「休日アウトドア」のおしゃれには、メイクも重要!
ぺたんこやスニーカーのカジュアルファッションにしっかりメイクは、ちょっと違和感。「休日アウトドア」のおしゃれには、メイクも重要なんです。
シャツ¥17,600(エレメントルール カスタマーサービス〈バビロン〉) キャミソール[カップ付き]¥4,400(ナノ・ユニバース カスタマーサービス〈ナノ・ユニバース〉) イヤーカフ¥4,200(グレイ〈グレイ〉) チョーカー¥12,100(フォーティーン ショールーム〈イン ムード〉)
高機能の“頼れるUV”さえあれば、ベースメイクはこと足りる
自然光の下での厚塗りは、すべてを台無しに…
「ファンデやコンシーラーは潔くお休みして、UVのみで仕上げる。そのくらい振り切るほうが、屋外で過ごす日の肌はキレイに見えます。あえて粗を隠しすぎないことで生まれる開放的なムードは、休日気分をより盛り上げてくれる! 実はこれ、試行錯誤を経てたどり着いた、私のリアルなベースメイクでもあるんです」(ヘア&メイクアップアーティスト・ 中山友恵さん)
休日アウトドアのベースメイク
ベースメイクマッピング
使用アイテム
▲カネボウ化粧品 アリィー|クロノビューティ カラーチューニングUV 03 [SPF50+・PA++++] 40g ¥1,980(編集部調べ)
肌色補正UVで9割仕上げる。UVカット効果はもちろん、美肌効果も侮れない!
▲シュウ ウエムラ|アンリミテッド mopo ルース パウダー 15g ¥6,380
仕上げにサブ使いしたいトランスルーセントパウダー。自然光の下でも粉感ゼロ! 塗った感もなし! テカりやくずれを防ぐ効果も。
How to
手のひらに一度取ってから、顔の中心から外側に向けて塗る。フェイスラインと口周りは厚くならないように注意して全体に伸ばしたら、ハンドプレスしてなじませる。スポンジは油分を吸ってしまうので手が◎。
日焼けしやすい頬の高い部分は、多少厚くなっても目立たないので、気になる人は重ね塗りを。
粉はたとえ少量でも、あるとなしではもちが違うのでマスト! ブラシより密着するパフを使って、眉間、目周り、小鼻周りにのせる。この3か所以外はパウダーをのせず、ツヤを活かすのが正解。
お直しするなら…
▲イヴ・サンローラン・ボーテ|ラディアント タッチ グロウパクト [SPF50+・PA++++] 全6色 ¥9,350
粉ものはNG! クッションなら手軽に美肌を再現。ツヤとカバー力のバランスがよく、自然光の映える肌が瞬時に復活。
アウトドア好きの美容プロが、レジャーシーンの“顔問題”について語る!
▲ヘア&メイクアップアーティスト・ 中山友恵さん
ベースメイクにこだわりあり! 大好きなフェス「The Greenroom Festival」には10年前から参戦。最近は木部さんの影響で、キャンプもデビュー!
▲ヘア&メイクアップアーティスト・木部明美さん
カラーメイクにこだわりあり! キャンプ、ピクニック、フェス、テニス…etc. 愛犬のぷく&ぽちょと一緒に、アウトドア全般を嗜む。
アウトドアシーンのメイクは“肌”が重要
木部:アウトドアシーンのメイクで気になることって何?
中山:断然、肌ですね!
木部:だよね。白すぎたり、厚塗りだったり、肌が“その場”から浮いてる人が多い印象。
中山:肌は面積が広いから、良くも悪くも目立つ。浮くくらいならいっそ潔く塗らないほうがましと思ってしまう…。
上手にカラーを取り入れてポイントメイクを盛るのが醍醐味!
木部:わかるわかる。極論ね。もちろん何もしないのは無理だけど、ファンデまでしっかり塗る必要はもはやないよね。その分ポイントメイクを盛っても許されるのが、アウトドアの醍醐味。カラーを上手に取り入れてると“おっ!”となる。
中山:なるなる! わかってるな〜と、センスを感じますよね。
木部:そう思うと、肌を丁寧につくって、なじみカラーでポイントメイクをするふだんのオフィスメイクの逆かもね。
中山:ですね! 真逆と思ったほうがいい。じゃないと、平日を引きずった、中途半端な顔になっちゃいますから。
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2023年Oggi7月号「ヒールを履かない休日は、いっそファンデも塗らない!」より
撮影/花盛友里(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/兵藤千尋 モデル/泉 里香(Oggi専属) 構成/杉浦由佳子
再構成/Oggi.jp編集部