春おしゃれをはじめる、ヘアTIPS
毎日の朝の支度の仕上げに、これさえできればグンとおしゃれ!そんな今っぽテクニックだけをギュッと集めてお届けします。
軽やかな春服には「エアリーなダウンスタイル」
一年で最も出番が多いであろうダウンスタイルこそ、季節感やトレンドを意識してファッションとの相乗効果を狙いたい。空気感を含んだ軽快なダウンスタイルなら、春らしく明るいムードのワントーンコーデにも相性抜群。
〝不規則な揺れ感〟がポイントになるヘアゆえに、ざっくりとした巻き方でもサマになるのがうれしい。
コート¥68,200・カーディガン¥53,900・カットソー¥16,500・スカート¥71,500(エイトン青山〈エイトン〉) バッグ¥121,000(J&M デヴィッドソン カスタマーセンター〈J&M デヴィッドソン〉) 靴¥59,400(T-square Press Room〈テラ〉) ピアス¥30,800(ボウルズ〈ハイク〉) 〝quip queint〟のネックレス[2連]¥19,800・ブレスレット¥19,800・〝IRIS47〟のリング¥15,400(Hooves)
こんなヘアはNG
髪に動きがないとコーデもあっさり見えがち。
「エアリーなダウンスタイル」のつくりかた
ここからは春ファッションにぴったりな「エアリーなダウンスタイル」のつくりかたと、使用アイテムをチェック!
Use these!
38㎜のコテ
電源を入れて約90秒で使用できるクイック仕様は、忙しい朝にも大助かり!
▲クレイツ|カールプロ SR 38㎜ ¥10,670
クリームワックス
自然なまとまり感を再現。アルガンオイルがベースで、ハンドクリームとしても使用できる。
▲Dict YAY|フォロークリーム 70g ¥2,530
メンズ用ワックス
根元の立ち上げに最適な高いセット力とソフトな仕上がりを両立。
▲ファイントゥデイ ウーノ|マットエフェクター f 80g ¥836(編集部調べ)
HOW TO
1.毛束をざっくり取り毛先を外巻きに
まず髪全体を水で濡らし、ざっとドライヤーで乾かすことで寝ぐせをリセット。Aで毛先を外側にワンカール。
2.同じ毛束の中間を内巻きにする
1で取った毛束の中間を今度は内巻きにしてウェーブをつくる。これを全体に繰り返す。適宜、毛先内巻き・中間外巻きもMIXして動きを出して。
3.ハチ上の毛先を後ろにすべらせる
ハチ上の髪をざっくり取り、毛先をすっと後ろに流して空気感をプラス。コテに髪を巻きつけるのではなく、すべらせるイメージで。
4.トップの髪を根元まで巻きつける
頭頂部の髪を取ってコテで毛先を挟んだら、根元までしっかりと巻きつける。こうすることでトップが立ち上がり、全体のエアリー感がUP。
5.メンズ用ワックスで根元の立ち上がりをキープ
Cのワックスを小指の爪サイズくらい取って指先になじませる。トップの根元を立ち上げるようにもみ込んで、立体感をキープ。
6.軽めのワックスで全体に毛束感をプラス
指の第一関節くらいの量を目安にBのクリームワックスを取る。指先になじませたら、毛先を中心に毛束をつくるように塗布していく。
プロふたりがバランスを分析!
ヘア&メイク林さんとスタイリスト縄田さんがファッションとヘアスタイルのバランスについて分析してくれました!
縄田さん:春になったらまず着たくなるのが、明るいトーンのアイテムですよね。
林さん:このコーデ、抜け感があって素敵! 髪にもエアリー感が欲しくなりますね。
縄田さん:服のテンションと髪がリンクしていると、こなれ感が倍増する気がします。つくづく髪って、服をさらに輝かせてくれる存在だなと…!
林さん:大事にしたいのはラフ感。巻くときの適当さが洒落たニュアンスにつながるので、不器用さんもぜひトライを。
2024年Oggi3月号「春おしゃれをはじめる、5つのヘアTIPS」より
撮影/柴田フミコ(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/縄田恵里 モデル/朝比奈 彩(Oggi専属) イラスト/green K 構成/安井千恵、野澤早織
再構成/Oggi.jp編集部