春おしゃれをはじめる、ヘアTIPS
毎日の朝の支度の仕上げに、これさえできればグンとおしゃれ! そんな今っぽテクニックだけをギュッと集めてお届けします。
ハンサムめコーデに合わせるヘアは〝5割ウエット〟が新しい!
オーバーサイズをばさっとはおるようなかっこいいスタイリングに合わせるヘアは、モード感あるウエットが鉄板。ただし、春はウエットとドライの比率に注意。
髪のトップはドライ、毛先はほんのりウエットという新バランスで軽やかさを意識して。夏のようにデコルテや腕の露出がないぶん、ウエットすぎると抜け感がなくなってしまうから。比率を変えて春コーデに合うバランスへと落とし込んで。
サックスブルーのシャツ¥42,900・インに着たニット¥23,100(インターリブ〈サクラ〉) インに重ねたストライプシャツ¥22,000(アンタイトル) スカート¥35,200(ルスティック ショールーム〈ルスティック〉) バッグ¥41,800(T-square Press Room〈テラ〉) 靴¥59,400(ハルミ ショールーム〈アキラナカ〉) イヤーカフ[片耳]¥4,950・バングル¥6,050(ロニ)
こんなヘアはNG
10割ウエットだと、春には重すぎる…。
軽やかさも残した「5割ウエット」のつくりかた
髪のトップはドライ、毛先はほんのりウエットというバランスで、軽やかさのある「5割ウェット」のつくりかたと、使用アイテムをチェック!
Use these!
ヘアワックス
適度なセット力のあるバームミルク状。
▲アリミノ ダンスデザインチューナー|ポッピンフィグ 80g ¥1,980(美容室専売品)
ヘアオイル
髪のエッジがしっかりと出る重めのタイプをチョイス。
▲ホーユー ナイン|マルチスタイリングオイル リッチ 100ml ¥3,080(美容室専売品)
HOW TO
1.髪の中間から毛先に水スプレーを吹きかける
髪全体をブローし、キレイすぎないストレートに。その後、中間から毛先を軽く水で濡らす。このひと手間でオイルがベタッとつきにくく。
2.中間から毛先の毛束にヘアオイルをもみ込む
髪のボリュームや空気感を残すため、Bのオイルは面でつけるのではなく、毛束単位で塗布。指先で軽くねじりながらつけていくのがコツ。
3.オイルとワックスを混ぜ、髪の中間から毛先に動きを出す
ランダムにポイントで動きをプラス。BのオイルとAのワックスを混ぜたものを中間から毛先になじませる。毛束を取ってラフに塗布して。
4.前髪は毛先のみにオイルをなじませる
前髪も根元から中間はドライな質感をキープして、髪全体のスタイリングに統一感を。ごく少量のBを毛束単位でなじませて。
プロふたりがバランスを分析!
ヘア&メイク林由香里さんとスタイリスト縄田恵里さんがファッションとヘアスタイルのバランスについて分析してくれました!
縄田さん:この春は引き続きレイヤードがトレンド。シャツ2枚重ねのハンサムなスタイリングを意識してみました。
林さん:新鮮! こういうコーデのときはヘアをウエットにして引き締めたくなるんですが、春はやりすぎ禁物です。
縄田さん:全部ウエットでピタピタにすると、抜け感がなくなっちゃいますしね。軽やかな春の気分も考えると、5割ウエットの考え方に納得!
林さん:キメキメのストレートにせず、少し癖毛のようなニュアンスを出してラフさを残したところもポイントです。
2024年Oggi3月号「春おしゃれをはじめる、5つのヘアTIPS」より
撮影/柴田フミコ(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/縄田恵里 モデル/有末麻祐子 イラスト/green K 構成/安井千恵、野澤早織
再構成/Oggi.jp編集部