「indigo la End」がOggiに登場! 久々のフルアルバムが生まれるまで
川谷絵音(ボーカル・ギター)、長田カーティス(ギター)、後鳥亮介(ベース)、佐藤栄太郎(ドラム)からなるロックバンドindigo la End(インディゴ ラ エンド)。歌とギターのツインメロディと独創的なサウンドが魅力の“indigo”が、実に2年8か月ぶりのアルバム『哀愁演劇』をリリース。
収録曲『名前は片想い』がサブスクやTikTokなどでバイラルヒットし、新たにSNS世代のファンを増やし続ける彼らが、ファッション誌『Oggi』の音楽連載「働く私にMusik(Musikはドイツ語で音楽の意味)」に登場!
ナビゲーターを務める人気ラジオDJ・サッシャさんが、新アルバムの“大きな変化”について彼らに迫ります。
▲川谷絵音(ボーカル・ギター/中右)、長田カーティス(ギター/中左)、後鳥亮介(ベース/左)、佐藤栄太郎(ドラム/右)
バイラルヒットで気づいた今、求められている音楽
川谷さん「『名前は片想い』という曲がバイラルヒットしたことは、アルバム制作の方向性が切り替わった要素のひとつだと思います」
サッシャさん「今までの〝indigo〟とは、また違うキャッチーさのある曲でしたよね」
川谷さん「大衆音楽というか、ポップスとしてちゃんと聴かれるものを…と。今回のアルバムの中には、それを機に捨てた曲もあれば、新たにつくった曲もありますね。僕らは、〝ザ・ロックバンド〟にはなれないなって。なりたいわけでもないんですけど」
長い制作期間を経て生まれたのは、これまでの独創的な音づくりとは一線を画す音楽。
「ロックバンドなんだけど、ポップミュージックが成立している」(後鳥さん)。
「川谷は、昔からキャッチーさを気にして曲をつくっていますけど、最近はその精度があがっているように感じます」(長田さん)
今回のアルバムは、前作と比べて演奏力とアレンジ力が向上した“大人のサウンド”も聴きどころ!
サッシャさん「答えを模索している…そんな”indigo”の今が表れているところも、このアルバムの魅力と言えそうですね」
川谷さん「曲って、リリースしてみないと正解がわからない。僕らが100点だと思っていた曲がリスナーにとって80点だったり、その逆だったりもする。だから、自分を100%で信じないようにもなりました。今までいいと思っていなかった音楽を、あえて聴くようになったりとか…」
「私生活にはみんな干渉しない、だけど仲がいい」
インタビューでは、バンド結成時から13年、長く続く秘訣についても言及しています。
「“indigo”は、あまり仲が良くないみたいなものを売りにしているんです。ちょっと冗談でやっているんですが(笑)」と、川谷さん。また佐藤さんは、「私生活にはみんな干渉しない、だけど仲がいい」と語ります。
ほかにも、Oggi世代の生き方のヒントになる考え方についても話してくれました。
indigo la Endのインタビューの続きは、2023年10月27日発売の『Oggi』12月号で、ぜひチェックしてみてください。
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