渾身の写真集のテーマは『as is』=「ありのままの姿」
モデル・矢野未希子さんが出演からディレクションまでを手がけた渾身の写真集『as is』がついに発売に!
Oggiでも活躍されているフォトグラファー東 京祐さんとタッグを組み、1年にわたり撮影を敢行。ヘアメイク、スタイリストは、撮影の都度いろんな方にお願いする方法を取り、矢野さんが気になっていた方に初めてオファーすることもあったそう。
約5メートルの毛糸を頭に編み込んだ状態での水中撮影や、極寒の雪国での撮影、真夏の砂漠での撮影など、過酷なシチュエーションでの撮影を経て出来上がった作品は、躍動感がありつつも吸い込まれるような、静謐な雰囲気。
自然に身を委ね、伸びやかなポージングと、ありのままの姿や表情が切り取られています。
発売を記念した展示は初日から大盛況!会場はすみずみにまでセンス溢れるこだわりが
編集部もおじゃましたKarimoku Commons Tokyo展示は、すでに初日の開場前の時点で整理券は100番台近くに!たくさんの人が訪れたにぎやかな会場では、矢野さんのご自宅にあるレモンの葉のシロップとほうじ茶のブレンド茶がふるまわれ、ギャラリー内も@aromaが手がけた香りが漂う癒される素敵な空間が広がります。
会場であるKarimoku Commons Tokyoの空間デザインは建築家・芦沢啓治さんによるもの。写真集のテーマや雰囲気を伝え、細部まで打ち合わせをしたそう。カリモク家具による額装などディテールまでこだわった展示に。
(左)「スカートかわいいですね」、「これ、クラゲをイメージしたスカートなんです」と来場者の方と気さくにやりとり。ひとりひとりに向き合う時間を丁寧に取っていた矢野さん。
(右)会場で振舞われたのは矢野さんのご自宅で採れたレモンの葉を煎じたブレンド茶。
布張りの凝った装丁から、ハッとするようなディテールへのこだわり、インテリアとして飾っても素敵な佇まいの一冊は自ら印刷所まで足を運ぶこだわりよう。
撮影のみならず、写真のセレクトから構成、表紙の生地選び、デザイン…ゼロから完成まで向きあったことで生まれた、矢野さんのこだわりがたっぷりと詰まっています。
Oggi 専属モデル卒業がきっかけになった写真集制作
Oggiの歴代カバーモデルのひとりである矢野未希子さん。今回の写真集は、2019年のOggi卒業後、少し時間ができたことが制作のきっかけになったんだそう。
専属モデル時代も、自身の興味のある花や植物に触れる連載を持ち、好きなものについて真剣に向き合うことを大事にしていた矢野さん。
「初めての自費出版の写真集だったこともあり、撮影内容はもちろん、本の素材やデザインひとつひとつにとことん自分の好きを詰め込みました」(矢野さん)という今回の写真集は、クリエーションへの情熱、美的センスやプロデュース力が結実した内容になっています。
興味のあるものを掘り下げ、極め、新たな道を開拓していく矢野さんのスピリットが詰まった渾身の展示と写真集。矢野さんの視点やアティチュードは、Oggi読者の皆さんも共感し、大いに刺激を受けるはず。
展示は6月25日(日)まで開催。写真集はオンラインでも販売予定。
【写真集『as is』概要】
書名:『as is』
体裁:136ページ:300 ☓ 240(B4変形)※ポスター付き
販売価格:1冊 ¥11,000(税込)
販売方法:写真展会場にて数量限定で先行販売予定。写真展終了後、数量限定でオンライン販売予定。
【写真展 概要】
開催日程:6月25日(日)まで12:00~18:00
開催場所:Karimoku Commons Tokyo(東京都港区西麻布2-22-5)
入場料:無料