音楽界のトップランナーが『Oggi』に登場
東京、愛知、大阪、神奈川の全国4都市をめぐるアリーナツアーを大盛況で開催中の音楽ユニット・いきものがかりが、ファッション誌『Oggi』に登場!
ラジ DJ・サッシャさんがナビゲーターを務める人気音楽連載「働く私に Musik」(Musik はドイツ語で音楽 の意味)で、26年の軌跡と、これから先へ馳せる想いについて語ってくれました。
「自分のことがちょっとわかってきた30代、そして…」
2006年、『SAKURA』でメジャーデビュー。『ありがとう』など、世代、時代を超えて愛される数々のヒット曲を生み、国民的アーティストとなった、いきものがかり。
2024年11月には、結成25周年を迎え、日本武道館で自身初となる弾き語り公演を成功させました。

路上ライブを経て、大学卒業と同時にメジャーデビュー。その当時を、ボーカルの吉岡聖恵さん(写真左)が振り返ります。
「どんな曲でデビューするか全然決まらなくて、曲づくりも歌唱も千本ノックを受けるように何度もトライ&エラーを繰り返して」。
ギター・ピアノ担当の水野良樹さん(写真右)は、「ずっと曲をつくってて、訳がわからなくなって。まわりの大人たちも、最後には『もう好きなようにつくりなさい』と。それでできたのがデビュー曲 『SAKURA』だったんです」と、ヒット曲の誕生秘話を明かしてくれました。
その後、音楽界のトップランナーとして活躍してきた、いきものがかりですが、30代に大きな転機を迎えます。 結成 10周年の翌年となる2017年、〝放牧宣言〟として活動休止を発表。
その後、約1年10か月後に活動を再開しますが、2021年には、結成メンバーのひとり・山下穂尊さんがグループを卒業することになります。
「さまざまな変化が起きた30代は、おふたりにとってどんな時期でしたか?」とサッシャさん。
「グループについて考えることがすごく多くて、個人的にはつらい時期でしたね。でも、50歳くらいになったら『あの30代があったから、 40代は楽しかったね』なんて言ってるかも…とはなんとなく思います」と、水野さんが答えます。一方、吉岡さんは成長を遂げる時期だったと振り返ります。
「私は歌のことばかりなんですけど…(笑)、20代でがむしゃらに目指していた〝強く明るく届けること〟が、30代でできるようになってきて。軸ができたのか、変化していけるようにもなりました。夢中で走っていた20代、自分のことがちょっとわかってきた30代、そして今はまた新たな発見ができる時期なのかなって思います」。
「いろんな曲を歌いたいし、歌えるぞ!と感じている、今はそんな状態」
誌面では、モード系のスタイリングで魅せるふたりのカットのほか、最新アルバム『あそび』の誕生秘話や、ふたりの素顔が見えるプライベートな質問も掲載。
「実は次の曲をもう録り終えているんですけど、それもまた新しく感じられていて。いろんな曲を歌いたいし、歌えるぞ!と感じている、今はそんな状態です」(吉岡さん)

――新たな成長期を迎えている、いきものがかり。読み応えたっぷりのインタビューの続きは6月27日発売の『Oggi』8月号で。