〝低めざっくり〟で洒落見え!「ひとつ結び」この夏の正解
どんな不器用さんでも失敗しない! 王道ヘアアレンジのコツときれいめシンプル派にぴったりのヘアアクセも♡
教えてくれたのは…
▲ヘア&メイクアップアーティスト 笹本恭平さん
イルミニ所属。表紙をはじめ、Oggiのイメージづくりに欠かせないキーパーソン。ファッション目線のヘアメイク提案に定評あり。
失敗しない! 簡単「ひとつ結び」の6ステップ
素髪からスタート!
1:コテを使う前に、ヘアミルクで熱によるダメージを防御!
手のひらにミルクを2〜3プッシュ分とったら、両手にしっかり広げておく。両手のひら全体を使って、手グシを通すようにミルクを髪全体になじませていく。コテの熱で水分が蒸発し、髪がパサついて見えるのをブロック。
▲ルベル/タカラベルモント|トリエ ミルク 5(140ml) ¥1,650(ヘアサロン専売品)
軽い質感で髪になじみ、束感と動きのあるスタイルに。
2:毛先を中心にゆるく外巻きにしていく
髪を上下ふたつにブロッキングしたら、32㎜くらいの太めのコテを使い、毛先を外巻きにワンカール。結んだときのニュアンスづくりのひと手間なので、きれいに巻かなくてOK。ラフなニュアンスをつけるイメージで行って。
▲クレイツ|カールプロ SR 32mm ¥10,670
髪にフィットする独自の加工プレートで、ツヤのあるカールを実現。10段階での温度調節が可能。
3:中間の毛束は内巻きにしてゆるいウェーブヘアに
毛先を巻いたら、その上の部分は内巻きに。コテで2の巻き部分より上の毛束を挟み、内側に巻き込んでワンカールさせる。2と3の動きを、髪の根元ギリギリまで繰り返したら、ゆるやかなウェーブヘアの完成。ざっくりな仕上がりでOK。
4:追いミルクでニュアンスをつくりながら毛束をまとめる
髪全体をゆるいウェーブに巻いたら、1で使ったミルクをもう1プッシュ分だけ、手のひら全体でなじませていく。ミルクをなじませながら、手グシで毛束をひとつにまとめていく。表面がペタッとしないよう、あえてザクザクッとラフに。
5:ざっくり髪をまとめたら首のつけ根でひとつに結ぶ
手グシでザクザクッと毛束をひとつにまとめたら、細めのゴムでしっかりと結ぶ。結ぶ位置はなるべく低めに。首のつけ根のポコッと凹んだ部分で髪をまとめると、後頭部の丸みがきれいに見える。
ゴムの上にバレッタを留めてもOK
▲バレッタ¥13,200(フーブス〈IRIS47〉)
結び目の上にバレッタを留めれば、ヘアゴムのカモフラージュにも。シンプルなひとつ結びも、存在感のあるヘアアクセのおかげで格段にあか抜けて見える。
6:後れ毛を引き出して顔まわりにニュアンスを残す
顔まわりの毛束を指でつまみながら、少しずつ引き出していく。自然にこぼれた後れ毛も、指でくしゅくしゅっとつまむようにまとめてニュアンスづけ。このひと手間が、洒落見えのポイント。
【衣装】シャツ¥15,400(エミ ニュウマン 新宿店〈エミ アトリエ〉)
2024年Oggi7月号「“低めざっくり”で洒落見え!『ひとつ結び』この夏の正解」より
撮影/三瓶康友(人物)、橋口恵佑(静物) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) スタイリスト/石橋蘭子 モデル/古畑星夏 構成/火箱奈央
再構成/Oggi.jp編集部