、常に笑顔を忘れないでプレーしてほしいです」

働くアラサー女子に人気のゴルフですが、マナーに悩む人が多いのも事実。そこで、河本結プロに初心者女子たちへのアドバイスをお願いしました。

▲ネイルを始め、美容にも気を使っているとか。KOSEとスポンサー契約を結んでいることでも知られる。

「空振りしてもダフっても、ずっとニコニコしていましょう！　ゴルフって個人スポーツなんですけど、人と一緒にプレーするものだから、ラウンドは自分だけの時間でもない。ミスして落ち込んだり凹んだりする気持ちはわかるんですけど、それを終始引きずっていると、周りにも悪い空気が伝播してしまう。だから、常に笑顔を絶やさず前向きにプレーしてほしいです」